年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ギンヤンマ ~ 単独産卵中のメス

2016年09月14日 | 写真~トンボ

先日(9月上旬)、渡り途中のシギ類を撮影しようと、河口に出かけました。

近年は専ら鳥撮り(野鳥撮影)一本で、トンボ等には興味を失っておりましたが、河口堤防の開放側溝の小さな水溜りで、上半身が綺麗な黄緑色で、腹部と脚が赤い(褐色?) ギンヤンマ (銀蜻蜓)メスが単独で産卵 しているのに出会いました。(↓)


ギンヤンマは、オスとメスが連結して(タンデム になって)産卵する場合が多いので、(↑)のように メスが単独で産卵する姿はちょっと珍しいはずです。


ギンヤンマは、水面付近の草の茎などに産卵管を刺し込んで卵を産みつけるのですが、私めが見たメスは産卵後 水面上方の側溝の角に止まって休んでおりました(?)です。(↓)


ギンヤンマ♀の黄緑と赤のコントラストが美しかったので撮った 久しぶりのトンボ写真ですが、如何でしたでしょうか?  野鳥でもトンボでも 生き物は綺麗で 何かしら神秘的ですね。


(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)



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ムカシヤンマ

2015年07月08日 | 写真~トンボ

ムカシヤンマ (昔蜻蜒)日本固有種 のトンボで、他のトンボと違って生殖弁ではなく産卵管がある原始的な特性を持っているので「ムカシ」の名前が付いた大型のトンボです。

近頃は鳥見(とりみ)鳥撮り(とりとり)ばかりで トンボには興味を失っていたのですが、里山でムカシヤンマの止まっている姿を見た瞬間、黒い胴体に 今迄に見たことがない金色の美しい模様に魅せられて思わず撮影してしまいました。


昔撮ったオニヤンマ(→ こちら)と見比べてみてください。


尚、このムカシヤンマは日本各地(都府県)で絶滅(準絶滅)危惧種や危急種に指定されており、撮るのが難しいトンボなので もっと撮っておくべきだったと後になって気付き後悔しましたです。 


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ベニイトトンボ

2014年07月07日 | 写真~トンボ

6月下旬 里山の古池で、水面に浮いている藻や植物の組織内に産卵管を刺して産卵している 雄雌連結(タンデム)した ベニイトトンボ (紅糸蜻蛉)に出会いました。 雄♂は全身鮮やかな朱赤色ですが、雌♀は腹部が橙褐色で胸部はやや緑がかっています。(↓)

(↑の大きい画像はありません)

このベニイトトンボは生息地が局地的なため絶滅危惧種Ⅱ類に指定されておりましたが、2012年の第4次レッドリストでは生息の確認された場所が増えたことで準絶滅危惧種に1ランク下がりました。

私めが行く里山の古池でも2010年に初観察されて以来、毎年出現するかどうか心配しているそうですが、今年も出現して保護活動をされている皆さんはほっとされたそうです。


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産卵中の赤トンボ

2013年11月13日 | 写真~トンボ

里山の麓にある池で沢山の赤トンボ が一斉に(?)産卵 しているのに出会いました。

トンボのオスは尻尾の先端にあるハサミ状の付属器でメスの首を挟みつけて(→ 連結(タンデム) といいます)メスを確保し、メスはオスと交接後 (オスが離さないので)連結したまま産卵します。(↓)

(↑の大きい画像はありません)

翅の根元付近が赤橙色になっていることから、これらの赤トンボはネキトンボ(根黄蜻蛉) だろうと思われます。

(↓)で、3組のカップルの姿が それぞれ水面に映っているのがお判りでしょうか?
(→ 6組のカップルではありません)

(↑の大きい画像はありません)


昔 ネキトンボの姿を見て頂いております。(→ こちら


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ニホン カワトンボ (2)

2012年05月30日 | 写真~トンボ

里山の渓流沿いで見た ニホン カワトンボ (日本 川蜻蛉) です。 

その特徴は、体が雌雄とも金属光沢のある緑色で、胸側にわずかに黄条が入っていることです。(↓)


翅の色は透明型や橙色型があるようで、このブログでも昔見て頂いております(→ こちら)。 
今日のニホン カワトンボの翅は無色型ですが、翅の先端前側にある斑点が白色です。(↓)


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オオ シオカラ トンボ (♀)

2011年11月29日 | 写真~トンボ

昨年、オオシオカラトンボ の写真を載せました。(→ こちら

今年 やっとの姿が撮れましたので、季節外れになりましたが、載せておきます。
(→ 普段 目にしていても、いざ撮影しようとなると、なかなか出会えないもんですね)


オオ シオカラ トンボは雄も雌も 羽の付け根が黒いので、シオカラ トンボと簡単に見分けられます。 (→ シオカラ トンボの姿は こちら です)


見分けるもう一つの方法は、オオ シオカラ トンボの眼の色は黒褐色ですが、シオカラ トンボは青か緑がかっていることです。

今年の夏秋は、トンボが少なかったように思ったんですが、皆さんはどう思われましたでしょうか?


