年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

メハジキ

2012年08月31日 | 写真~花・植物

猛暑で野鳥達も茂みの中に隠れて出てきませんので、この時期 鳥見(とりみ)は不漁(?)続きです。
そんな中 仲間に誘われ森林浴を兼ねて、一昨日(8/29) 久しぶりに夏の里山に「花撮り」に行ってきました。

「花撮り」仲間に教えられて私めが初めて見た花の一つが、メハジキ (目弾き) です。
道端や荒れ地に生える2年草で、7~9月 紅紫色で長6~7ミリの唇形の花が葉腋(ようえき)に咲きます。 萼(がく)は5裂し、裂片は先が針状に尖っています。 茎は四角形で直立して分枝し、草丈は150センチまでで、茎葉は大きく3裂しています。(↓)

昔 子供たちが四角形の茎を短く切って目蓋(まぶた)にくっつけて、上下の目蓋のつっかえ棒にして目を開かせて遊んでいたので「目弾き」と命名されたそうです。


メハジキはアルカロイドを含む薬草で、全草を乾かし、打撲症や腹痛、月経不順、産後の出血などに煎(せん)じて用いられたことから別名を「ヤクモソウ(益母草)」と言い、昔(と言っても何時の頃なのかは知りませんが…) そのエキスは「益母膏(やくもこう)」と称して市販されたこともあるそうです。

1つの花を真正面から大写ししてみました。(↓)


「花撮り」仲間の皆さんに現地で教えてもらったことをメモして、帰宅後図鑑を見てみますと、その通りのことが記載されているのを知って、「花撮り」仲間の皆さんは本当にすごいなぁと心底思いましたです、はい。 私めなんぞはとても足元にも及びませんし、あそこまでなれる自信は全くありませんです。


(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)


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コサメビタキ (6)

2012年08月30日 | 写真~野鳥

今日は、コサメビタキ の親鳥が餌を雛(ヒナ)にやる様子を見て頂きます。

一番大きく口を開け高く口を持ち上げた雛に餌をやるのではなく、親鳥は雛に出来るだけ均等に餌をやろうとして、前にどの雛に餌をやったのか憶えていて、前とは違う雛に餌をやっているようでした。  
 また、一度餌をやろうと口の中まで餌を入れたけれど、何らかの理由でこの雛は空腹ではないと知ると、餌を雛の口から引き抜いて、別の空腹の雛に餌をやったりすることも多々ありました。 

一般的に、雛は嘴で食物を噛み砕くことができないし、食物を飲み込む力も弱いので、親鳥は雛の口の奥深く、食道の途中にある食物の一時的貯蔵庫「そのう」まで 嘴で食物を押し込みます。 だから、「そのう」に食物が残っておれば未だ餌をやる必要はないと判断するのかも知れません。 

とは言え、オスが餌を与えた後に来たメスが、同じ雛に餌を与えたという場合もありましたが…。
ではご覧ください。 解説はありません。














(↑)の 唾液が糸を引いた珍しい親子の姿 が撮れたので、この餌やりのシーンを選びました。

(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)

追記> コサメビタキ(7)は(→ こちら)です。


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クラビゲール タテヅノ カブトムシ

2012年08月28日 | 写真~カブト・クワガタ

クラビゲール タテヅノ カブトムシ は、胸(上側)の角(ツノ)の先が菱形や十文字のような形になるのが特徴です。 長い足は、細い枝を登るのに役立つます。 タイが原産地です。

ちょっと愛らしい姿のカブト虫でしょう? (↓)


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シジュウカラ (8)

2012年08月26日 | 写真~野鳥

巣箱で育雛中の シジュウカラ の様子を観察(&撮影)していると、シジュウカラの番(つがい)が ほぼ同時に餌を運んで来て、巣箱の屋根で鉢合せすることが何度かありました。

そんな時は「必ず」メスが小さく羽ばたいて、オスに先に巣箱の中に入りなさいとでも言うように合図する光景がありました。(↓)


余計なことですが、(↑)は、オスの体の影が巣箱の屋根に丁度一杯になって写っており、写真的には(たまたまですが)上手く撮れた一枚だと思っております

シジュウカラの雌雄の見分け方は、喉から下尾筒まで体下面の中央部を通る黒い線が細めなのがメスです。 (↑)では、右側のオスの黒い線が見えないので、この写真だけでは、左側がメスだとは区別できません。 ピントが甘かったので載せたくはなかったのですが、(↓)では右側が黒い線が太めのオスで、左側が黒い線が細めのメスだと判ると思います。


(↓)は巣箱の穴から首を出して、周囲を警戒確認しているメスです。 オスはこういうことを一度もしなかったのですが、メスは時々こういうことをしていました。 育雛中のメスは なかなかに慎重で注意深く、警戒心が強かったです。 以前に蛇(青大将)に巣を襲われて雛を食べられてしまったから(← と私め達が勝手に決めつけているだけですが…) でしょうか?  


