もう一月以上も前のことですが、去る9月30日、ソニーが「フルハイビジョン動画撮影ができる
デジタル双眼鏡 DEV-3」を 今週の11月11日から発売すると発表しました。(→
こちら )
但し、タイにあるソニーのデジカメ工場が洪水で生産停止中で、このデジタル双眼鏡の発売遅延の噂(?)も出ているようですが…。
これは、かつてのソニーらしい(?)、なかなか面白い新しい発想の商品です。 私めは勿論「鳥見」&「鳥撮り」用に購入検討してみたいです。
「双眼鏡」と呼ぶ以上、右目用と左目用に独立した1/4型イメージセンサー(撮像素子)を2個搭載 (→3D録画が可能)。 各420万画素で、記録画素数(静止画)は最大710万画素。
最大10倍の「
双眼鏡倍率」で、約0.8倍からのシームレスな可変倍率。
「
双眼鏡倍率」とは、肉眼で見た時と比べて、何倍大きく見えるかを示します。 だから、倍率10倍の双眼鏡ならば、100m離れたものが裸眼で10mの距離から見るのと同じ大きさで見えることになります(→実際の距離を10分の1まで縮めて見ることを意味します)。
3D/2Dフルハイビジョン(1920x1080)映像で録画可能。 2D録画なら約3時間録画可能。
静止画は32GBメモリーなら9,000枚(!)以上 記録可能。
重量は約1,230グラム。(← 間違いなく重過ぎて、持つ手が直ぐに震え出しますね)
ソニー・ストア(ネット直販)で 税込12.8万円で予約可能。 「価格。コム」の最新最安価格は11.48万円。 業務(警備/監視/保安)用の最大デジタル20倍の「DEV-5K」も同時発表。 定価は税込21万円。
「価格。コム」の新製品レポートが既に出ています。(→
こちら )
購入検討は、先ずは11月11日以降に大型電器店で実物を触ってみることからスタートですね。
購入に対する
最大の問題点は、何と言っても1,230グラムもある重量でしょうね。 1日中首に掛けていると首痛や肩こりになりそうな重さです。
それと、電池の持ち時間ですね。 今の所ソニーから情報が出ていません。 電池が切れると見えない双眼鏡というお荷物にしかなりませんので…。 予備のバッテリーは必須になるでしょうね。
更に、実売価格が、予備のバッテリー込みで、少なくとも10万円未満にならないと…。