団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★ウナギの養殖

2019年11月12日 | クジラ

  近代が養殖マグロに次いでウナギの養殖にも成功したと打ち上げています。成魚になるまでまだ2年の養殖が必要で、成魚になれば成功ということのようです。

  複雑な思いの方もいるようです。山田吉彦さんが、「虎ノ門ニュース」で、東海大学も裏で支えていることを主張されていました。
  とは言え、日本として協力して成功に持って行ってくれそうです。

  このウナギの裏にもクジラへの報復があるそうです。世界は何も言わない叩き易い日本を獲物にしているようです。やはり、政府・外務省・農水省などが世界へきちんと主張する必要があります。 

  クジラやウナギの心配も必要ですが、全ての問題の根幹にある人口増加を考える必要があるのじゃないでしょうか。とは言え、これは誰も口に出せないのでしょう。


★27年間追い続けた捕鯨ドキュメンタリー完成

2019年09月20日 | クジラ

  八木・佐々木の女性がクジラの素晴らしい映画を作成してくれたことを何度も取り上げてきました。何で、男の政策は無いのだろうかと不思議でした。
  ところが、やはり出てきました。それも、27年間も追い続けてきたものだそうです。場所も日本じゃなくインドネシアだそうです。
  クジラと言えば寒い海との先入観があり、熱帯にもクジラが生息しているとは思ってもいませんでした。お恥ずかしい。

 どうやら、並のドキュメンタリーでは無さそうです。

  産経ニュースより     2019.9.15

  27 年間追い続けた捕鯨ドキュメンタリー完成 貴重な記録映像、世界へ

 大海原でクジラと闘い、命をいただく-。四半世紀以上、1つの村に通い、人間のその尊い営みを追い続けた日本人監督のド キュメンタリー作品がついに完成する。世界各地で「祈り」をテーマに撮影を続け、写真家の肩書も持つ石川梵(ぼん)さんの 「くじらびと」。1992年から、インドネシア東部レンバダ島の小さな村を訪れ、勇敢な漁師が一本の銛(もり)で体長15 メートルにもなるマッコウクジラを仕留める壮絶なドラマをカメラに収めることに成功した。来春公開予定。9月末まで、クラウ ドファンディング(https://motion-gallery.net/projects/whalehunter3) で応援資金を募っている。

 人口2000人のインドネシア・ラマレラ。27年前に初めて訪れて以来、人々と親交を深めた石川さんは外国人でありなが ら、村人の暮らしと同化し、地域の信仰と結びついた伝統漁の神髄に触れた。鯨肉は貧しい人たちや一家の稼ぎ手を失った世帯に 優先に配給され、社会保障の役割も担っていた。

 石川さんは勇敢な鯨捕り「ラマファ」たちが小さなクジラ舟にのりだし、どのようにマッコウクジラを捕獲するのか、この地域 の伝統捕鯨がどのように次世代に受け継がれてきたかを克明に記録した。

 「村の人々にクジラを食べないという選択肢はない。火山性のやせた土地では食物が育ちにくい。鯨肉は村の人々の生命線と なっています。そんな中、重責を担い、命がけでへさきに立つラマファは英雄なのです」と語る。

 映画は息をのむシーンの連続だ。海、山、森が織りなす大自然の美しさ、21世紀の今も、和をもって尊しとなす暮らしを続け る人々の清廉さ、そして、クジラが人間に死闘を挑む、生命のすさまじさ-。映像が突きつける現実には、捕鯨の是非をめぐり終 わりのない議論を繰り広げる捕鯨論争の文脈は一切ない。

 撮影のため、村に多くの高性能カメラや編集機材を持ち込んだ。近年は水中カメラやドローンも石川さんにお供した。しかし、 石川さんが村に滞在する時期は漁に出ても、クジラが獲れない年が続いた。「ボンがいると鯨が出ない」-。迷信深い人々は不漁 の原因を石川さんに押しつけることもあった。捕鯨のシーンがなければ、画竜点睛(てんせい)を欠く。石川さんは粘った。

 今年6月も、最後の機会のつもりで臨んだ撮影でもとうとうクジラは終盤まで獲れなかった。滞在ビザを延長して、翌日にはも う帰国するとなった最終日。自分が乗っている小舟のラマファ(鯨捕り)が海に飛び込み、一番銛を入れた。

 石川さんは決定的瞬間を逃さなかった。「奇跡としか言いようがない。神様は何というドラマを用意していたのだろう。世界を 驚かす映像が撮れた」と振り返る。

 ストーリーは漁の最中に犠牲になった1人のラマファと、息子の死を乗り越えようとする父、意志を受け継いだ兄を中心に展開 されていく。クジラは小舟に体当たりして、必死に逃げようとする。雄たけびを上げて、また海に飛び込むラマファ。結末は-。

