年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

フェルメール関連写真(#21) : フェルメールの墓

2012年07月05日 | フェルメール

フェルメールの墓は、デルフト市中心部マルクト広場から少し離れた 旧教会内 にあります。(↓)


墓といっても、旧教会の一番後方の床のタイルに 「Johannes Vermeer 1632 - 1675」と刻まれたタイルがあるだけです。 このタイルの下にフェルメールが眠っているということです。 

(↓)がデルフト市中心部マルクト広場付近のグーグル写真地図です。 
デルフトの街は何度も通った懐かしい街です。 


(↓)がマルクト広場と市庁舎です。(1996年11月16日撮影)


(↓)が 反対側にある新教会です。(1996年11月16日撮影) 



これで「フェルメール」シリーズは 一旦 終りとします。  
長い間お付き合い頂き ありがとうございました。 


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フェルメール関連写真(#20) : フェルメールが住んでいた家

2012年05月05日 | フェルメール

オランダ、デルフト市中心部のマルクト広場に面した(↓)の右端の家が、Mechelen という名前のホテルだった家で、左側の隣接家屋と共に、フェルメールの父親 Reynier Jansz が1641年4月23日に購入し、フェルメールも住んでいた家です。 



私めが訪れた1996年11月、1階にはデルフト陶器を販売する店が入っていました。 ショーウインドーに陶器が並べられいるのがお判り頂けると思います。 

(↓)が横手から見た家です。 


(↑)で、2階の壁にはめ込まれた銘板の大写しが(↓)です。 


1632年10月生れの Jan Vermeer が、Mechelen という名前のホテルだったこの家に住んでいたという意味です。 


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フェルメール関連写真(#19) : ボストン美術館

2012年04月06日 | フェルメール

(↓)の絵は フェルメールの作品ではありません。

フェルメール作品「#35/ヴァージナルの前に座る婦人」に 「絵の中の絵」として描かれている絵です。 フェルメールと同じオランダはユトレヒトの画家 Dirck van Baburen (c.1595-1624)の作品「The Procuress」(娼家にて/1622)で、アメリカのボストン美術館が所蔵しています。

1996年8月、ドイツから米国東海岸に旅した「フェルメール鑑賞旅行」時にボストン美術館で(8月24日に)撮った写真です。




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フェルメール関連写真(#18) : メトロポリタン美術館(5)

2012年03月13日 | フェルメール
 
(↓)は、アメリカ ニューヨーク市にある メトロポリタン美術館 が所蔵するフェルメール作品の一つ 「#33/信仰の寓意」です。 
 
 
腕組みしている手の上に撮影日付(96.8.22)があるのですが、お判り頂けますか?  ドイツから米国東海岸に旅した「フェルメール鑑賞旅行」時の写真です。 
 

 
 
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フェルメールの新聞記事 (2012年2月27日)

2012年02月27日 | フェルメール

本日2月27日の朝日新聞の文化面にフェルメールが取り上げられております。

フェルメールについては たいした内容は書いておりませんし、朝日新聞主催の美術展(6/13~)の宣伝記事のようです。
このブログに記事のURLを貼ろうとしたのですが、貼れそうにないので、以下にコピーを貼っておきます。




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フェルメール関連写真(#17) : アイルランド国立美術館

2012年02月20日 | フェルメール

このフェルメール作品「#31/メイドを傍らに待たせて手紙を書く婦人」が、首都ダブリンにあるアイルランド国立美術館 が所蔵するようになった経緯は知りませんが、この(↓)の写真を撮った経緯は今でも鮮明に憶えております。


ドイツ駐在時代に、私めの業界の ある国際会議がアイルランドの首都ダブリンで開かれることを知り、参加してみたいと上司にお伺いを立てましたら、意外にもすんなりOKが出ました。 ダブリンに降りたつやいなや 直ちに国立美術館に行って、警備員のオバサンに撮ってもらったのが、このピンボケ写真です。

(↓)の写真で 1996年9月13日の日付が読み取れますが、その日は「13日の金曜日」だったことを憶えております。 警備員のオバサンと、今日は「13日の金曜日」だねと話をしたことを今でも憶えておりますので…。



