セコムのHPでは 「安否みまもり」とか「親の見守り」とかで、新たにセコムを導入するプランが提案されています。
しかし、私めのように、既にセコムのホームセキュリティーを導入済みの場合、一人生活者が室内で倒れた場合の「安否確認」サービスを追加するにはどうすればいいのかを セコムお客様相談センターに問い合わせました。
セコムお客様相談センターは、我家に装備済みのホームセキュリティーの内容を確認して、安否確認サービスを どういう風にすれば追加できるのかを、検討させて下さいとのことでした。
数日後、電話連絡してくれた検討結果は、以下のようなものでした。
我家には、空間(人感)センサーが、2個取付けてあり、1個は1階リビングに入るドアの上に取付けてあり、廊下/トイレ/玄関の方を向いている。 もう1個は2階寝室に入るドアの上に取付けてあり、踊り場/階段/トイレ/納戸の方を向いている。 これら2個の空間(人感)センサーの設定を変えれば、「12時間」人を検知しない(→ トイレに行かない)と、私めが倒れていると判断して、緊急対応センターに警報を発信するように容易に変更が出来る。
(↓)が既に取付けてある空間(人感)センサー。
新たなセンサー類の取付けは不要で、ソフトウェア―の変更のみで対応可能なので、追加料金も月額100円!です。
上記の「12時間」はセコムの全国統一の設定時間なので、原則 変更は不可で、もし変更するなら本社の許可が必要との由。 「12時間」はちょっと短いのではないか? と疑問視した私めに、本社の許可をもらうためには裏付けデータ(→ 倒れてないのに、倒れていると誤判定した回数など)が必要なので、「12時間」設定で1週間のトライアルをやりましょう! と提案されました。
翌日 技術者が来て、ホームコントローラーを開けて、空間(人感)センサーの新しいプログラムをインストールしてセンサーの設定値も変えました。(↓)
「12時間」設定で1週間のトライアルの結果、誤判定は一度もなかったので、直ぐ正式に採用実施することにしました。
そこで、セコムから、首にかける緊急通報ボタン(↓)を渡されました。 これは、例えば、私めが階段から落ちて脚を骨折して動けない場合、12時間待つことなく、この緊急通報ボタンを押せば、セコムに緊急通報が出るという訳です。 この緊急通報ボタンを、できる限り、常時首にかけるのが、セコムのシステムの一環だというのです。 別に異論はないのでOKしました。
元々のセコムのホームセキュリティーにも、緊急通報ボタンの付いた小箱を渡されていたのですが、今回の「12時間」や首掛け緊急通報ボタンは、命の危険がある緊急通報なので、セコムは救急車を呼ぶ(119番通報する)のですが、ホームセキュリティーの小箱からの緊急通報は、例えば、泥棒が窓ガラスを割ろうとしている場合で、セコムは警察に通報するんだそうです。 同じような緊急通報ボタンですが、緊急の意味合いが違うので、使い分けて下さい、と言われましたです。
(↓)ホームセキュリティー用の緊急通報ボタンの付いた小箱(左側)と 壁掛け用取付け枠(右側)。
ということで、高齢一人生活者の私めの安否確認サービスが超格安で開始されましたので、一安心ですわ。 息子も喜んでおりました。