さて、出来るならば雛の巣立ちの時の様子を撮りたいのですが、巣箱で中が見えませんから、そもそも 雛が何羽いるのか? 生育状態は? いつ頃巣立ちそうなのか? 等々 全く判りませんので、九部九厘、巣立ちの時に出くわすことはないと思われます。 

ですから、シジュウカラの次回の記事があるのか否か、私めにも判りませんです。  


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追記) シジュウカラ(9)は(→ こちら)です。


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陶器コレクション(#67) :  ローゼンタールの絵皿 (4)

2012年08月24日 | 陶器コレクション

ドイツはローゼンタール(Rosenthal)社の絵皿 で、英国人女性デザイナーの ニーナ・キャンベル(Nina Cambell)の 「ブルームズベリー」(Bloomsbury) と名付けられた絵皿です。

(↑の大きい画像はありません) 

ブルームズベリーは、ロンドン大学や大英博物館をはじめ学術・文化機関が多く在り、多くの著名な芸術家・作家が住むロンドン都心部の文教地区です。 もともと 19世紀頃は富裕な商人や地方の大地主の屋敷が集まる高級住宅地で、20世紀になると多くの芸術家や文人、学者が集まって交流するようになり、そのグループはブルームズベリー・グループと呼ばれました。 


過去、ニーナ・キャンベルのロンドン高級住宅街シリーズの絵皿を3枚見てもらっております。
ケンジントン」(Kensington)が こちら 、 「ベルグレービア」(Belgravia)が こちら 、 「チェルシー」(Chelsea)が こちら です。    いずれも おっ家内がお気に入り の絵皿です。


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巣立ち雛(4) : ツバメ

2012年08月22日 | 写真~野鳥

ツバメは身近な野鳥(夏鳥)の代表かも知れません。 その ツバメの巣立ち雛 を見てください。 
ツバメの飛び方は独特な飛び方なので、あっ ツバメだ! と直ぐに判ります。

(↓)の巣立ちツバメは、嘴(くちばし)の根元がまだ黄色いし、額と喉の赤色が十分出ておらず淡いですね。 それと、尾羽が翼を超える程に長くなっていません。

(↑)では親鳥に近い体形のように見えますが、(↓)のように翼がずれて奥の羽が見えると、まだまだ羽が十分でないことが判ります。

(↓)がツバメの姿を撮る時の定番の角度です。 尾羽がまだまだ短いのが判ります。

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オウゴン オニクワガタ

2012年08月21日 | 写真~カブト・クワガタ

オウゴン オニクワガタ (黄金 鬼 鍬形) は、名前の通り、体が黄金色をしています。 ジャワ島に住んでいますが、詳しい生態は判っておりません。 オスの体長は4センチから8センチくらいです。 

餌を沢山食べたり、水に濡れたりすると体の色が黒くなります。 ヤシ科のトウという木の樹液をなめることが知られています。 とてもおとなしい(→ 金持ち喧嘩せず?)です。



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夏休み終了 (2012年8月)

2012年08月20日 | 日々雑感

楽しかった(?)夏休みも終り、今日から生活もこのブログも 通常勤務(?)です。(笑)


(↓)の「夏休みします」の記事へのコメントで、「毎日が日曜日の年金生活者が夏休みって何やねん!」 と関西人に叱られてしまいました。 私めの返信コメントも見てください。 


ロンドン・オリンピック (→ こちら)が8月13日未明(←日本時間)に閉幕しました。
 日本は、金/銀/銅メダル数=7/14/17=計38個で、史上最多のメダル数でした。 今日20日午前11時から メダリスト達71人の凱旋パレードが東京・銀座で行われ、約50万人!が詰めかけた由。 
 個人的には、アーチェリーで、70メートルも先の直径122センチの標的に向かって、矢自体が回転しながら文字通り弓なりになって弾道を描いて飛ぶ矢を見て感心しましたです。 
 次は2016年、ブラジルのリオデジャネイロです。 カーニバルの世界ですから、どんな五輪になるのか楽しみですね。 選手は全員サンバを習うのが義務になるでしょう!(笑)