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フェルメール関連写真(#16) : ルーブル美術館(2)

2012年01月17日 | フェルメール

フランス、パリのルーブル美術館が所蔵するフェルメール作品2点の内の「#29/レースを編む女」です。 (もう1つの「#27/天文学者」の写真は こちら です)


ルノワールが、「ルーブルにある世界で最も美しい二つの絵」と言った一つがこの絵なんですが、小さい作品です。 左側の絵が何なのか、今となっては不明です。(汗;)

(↓)は96年12月27日撮影のもので、絵が大きくはっきりと写っています。 



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フェルメール雑学(#6) : もろもろ

2011年12月14日 | フェルメール

私めの フェルメールの雑学メモ です。


(その1)
17世紀の絵は、若さの美しさを強調する為に、若い男女に年取った皺だらけの老人を一緒に描くのが普通だが、フェルメールはそうしていない。 年寄りが描かれているのは初期作品の「#04/娼家にて」のみである。

また、フェルメールは当時流行した主題である子供も犬も描いていない。 彼は子供を「#07/小路」に、犬は「#03/ディアナと同伴者達」に描いているのみ。

(「#06/居眠りをする女」には最初犬が描かれていたが、結局消されている)


(その2)
「#14/ミュージック・レッスン」に描かれているヴァージナルの蓋の文字から、このヴアージナルはアントワープのJohannes Ruckcrs (1578 - 1642) 工房が1640年に製作した4台の内の1つと判明している。 Constantijn Huygens が注文した。(彼は1663年にフェルメールを訪問した仏外交官 De Monoconys と一緒にロンドンに行った)


(その3)
フェルメールは、絵にリアリテイーを出すと共に、光学的な効果を引き出し、醸し出すムードを強調する為に、絵の具を重ね塗る技法に精通していた (初期の作品から重ね塗り技法を使用)。  更に、3次元空間のイルージョンを創出し、見る人の感性に訴える為に、透視画法の重要性を知りつくしていた。  また同時に、色の心理学的なインパクトの重要性にも気づいていた。


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フェルメール関連写真(#15) : ルーブル美術館 (1)

2011年11月05日 | フェルメール
 
フランス、パリのルーブル美術館が所蔵するフェルメール作品2点の内の「#27/天文学者」です。 1996年10月2日の撮影日がはっきりと読めます。 
 

 
 
この写真の右側の絵は、フェルメール作品の「#10/グラスのワイン」と「#11/ワイングラスを持つ女」で、広い部屋の隅のシーンという構図上のテーマを借りたとされる同世代のオランダ人画家 ピーター・デ・ホーホ Pieterr de Hooch (1629-84)の1658年の作品「Woman Drinking with Soldiers 」(兵士達と一緒に酒を飲む女)です。 
 
「#27/天文学者」よりも、このピーター・デ・ホーホの絵を見に行ったパリ行きでした。 
 
 


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フェルメール関連写真(#14) : メトロポリタン美術館 (4)

2011年09月19日 | フェルメール

アメリカ、ニューヨークにある有名なメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)が所蔵する、フェルメール作品のうちの一点 「#25/若い婦人の肖像」です。



1996年8月、アメリカ東海岸にある未鑑賞のフェルメール作品6点を見る為に、当時住んでいたドイツ、フランクフルトからニューヨークに行きました。 その時に撮った写真の1枚です。


尚、メトロポリタン美術館に行った時に撮った「#06/居眠りをする女」「#17/リュートを持つ女」「#18/水差しを持つ女」の写真は、既に見て頂いております。


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フェルメール関連写真(#13) : 王立マウリッツフイス美術館

2011年08月02日 | フェルメール

フェルメールの母国、オランダのデンハーグにある王立マウリッツフイス美術館は、フェルメールの作品 3点を所蔵しております。 その1つが、フェルメールの代表作 「#22/真珠のイアリングをつけた少女」です。

 

他の2点とは、既に見て頂いた 「#03/ディアナと同伴者達」 と 「#12/デルフト眺望」 です。


(↓)は、王立マウリッツフイス美術館の場所を示すGoogle地図です。
赤丸で囲った建物が、昔何度も通った美術館です。 美術館右下の広場の地下が市営駐車場になっており、ここに駐車して市街地に出かけたものです。 地図の最下部中央に青い電車のマークがある所が、デンハーグ市の中央駅です。




