年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

鳴門のコウノトリ (2)

2016年05月31日 | 写真~野鳥

鳴門のコウノトリ」の第2回目です。(→ 前回の第1回目は こちら


放鳥された、あるいは野外で生れたコウノトリの背中にはGPS発信機 が付けられているため、約1年間は人工衛星で行動範囲を監視できるようになっています。

(↓)や(↑)の写真で、背中にGPS発信機のアンテナが1本出ているのが判ると思います。


(↓)が巣内で立ち上がっているコウノトリのほぼ正面の姿です。


(↓)が後ろ姿です。


私めが去る3月末に撮影した徳島県鳴門市某所のコウノトリは、1971年に国内の野生コウノトリが絶滅後、兵庫県豊岡市近郊以外の野外での産卵は国内初 のことで、雛が孵ることが大いに期待されていました。 例えば、親鳥や雛が、万が一にも電線で感電してはいけないからと、四国電力は別に何本もの電柱を建てて送電経路を変更して、巣がある電柱の電線には送電しないようにしたそうです。

巣のある電柱から半径400メートル以内への立入りが禁止されましたので、双眼鏡で見ても小さくしか見れないので、コウノトリを見守るボランティアの人達が、見物に来た人達に少しでもコウノトリのことを知ってもらおうと、(↓)のような「田んぼギャラリー」を設置したりもしました。







しかし残念ながら、私めが撮影した数日後に、コウノトリの番(つがい)が共に巣を離れたわずかな隙に、何とハシボソガラスに卵を食べられてしまいました!!

ハシボソガラスが捨てた卵の殻を「コウノトリの郷公園」に送って鑑定した結果、少なくとも2週間近く抱卵した有精卵ならば卵内で胚の発生と共に血管が発達し始めるが、問題の卵の殻には血管の組織が全く認められなかったので、無精卵 だった可能性が極めて高いという結論が出ました。

鳴門のコウノトリは、昨年も無精卵を産んだ可能性があったらしいのですが、今年はそれが確認できた訳です。 生後3年のメスでは未だ若すぎるらしいです。


ということで、1泊2日で徳島県鳴門市まで撮影旅行に行った「鳴門のコウノトリ」のお話は、これで一旦終わりとします。 支払ったホテル代、高速代、ガソリン代以上に価値のある撮影旅行でした。 とは言え、現実には 私めの小遣いが…。(泣)



(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



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鳴門のコウノトリ (1) ~ 130種類目の野鳥

2016年05月30日 | 写真~野鳥

このブログで取上げた130種類目の野鳥 になったのは、日本国内の野生個体は1971年に絶滅した コウノトリ (鸛、鵠の鳥) です。

御存知の通り、コウノトリは「国の特別天然記念物」で、コウノトリの保護・増殖と野生復帰を目的に設立された兵庫県豊岡市 の「兵庫県立コウノトリの郷公園附属飼育施設 コウノトリ保護増殖センター」が、1965年に野生の一つがいを捕獲し人工飼育・繁殖が開始され以来、現在では90羽以上が飼育されています。

また、コウノトリの野生復帰計画に従って2005年9月に世界初の放鳥(雄2羽と雌3羽の計5羽)が行われて以後、現在では豊岡市近郊の野外に70羽が生息しています。

コウノトリは非常に大型の水鳥 で、羽色は白と金属光沢のある黒、クチバシは黒味がかった濃い褐色、脚は赤く、目の周囲にある赤いアイリングが特徴です。


去る3月末に私めが観察撮影したコウノトリは、昨年2015年2月から徳島県鳴門市 付近に定住し、今年2016年2月から営巣し3月中旬に産卵したた番(つがい)です。

(↓)の写真で、中央の電柱の頂上に巣があり、その巣の上にコウノトリが立っている姿が確認できます。 手前の水を張った田んぼは、コウノトリの餌となるザリガニや小エビ、カエル等を生かしておくために、収穫が終わっても水を張ったままにしてあるレンコン畑です。


今年3月中旬に抱卵が確認されて以後は、農地耕作者を除く一般人は、巣のある電柱から半径400メートル以内への立入りが禁止されました。  (↑)の写真や以降の写真は全て 400メートル以上離れた場所から撮影したものです。

(↓)が 巣内で抱卵中のコウノトリです。 しかし、というか、やっぱりというか、400メートルは遠いですわ!