夏休み中の8月14日未明に23年ぶりの「金星食」がありましたが、残念ながら私めの住む中国地方は前日夕方からの大雨で全く見えませんでした。 次は51年後の2063年ですので、間違いなく私めは生きておりません。 この世での見納め、冥土の土産に と思っていたのですが…。 


夏の高校野球大会が甲子園で始まっております。
早いもので、今日20日には準々決勝の2試合が行われました。 前半はロンドン五輪で、後半は夏休みのお出かけで、高校野球は ほとんど見ておりません。 昔は ビールを飲みながら高校野球を見るのが常でしたが…。 

ところで、高校野球と甲子園で思い出したのですが、2010年3月完成の甲子園球場改修工事への賛助として、自分の名前やメッセージ等を刻んだレンガブロックを、球場外南側(外野ライト側)の床面に施設する「甲子園レンガメッセージ」(→ こちら)が、レンガ1個2万円で販売(?)されました。 2019年11月末までの10シーズンの間、レンガが施設表示されます。 

亡くなった私めの父親は昭和13年(1938年)春の選抜高校野球大会に出場しました。 父親は、自分の米寿(満88歳)記念だと言って 自分でレンガ1個を申込みましたが、施設された自分のレンガを見ることなく、2010年4月に亡くなりました。 私めも未だ見ておりませんので、あと7年の内に甲子園へ見に行かねばなりません。 そのことを思い出したわけです。 


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夏休み (2012年8月)

2012年08月10日 | 日々雑感

私め 明日 8月 11日(土)から19日(日)まで 夏休み です。

よって、その間 この ブログも 夏休み となります。 



皆様 楽しい夏休みを! 


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コサメビタキ (5)

2012年08月09日 | 写真~野鳥

前回(≒雛の誕生)(→ こちら)から約1週間後の、随分と大きくなったコサメビタキの雛 の様子です。 

この頃の雛は、やっと目が開きかける頃です。 目が見えなくても雛達は羽ばたきの音で餌を運んできた親鳥を察知して、その方向に大きく高く口を開けて餌をねだります。 しかし、「晩成性」(→ こちら)の雛達は産まれた直後から、親鳥が居ようが居まいが、腹が空こうが空いていまいが、決して鳴きません。 外敵(カラスやイタチ等)に居場所を教えないという本能のなせる処でしょうね。 
(→ 「晩成性」の雛の全てが鳴かないかというと、そうでもないようです。 今ここで詳しくは述べません。)

(↓)は親鳥が餌を運んで来た時の様子です。

(↓)も親鳥が餌を運んで来た時の様子ですが、(↑)とは方向が違います。 親鳥は体がやや痩せ細って、体の羽毛の毛並みもよくなく、何か育児疲れのように見えませんか?  餌はトンボですね。

(↓)は、餌をねだって口を大きく開けて親鳥にアピールしている雛達です。 

(↓)は、雛の翼の羽の生え具合が分かる1枚です。 頭部(体)より翼の羽が先に生育するようです。

(↓)は、親子の肖像記念写真です。(笑)  その当時、雛は4羽だと思われていたので、左下が5羽目の雛の頭部だとは思いませんでした。

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コーカサス オオカブトムシ

2012年08月08日 | 写真~カブト・クワガタ

コーカサス オオカブトムシ は、アジア最大のカブトムシで、戦わせると世界最強のカブトムシかも知れません。 オスの体長は6センチから13センチもあります。 

東南アジアが産地ですが、インドネシア産は大きく曲がった角(ツノ)と太い体、マレーシア産はスマートな体と、住んでいる地域によって体の特徴が違います。 標高1,000メートル以上の高い山に住んでいます。 

(↓)はインドネシア産ですが、上側2つのツノが大きく曲がっているのが (写す角度が悪かったので)うまく写っていません。(涙)


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シジュウカラ (7)