 石川さんの初映画作品は2015年に大地震に見舞われたネパールを支援するために作った「世界でいちばん美しい村」だ。映 画界で評価を高めたこの作品はほぼ個人で製作した。今回の作品も納得がいくまで撮影を続けるために、大口スポンサーに頼らな い姿勢を貫いた。この夏、身を削るような思いで、長年の間、撮りためてきた映像素材を削る作業を続けた。そして、想定の時間 にまで縮め、一本筋の通った形になった。

 最終局面に入ったラストマイルの編集作業。ラマレラの捕鯨は近年、和歌山県太地町の伝統捕鯨と同様、反捕鯨団体が圧力を加 え、存続の危機にあっている。石川さんは、信仰や文化と結びついたラマレラの捕鯨のありのままの姿を世界に伝える使命を感じ ている。

 資金集めをする石川さんはこう訴えた。

 「この原始的な捕鯨はいつ終焉(しゅうえん)を迎えてもおかしくない状況にもある。ラマレラの捕鯨は日本の江戸時代の捕鯨 との類似点も多く、貴重な映像記録を後世に残したい。これまで大きなスポンサーに頼ることなく、時間をかけても一切の妥協を しない姿勢で製作を続けてきた。映画を完成させるため、どうか、みなさまの力を貸してください」

 クラウドファンディングの締め切りは9月末。ページはhttps://motion-gallery.net/projects/whalehunter3 まで。

 【プロフィル】石川梵(いしかわ・ぼん) 1960年生まれ、大分県出身。写真家、ノンフィクション作家。フランス通信社 (AFP通信)のカメラマンを経て、90年よりフリー。これまで世界60カ国以上の国々で「大自然と人間の共生」をテーマに 撮影を重ねてきた。著書や写真集に「海人」(新潮社)「祈りの大地」(岩波書店)「The Day After 東日本大震 災の記憶」(飛鳥新社)など。監督作品は2017年公開の「世界でいちばん美しい村」

  これが、日本の捕鯨の応援になるかどうかは分かりませんが、動物の命をいただくことを考えさせられそうです。牛は良くてクジラは駄目という人達はどう捉えるのでしょうか。


★クジラと生き る いただきます

2019年09月11日 | クジラ

  NHKも以前はまともだったようです。 take5さんが素晴らしい動画をアップしてくれています。

  この太地町の漁師の方々の声を聞いて、それでも捕鯨を非難できる人は、食事はしないでください。それが、出来る方には責める権利もあるでしょう。

  こちらはNHKじゃないようです。

 

  もしこれでも捕鯨に反対で、牛や豚などを食べる方達にはの現場を見てもらいたいものです。そのに携わっている方々を非難出きるのなら捕鯨も責めれば良いでしょう。
  実際にそうした仕事に携わっている方達には感謝しかないでしょう。そのお陰で美味しい肉が食べられるのですから。

 

  それでも批判する方達はアマゾンの火事が牛の餌を栽培するためだということも責めるべきでしょう。

★現代に息づくクジラ文化

2019年08月21日 | クジラ

  商業捕鯨が始まりましたが、もう既に食習慣が無く なってしまっているのかお目に掛かることも無いようです。売れているのでしょうか。

  そんな心配をしていたら、面白いツイートがありました。何と、クジラ文化の話題が会ったのですが、その発信元が外務省な んです。外務省ってこんなこともやっているんですね。これ本物でしょうか。
  折角クジラ文化を紹介するのなら世界に発信してもらいたいと考えるのは私だけでしょうか。それとも、裏では一生懸命頑 張ってくれているのでしょうか。

  出来ることなら八木・佐々木両監督の映画を外務省で世界に広げて貰いたい。それこそが外務省の仕事じゃないでしょうか。


水産庁、IWCとクジラ共同調査へ 北太平洋

2019年07月11日 | クジラ

  IWCを脱退して商業捕鯨が始まりましたが、水産庁が面白いことをやっているようです。何と、そのIWCと共同で資源官吏の為の調査をするのだそうです。全くおやさしいことです。それとも、痛烈な嫌味でしょうか。

  とは言え、これは続けて行く方が良さそうですね。どうせならKorea沿岸を集中的に調査すれば良いのじゃないでしょうか。きっと総統な数がいるのじゃないでしょうか。何と言っても、6月27日、第2207回の「★年間2000頭のクジラの死を放置する韓国」でもとりあげたように、間違って網に入るのが年間2000頭というほど多いのですから。

  産経ニュースより    2019.7.5   

  水産庁、IWCとクジラ共同調査へ 北太平洋、資源管理で協調姿勢

 水産庁は5日、北太平洋の鯨類資源の状況を解明するための目視調査を、国際捕鯨委員会(IWC)と共同で6日から実施すると発 表した。IWCを脱退して今月から商業捕鯨を再開したことに国際的に批判が出ている中、資源管理への協調姿勢を示して理解を得た い考えだ。