放鳥された、あるいは野外で生れた(95%以上の)コウノトリには識別用に5色(黒、黄、赤、青、緑)の異なる組合せの色の足環(樹脂製か金属製)が付けられています。(↓)


(↑)と(↓)の写真の巣内で立ち上がっているコウノトリの左脚には黄色と黒色、右脚には青色と緑色の足環が付いており、豊岡市近郊の野外で2013年5月16日に生れたメス(識別番号J0480)であることが確認できます。


ちなみに、写真に撮れなかったオスは、足環の色から2011年5月11日に豊岡市近郊の野外で生れたオス(識別番号J0044)であることが確認されています。


長くなりますので、今日はここまでとします。
この続きは(→ こちら)です。


(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



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孫娘の帰省  (2016年5月)

2016年05月27日 | 日々雑感

息子夫婦から、今年2016年の5月連休には孫娘 と一緒に帰省 する予定だと早くから連絡があり、楽しみに準備をしておりました。

1歳と9ヶ月になった孫娘はとても少女らしく可愛くなっており、自分では単語を並べるしか言えないけれど、大人達が言っていることは全て判るようになっておりました。

(↑の大きい画像はありません)

孫娘は目に入れても痛くないと思う爺婆バカ 振りを思う存分発揮した連休でしたです。

孫娘がここまで大人らしくなると、今後(↑)のような顔写真を載せるのは はばかられるので、恐らく今回が最後の顔写真掲載になるでしょうね。


尚、1年前の5月連休時に帰省した孫娘の様子(→ こちら)と較べてみて下さいな。



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ウミアイサ (4) ~ 鋸歯

2016年05月26日 | 写真~野鳥

ウミアイサ (海秋沙) は、海に潜って魚を捕らえて食べる潜水魚食ガモ で、嘴(くちばし)が細長く、先がちょっと曲がり、魚を確実に捕まえる為に嘴の縁に鋸(のこぎり)状の歯状突起(歯板)があることから「 ノコギリバ ガモ (鋸歯鴨) 」とも呼ばれております。 (→ 魚を食べるシーンは こちら を参照下さい)

ウミアイサは普段沖の海水域にいるので、姿を捉えるのは難しく、捉えても遠くで小さくしか撮れません。 今回やっと その鋸歯を撮影することができましたのでご覧下さい。 (本文画像をクリックして大きい画像で鋸歯を見て下さい)


どうです、なかなか鋭そうな鋸歯ではありませんか!  ウミアイサのどう猛さ(?)が垣間見えますね。


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ヒロカ利用開始案内 (2016年4月)

2016年05月25日 | 日々雑感

県の25%プレミアム付き商品券(プリペイドカード「ヒロカ」)を地域電子マネーとして継続利用する計画に従って、応募したが落選した人にもヒロカが発行され、私めにも届いたことを書きました。(→ こちら

その後4月上旬に、4月11日からヒロカの利用を開始する 旨の案内が広島銀行から来ました。

(↑の大きい画像はありません)

事前の説明通り、ヒロカのチャージは広島銀行の窓口のみで可能なので、チャージは広島銀行の支店に行かないと出来ないという不便極まりない状況の為、私めはヒロカは使わないことに決めましたです。

(その後クレジットでのチャージも可能になるが、「ひろぎんバリューワン」会員でスマホのみで可能だとの由。 口座振替は広島銀行の窓口のみで可能の由。)


広島銀行の問合せ窓口に、チャージが不便なので改善するように要望しておきましたです。



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ハマシギ

2016年05月24日 | 写真~野鳥

ハマシギ (浜鷸)は、私めの住む中国地方では冬鳥 (全国的には旅鳥 )として全国各地に渡来するシギ類で、何と言っても嘴(くちばし)がやや下向きに曲がっているのが最大の特徴です。(↓)


水を張った田んぼに朝日が反射する逆光で撮ったので、ハマシギの冬羽の特徴であるまだら模様の灰色の背中が、一面褐色になって写っています。(泣)


ハマシギの夏羽 では腹が黒くなる特徴があるのですが、撮れておりませんです。 まぁ、宿題ですわな。

尚、ハマシギは干潟や砂浜、河口、水田等に住んでいるので、浜辺で見られるシギ類というのが和名の由来です。 

また、ハマシギは近年飛来数が大幅減少傾向にあるため、国と県の準絶滅危惧種 に指定されております。


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H28 固定資産税通知書 (2016年4月)

2016年05月23日 | 定年・再雇用・年金

今年(平成28年)度の固定資産税の通知書 が、例年通り4月上旬に市役所から届きました。

今年度の税額は、昨年度と同額の112,800円 でした。

(↑の大きい画像はありません)