2012年08月07日 | 写真~野鳥

巣箱で育雛(いくすう)中の シジュウカラ の様子を見て頂きます。 

前に蛇(青大将)に雛(ひな)を食べられてしまったシジュウカラの様子を見てもらった時と同じように、巣箱から雛の糞を運び出す親鳥の様子を、これまた連写(した中から選んだ)写真で見て頂きます。 


その前に、過日した「鳥の糞は何故白いのか?」という質問(→ こちら)の答えをします。 

窒素(→タンパク質)代謝の最終老廃物を、人間は尿素で、鳥は尿酸で排出します。 人間は水溶性の尿素を膀胱に貯めておき、外部尿道孔から尿水(オシッコ)として排泄します。 ところが鳥には膀胱や外部尿道孔がなく、非水溶性の尿酸という固形の尿として、腸から糞便と一緒に総排出腔(総排出口)から排泄します。 尿酸は白色の結晶なので糞が白く見えるという訳です。 つまり、糞の白い部分は糞ではなく 本当は尿 なんです! (本物の糞である黒い部分も勿論あります。)

ちなみに、総排出腔総排出口)は多目的の開口部で、排泄物(人間でいう大小便の両方)を排出する以外にも、鳥が交尾する時にはそれぞれの総排出腔を接触させ(→ 詳細は省略)、またメスは卵を産む産道にもなります。

上述の違いも含めて 鳥の(体形、形態、生理、生態、生活、行動、社会などの)特徴は全てが 「飛ぶ」という最終目的の為にあると考えられています。  鳥って面白いですよ! 


では、どうぞ 写真を見て下さい。 嘴に銜えている白いのが糞、いや固形の尿です。(笑)















(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)

追記) シジュウカラ(8)は(→ こちら)です。


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スダチ

2012年08月06日 | 写真~花・植物

スダチ (酢橘) は、ユズ(柚子)の近縁種で、徳島県の特産(大分県のカボスとともに有名)で、徳島県の花にも指定されています。 

花は春に咲き、実(み)は夏から秋に収穫し、青いまま半分に切り、その半身を搾ってジュースを、焼き秋刀魚(サンマ)、焼き松茸、冷や奴、漬物など、何の料理にでもかけて香り付けをします。 関西では有名です。

2年生のスダチの木を4月上旬に植えたところ、5月上旬から肉厚のある花弁を持つ白い花が多数咲き出しました。(↓)  木の背丈は80センチ程です。 

(↑の大きい画像はありません)

(↓)が花の拡大写真です。 ちょっと変わった花だと思いませんか?  


自家結実性があって1本でも実がなるそうなので、期待しておりましたが、昨日数えてみると 実は 14個 でした。 沢山花が咲いた割には 実はちょっと少なめかな? という印象です。 


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巣立ち雛(4) : カワラヒワ

2012年08月04日 | 写真~野鳥

6月は雛が巣立つ時期です。 先日は、巣立ちホオジロ(→ こちら と こちら) や ヒヨドリ(→ こちら) を見て頂きましたが、今日は カワラヒワの巣立ち雛 を見てください。 

(↓)のように、風切羽根の黒色と 基部の黄色があるのでカワラヒワと判りますが、顔や体のヒワ色が出ていなくて、普通の茶褐色なので、正面から見ると判断に困りますね。 


(↓)も(↑)も 長い首ですね。 大人になると首が短くなるんでしょうか?


過去に カワラヒワの成鳥の姿は こちら で見て頂いております。 


(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい) 


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ロンドン・オリンピック (2012年8月)

2012年08月03日 | 日々雑感

ロンドン・オリンピック は、7月27日の開会式から1週間たった今日8月3日朝(@日本時間)の時点で、日本のメダル獲得数は、金/銀/銅=2/6/11の計19個で、国別では12位になっております。

金メダルは、柔道女子57kg級の松本薫さん と 体操男子個人総合の内村航平君の二人。 

今までの所、メダル獲得数は6個だが柔道が男子女子ともに意外に弱かったが、メダル獲得数が9個の競泳が男子女子ともに意外に健闘しているという印象ですね。
 日本柔道はロンドン・オリンピックの結果を総括して、しっかり対応策を立てて将来に向かうべきでしょうね。 


猛暑で熱中症を恐れて鳥見鳥撮りにも出て行かず、 ロンドン・オリンピックのTV中継を見ながら酒を飲み睡眠不足になる「モグラ生活」をしております。 不健康な生活が続いておりますが、「わかっちゃいるけど やめられない」んですね、これが…。(笑)


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