 調査は2010年から毎年実施しており、今年も継続する。調査は9月28日までアラスカ湾海域を対象として実施する予定で、 データは商業捕鯨の捕獲上限数の見直しにも生かす。共同船舶(東京)が保有する船を使い、米国人研究者も乗船する。

  最初の漁のクジラの売れ行きはどうなんでしょう。順調に消費が増えてくれば間違って口に入ることもあるかと期待しています。  


★商業捕鯨再開

2019年07月06日 | クジラ

   商業捕鯨の再開で、これからじっくりと計画を立てるのだろうとのんきに考えていたら、何と、初日から量に出たようです。
  杉田澪さんがフェイスブックでその捕鯨船団出港の走行会に出席されたそうです。さすが、中国に比例議員だけのことはあります。

  何と、そこであの八木監督にも会われたそうです。活躍する女性の輪が広がって行くようです。

  され、そんなに早く漁に出て、消費は大丈夫なのでしょうか。安ければ食べたいものですが、長い間殆ど口に入らなかっただけにここで消費が盛り上がらないと折角の再開の意味がなくなります。捕鯨が消費に追いつかないなんてことになってもらいたいものです。そうすれば、値も下がるでしょう。

  何としても、鯨食の文化を守りたいものです。


★年間2000頭のクジラの死を放置する韓国

2019年06月27日 | クジラ

  Koreaの悪名高いクジラが間違って網に入ってきたという嘘の捕鯨がいよいよ明らかにされるのでしょうか。
  何と、Record chinaが詳しく取り上げてくれています。どこまで正確な数字かは分かりませんが、Koreaが卑怯なことをやっているのは間違い無いでしょう。
  
  こういうことを放置して、日本の調査捕鯨を攻撃してきた国際捕鯨委員会(IWC)やしーシェパードのご都合主義が、流石の平和ボケ日本を脱退させたということす。今頃になって慌ててももう遅いでしょう。

  それにしても、本当に世界は腹黒い。

  Record chinaより    2019年6月23日(日)
  
  年間2000頭のクジラの死を放置する韓国、日本の捕鯨再開にも「抗議は難しい」=韓国ネット「恥ずかしい」 

 2019年6月21日、韓国・京郷新聞は「年間2000頭の鯨の死を放置している韓国、日本の乱獲にも抗議は難しい」と題する記事を掲載した。

 記事によると、韓国国会で19日に行われた討論会「韓国内の海洋哺乳類の保護および不法・未報告・未規制(IUU)漁業根絶案と米国の海洋哺乳類保護法改正への対応の論議」で、国際環境団体である環境正義財団のキム・ハンミン運動家は「国際捕鯨委員会(IWC)に韓国が報告した2014年の鯨類混獲(漁獲対象ではない魚類を意図せずに獲ること)数は1835頭だが、これは他の10カ国の平均である19頭に比べて非常に高い水準」と説明し、「韓国では混獲した鯨を売って食べられることが原因の1つ」と指摘した。

 同日の討論会は、米国が2015年8月に海洋哺乳類保護法を改正し、2022年から海洋哺乳類混獲リスクのある方法で漁獲した水産物の輸入を禁止することに対応すると共に、韓国内の海洋哺乳類を保護する方法を模索するため開催された。

 韓国では確認されているだけでも年間約2000頭の鯨類が混獲により犠牲となっているが、特に網を使用する漁法は混獲の発生率が高く、こうした方法で漁獲された水産物は対米輸出が不可能になる上、今後は欧州輸出にも影響を及ぼす可能性があるという。韓国では捕鯨が禁止されているが、混獲・座礁した鯨肉の販売や流通は禁止されていないため、鯨の移動ルートを調査し、意図的な混獲で収入を上げている漁民もいるという。特に韓国の海に残る唯一のヒゲ鯨であるミンク鯨は「海のロト」とも呼ばれているという。

 また、討論会では日本政府が7月からIWCを脱退し、捕鯨を再開することも韓国内の鯨類の保全に悪影響を及ぼすと指摘された。しかし記事は「混獲された鯨の販売を許可している韓国の実情を考えると、日本の鯨乱獲に抗議することは難しい」と指摘している。そのため討論会に参加した専門家や市民団体の多くが「混獲された鯨肉の流通を禁止したり、段階的に縮小したりするべき」との意見に賛同していたという。