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ヤマサナエ

2011年09月03日 | 写真~トンボ

サナエトンボ科のヤマサナエは、名前の通り、4月から7月頃の低山地に普通に見られる中型のトンボです。

胸から腹にかけての黄色と黒色の斑紋(はんもん)が特徴です。  トンボの種類を見分けるのに斑紋(はんもん)はとても重要ですので、体の側面写真が必須です。 胸側面の黒色条が切れていないので、キイロサナエではなくヤマサナエと判ります。(↓)


眼の後ろ、背中の斑紋(はんもん)模様も、種類を見分ける大切な手懸りです。 


今年はなぜかトンボが少ないように感じますが…。


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ニホンカワトンボ

2011年06月08日 | 写真~トンボ

今年もトンボの季節がやって来ました。

(今まで撮っていない種類で)今年初めて撮ったトンボが、ニホンカワトンボ (日本川トンボ)です。

単にカワトンボと呼ぶことが多いようですが、色々な亜種があるようでして、私めが住む西日本ではニシカワトンボ(西 川トンボ)で、雌♀の翅は常に透明であるのに対し、雄♂は透明型のほかに橙色型があるようです。

(↓)は 翅が(根本部分を除いて)橙色型の♂です。 とても綺麗な橙色でした。


(↓)は 翅が無色型の♂のようです。 翅の先端前側にある赤い斑点が印象的ですね。



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ヤゴ

2011年02月28日 | 写真~トンボ

(↓)は生きたヤゴではなく、ヤゴがトンボに羽化した後の抜け殻です。


何という名前のトンボのヤゴなのか、見分ける術が私めにはありませんが、結構 大きな抜け殻でした。



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ヒメアカネ

2011年02月03日 | 写真~トンボ

図鑑を見て、消去法で残ったのが ヒメアカネ という訳なんですが、本当にヒメアカネなのかどうか、自信はありませんです。



はっきりしませんで、申し訳ありませんです。


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アキアカネ

2011年01月24日 | 写真~トンボ

赤トンボは種類が多いので、私めのような素人には識別がなかなかに難しいです。


アキアカネと断定したのは、横から見て、翅胸側面の黒条が斜めに切れているのが決め手でした。


秋になると、紅葉も蜻蛉も赤くなるのは何故なんでしょうか?


正面顔です。


(↑)の拡大版です。 



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ハグロトンボ

2011年01月07日 | 写真~トンボ

羽黒トンボは、名前の通り翅(はね)が全体的に黒いのと、オスの腹部が青い金属色をしているのが特徴です。


(↑)では、腹部が金属の緑色ですが、光の当り方で(↓)のように青い金属色に見えます。


羽黒トンボは、私めが子供の頃にはよく見かけた普通のトンボでしたが、今はあまり見かけられなくなりました。


この羽黒トンボの右後翅は大きく傷付いて欠けています。(↓)



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オオシオカラトンボ

2010年12月20日 | 写真~トンボ

昨年 オオシオカラトンボ の写真を1枚だけ掲載しておりますが、今年もう少し ましに撮れましたので、載せておきます。


オオシオカラトンボは顔面が真っ黒ですので、シオカラトンボと区別できます。



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オニヤンマ

2010年12月08日 | 写真~トンボ

誰もが知っている日本最大級のトンボ。 日本を代表するトンボ。 それが このオニヤンマです。
でかいだけに飛ぶ姿もすごい、まさにジャンボが飛ぶ重量感がありますね。


その大きさを何とか撮りたいと、可能な限り接近して撮ったのが(↓)です。
如何でしょうか?  少しは でかさが 感じられるでしょうか?



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ルリボシ ヤンマ

2010年11月25日 | 写真~トンボ

9月下旬にトンボの撮影に里山にある池や沼地に行きました。 池の上でホバリングしていた やや大型のトンボに出会い何枚か撮影したのが、この珍しいトンボ、 ルリボシ ヤンマ です。

オオルリボシヤンマではなく ルリボシヤンマと判定した根拠は、胴体上部、羽根の付け根付近の黄緑色の斑紋の形です。



撮影後どこかに飛んで行って、それっきりもう現れることはありませんでした。
帰宅後パソコンで撮影画像を見て初めて 珍しいトンボと判るんですから、何度も行くしかありませんが、もう今年は無理で来年ですね。


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