普段は16:30閉園なのですが、8月中旬~9月中旬の土曜に限って21:00まで開園して 『
夜 花が咲く植物を鑑賞しよう』 との植物園の呼びかけに乗って、行って来ました。
今日は、鑑賞した夜咲く花の中から、栽培種の
ロングウッド・オオオニバス(Victoria Longwood Hybrid)(
大鬼蓮)の花を見て頂きましょう。
花の大きさは別として、睡蓮は水面から突き出た上空に花を咲かせますが、鬼蓮の花は水面上ギリギリに咲きます。 この大鬼蓮の花はたった2日間しか咲かず、1日目は全体が白色の花を夜に咲かせます。(↓)
<後日撮影した(↑)の1日目の白い花を追加しました。 @2010/10/17>
2日目の花は(↓)のように朝方から昼過ぎにかけて赤くなります。 ちなみに(↓)は14:55撮影です。
その赤い花が咲くと、中から白い花が出てきます(↓)。 16:33撮影。
その白い花が咲くと(!)、また赤い花が出て来ます(↓)。 17:54撮影。
そして最後は、中心部の赤い花が、茂った草のような花になり(↓)、明け方にはそのまま沈んで水中で枯れてしまうんだそうです。 花弁の色が赤くなっているのは、花自体が赤くなって来ていたのと、日が暮れて太陽光がなくなり照明の電灯色によるものだと思われます。 19:54撮影。
うまい具合に夜の開園日時に合わせて咲くのは極めて珍しいことだそうで、先日の『
光芒』といい、幸運が続いておりますです。 次も幸運に会えるのか、逆に不運に会うのか、ちょっと心穏やかではありませんです、はい。
ちなみに、何と言うのか知りませんが、(↑)で花の左手奥に部分的に見えるのが、その下から花が出てくる合図になる花葉(?)だそうで、全体像は(↓)のようなものです。
普通の葉は(↓)のようで、小学生低学年くらいの子供なら 難なく乗せられるんだそうです。