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フェルメール関連写真(#12) : オランダ国立美術館(2)

2011年06月06日 | フェルメール

オランダのアムステルダムにある国立美術館(Rijksmuseum)はフェルメール作品4点を所有しております。 その内の2点、「#07/(デルフトの)小路」と「#09/牛乳を注ぐ女」は こちら で 既に見て頂きました。

今日は残る2点をを見て頂きます。
共に画像には日付がありませんが、前回と同じ 1996年11月15日です。
(→私めが着ているセーターの柄が前回の写真と同じです。)

#15/手紙を読む青衣の女


#30/ラブレター(恋文)


「#09/牛乳を注ぐ女」に魅せられてフェルメールを知って以来、この国立美術館には数え切れない程行きました。 懐かしい思い出です。


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フェルメール雑学(#5) : 1696年の競売カタログ

2011年04月22日 | フェルメール

1657年にフェルメールが200ギルダーの借金をした Pieter Clasesz van Ruijven の娘の夫、デルフトの印刷屋 Jacob Dissius が1695年に死亡した時の財産目録に記載され、1696年の競売に出されたフェルメール作品21点(→これを 「Dissius Collection」と呼ぶ)の作品名と価格は、以下の通り。

(#07) 「(デルフトの)小路」 (72.1 or 48ギルダー)
(#09) 「牛乳を注ぐ女」 (175ギルダー)
(#11) 「ワイングラスを持つ女」 (73ギルダー)
(#12) 「デルフト眺望」 (200ギルダー)
(#14) 「ミュージック・レッスン」 (80ギルダー)

(#16) 「天秤を持つ女」 (155ギルダー)
(#19) 「真珠のネックレスを持つ女」 (30ギルダー)
(#20) 「手紙を書く婦人」(63ギルダー)
(#21) 「赤い帽子の少女」(36 or 17ギルダー)
(#22) 「真珠のイアリングをつけた少女」(36 or 17ギルダー)

(#29) 「レースを編む女」(28ギルダー)
(#32) 「ギターを引く女」
(#33) 「信仰の寓意」(400ギルダー)
(#34) 「ヴァージナルの前に立つ婦人」(42.1ギルダー or ?)
(#35) 「ヴァージナルの前に座る婦人」(42.1ギルダー or ?)

(模作) 「フルートを持つ女」(17ギルダー)
「手を洗う紳士」(95ギルダー)
「Rustic Cottage」(第3の風景画と言われたが、後に Phelip Koninck の作品と判明)
「A View of a House Standing in Delft ?」 (デルフトに建つ家)
「A View of Some Houses ?」(家々)
「 ? 」

尚、当時の「1ギルダー」の価値は、最も熟練した職工の1日分の給料に相当。


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フェルメール関連写真(#11) : メトロポリタン美術館(3)

2011年03月15日 | フェルメール

アメリカ、ニューヨークにある有名なメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)が所蔵する、フェルメール作品5点のうちの「#18/水差しを持つ女」です。

1996年8月、アメリカ東海岸にある未鑑賞のフェルメール作品6点を見る為に、当時住んでいたドイツ、フランクフルトからニューヨークに行きました。 その時に撮った写真の1枚です。




既に、メトロポリタン美術館が所蔵する「#06/居眠りをする女」 と 「#17/リュートを持つ女」 の写真は見て頂いております。


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フェルメール関連写真(#10) : メトロポリタン美術館(2)

2011年02月22日 | フェルメール

アメリカ、ニューヨークにある有名なメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)が所蔵する、フェルメール作品5点のうちの「#17/リュートを持つ女」です。



(↑)には1996年8月22日の日付けがあります。

1996年8月下旬、アメリカ東海岸にある未鑑賞のフェルメール作品6点を見る為に、当時住んでいたドイツ、フランクフルトからニューヨークに行きました。 その時に撮った写真の1枚です。

既に「#06/居眠りをする女」 の写真は見て頂いております。 ⇒ こちら


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