昨年度と同額だった理由は、今年度は(分筆、合筆などがあった土地や新築、増改築などがあった家屋を除き)原則として、土地と家屋の評価額を昨年度の価格にそのまま据え置く年度だからです。



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スズガモ

2016年05月20日 | 写真~野鳥

スズガモ (鈴鴨) は、冬鳥 として日本に飛来する海ガモ類では最も飛来数が多いと言われている小型の潜水ガモです。

遠くて小さいですが、(↓)がスズガモの番(つがい)で、スズガモの雌雄ともに嘴(くちばし)は灰青色で目は黄色です。

スズガモのメスは嘴の基部に白い斑があるのが特徴で、キンクロハジロのメスとの識別点です。


スズガモのオスは緑色味の光沢のある黒い頭胸部とお尻は黒っぽいですが、薄い模様のある灰色の背中と真っ白い脇腹が特徴です。


スズガモのオスは、遠目の肉眼では頭部と尻尾の黒色に挟まれて、背中と腹は白く見えます)(↓)


スズガモは雌雄ともにキンクロハジロ(→ こちら)と似た配色ですが、スズガモのオスは背中が薄い灰色で、後頭部に冠羽がないのが識別点です。


スズガモのオスがウミアイサのメスと共に(北に帰るのを忘れて?)砂浜に上がって日光浴をしている姿が別日に撮れました。




(↓)は越冬しているスズガモの群ですが、体は褐色で嘴の基部が白いのがスズガモのメスで、頭部と尻尾が黒く、胴体が白いのがオスです。


スズガモは深さ1メートル程潜水してアサリなどの貝類や海藻を食べるので、冬の間中、波の静かな瀬戸内海の遠浅の海岸や河口を群になって渡り歩いているようです。 よって、うまく出会えれば群が見えますが、タイミングが悪ければ一冬中見れられないこともあります。


ちなみに、スズガモの和名の由来は、飛ぶ時の羽音が金属質で鈴の音に似ていることから付いたそうです。 残念ながら、私めは羽音を聞いておりませんので、何とも言えませんです。


(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



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Google ロゴデザインの変更 (2016年4月分)

2016年05月18日 | 日々雑感

何かの記念日にはGoogle ロゴデザインが変わる のですが、先月4月で私めが気付いた Google のロゴデザインが変わった日の画像を掲載します。
 尚、どれも大きい画像はありません。


(1) 4月6日、初の近代オリンピック 120周年
   第1回オリンピックが1896年4月6日ギリシャのアテネで開催されて、今年は120年目になります。

この日の Google ロゴは、マラソン、ウエイトリフティング、あん馬、砲丸投の4種目のイラストが出てきました。



(2)4月7日、ラヴィ シャンカル 生誕96周年
   ラヴィ・シャンカル はインド生まれのシタール奏者です。 シタールとは インド北部の民族弦楽器で、19弦で、棹は約90センチ、約20個の金属製フレットが結びつけられているギター風の大型楽器です。

この日の Google ロゴは、シタールを描いたデザインでした。



4月は14日に熊本地震 は起きたので、それ以降はグーグルもロゴ変更を自粛したようですね。


尚、Yahoo! JAPAN は4月1日で20歳の誕生日を迎えた ようで、各種の特集や特設ページが6月7日まで続けられているようです。





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ブログ 再開します! (2016年5月16日)

2016年05月16日 | 日々雑感

既報の通り(→ こちら)、私めは「裁○員」に選ばれて「裁○」に参加したのですが、予想外の展開になって5月連休直前まで「裁○」が長期化したこと、更にその直後の5月連休に 孫娘が帰省 してきたこともあって、このブログも長い間休止しておりましたが、「裁○」終了後の心の整理も、孫娘のお相手をした身体の疲労回復も、ほぼ出来ましたので、今日からブログを再開します

ブログ休止中にも拘わらず 毎日多くの方々がこのブログを訪問して下さり、本当にありがたく思っております。


「裁○員」に関連することは守秘義務が課せられておりますので、何も書けませんし、また書くつもりもありません。 が、一言だけ言わせてもらうと、「本当に貴重な良い経験をさせてもらいました。 もし皆様にも機会が訪れたなら是非前向きにご検討ください」というのが総括ですわ。


他方、連続性のある一貫した記録をこのブログに残しておくという意味で、休止期間中にあった、殊に「年金(& 税金)」カテゴリーの情報や出来事を遡って書くこともあるかと思いますが、ご了承下さい。


取り急ぎ、ブログ再開のお知らせまで。



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