 これについて、韓国国立水産科学院鯨研究センターのキム・ヒョンウ博士は「鯨の保全のためには実態の把握が最も必要だが、人員と予算の問題で難しい状況」と説明した。韓国政府関係者は「先月訪韓した米国立海洋大気庁関係者が『韓国政府は対米輸出だけを気にかけているが、米政府が気にしているのは水産物ではなく、海洋哺乳類をどう保護するかという点だ』と皮肉を言っていた」とし、「韓国政府は対米輸出の減少を最小化させると共に、哺乳類の混獲を減らすため学会、市民団体、水産業界と協力していく」と述べたという。

 これに、韓国のネットユーザーからは「他に食べるものはいくらでもあるのにまだ鯨を食べるの?」「流通を禁止すればいい。鯨が自らやって来て網に引っかかるケースが1800を超えるなんて常識的におかしい」「網に引っかかる鯨が他の国の約100倍?恥ずかしい」「鯨の通る道はだいたい決まっていて、漁民らのほとんどがその道を知っている」「日本の捕鯨を批判している場合じゃなかった。急いで対策を講じるべきだ」などと訴える声が寄せられている。

 一方で「死んだ鯨を販売できなければ、ただ海に捨てることになる。それもどうかと思う」「急に禁止にしたら漁民たちも困るだろう。数を決めて獲れるようにしたら?」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)

  それにしても、こんな卑怯なやり口を放置して、日本を散々いたぶったIWCは反省しているのでしょうか。それとも、やはり日本が悪いと言ってるのでしょうか。

  これは、国連のやり口とそっくりですね。やはり、日本は国連を脱退して、安倍・トランプで新しい組織を作るべきという良い例でしょう。
  それにしても、安いクジラが口に入るのは、まだまだ先のようですね。


★訴訟リスクの商業捕鯨 法的課題の対策急務

2019年06月21日 | クジラ

  腰の重い日本政府がやっとまともな決断をしたと喜んだ国際捕鯨委員会(IWC)の脱退ですが、まだまだ問題があるのだそうです。
  やっと日本人が鯨を食べる文化を取り戻せると喜んでいたのですが、そうは甘くないようです。大坂のはりはり鍋屋さんも閉店というギリギリに追い込まれた鯨食文化は復活できるでしょうか。
  
  産経ニュースより      2019.6.16 

  訴 訟リスクの商業捕鯨 法的課題の対策急務

 7月から再開される日本の商業捕鯨に注目が集まる中、政府が内部文書で国際裁判に訴えられるリスクに言及している状況が明 らかになった。国際司法裁判所(ICJ)でオーストラリア側と争った南極海調査捕鯨訴訟では、事前予想を覆して敗訴した経緯 があるだけに、伝統の捕鯨を守るために、法的課題への十分な対応策が求められそうだ。

 国際捕鯨委員会(IWC)の脱退を決めた日本政府は、IWCの下部組織である科学委員会には引き続きオブザーバーとして参 加し、鯨類の資源管理に協力することを約束している。

 しかし、「海の憲法」とされる国連海洋法条約によれば、IWCに代わる「適当な国際機関」を通じての捕鯨が義務づけられて おり、日本は自ら主導して新たな国際機関の創設に努力しなければならない。

 今回、入手した政府の内部文書では、新たな国際機関の創設には「時間が必要」と指摘。さらにこの国際機関には「北西太平洋 諸国の参加が得られるか不透明」とも明記されている。

 北西太平洋諸国とは、捕鯨国のロシアや韓国などを指し、日本政府はこれらの国々の加盟協力を得るのは難しいと判断している とみられる。日本だけで国際機関をつくるわけにもいかず、政府がこの法的課題を解消することが困難であることを事実上認めて いる。

 一方、日本側を訴えることが想定されるのはIWCで対立した反捕鯨国の国々だ。国民の大半が捕鯨に反対するオーストラリア は世論の高まりを受けてICJに提訴した経緯がある。その後も「さらなる法的措置の選択肢を探求している」との政府声明を出 すなど日本の動きを牽制(けんせい)している。

 ただ、捕鯨問題に詳しい専門家は「オーストラリア政府は裏庭の南極海で行う捕鯨には反対するが、日本の排他的経済水域 (EEZ)内で行う捕鯨について訴えはしないはずだ」と指摘。農林水産省幹部も「今のところ静かで、訴えるような動きは見ら れない」とも語る。

 2度目の国際裁判で敗訴すれば、日本の捕鯨はますます窮地に追い込まれる。商業捕鯨が再開される7月以降、国際的な批判が 高まることも予想され、反捕鯨国での世論の動きを細やかに注視し、事前に対応策を準備しておく必要があるだろう。(佐々木正 明)

  相変わらず面倒な世界です。ここでもKoreaが障害になりそうとは全く嫌なお隣です。それにしても、こんなことは分かっているはずなのに余りにも対策がのんびりしているように思うのは私だけでしょうか。もっと、先を見て仕事をしてもらいたいものです。


★追い込み漁は「違法」と主張 動物愛護団体

2019年05月21日 | クジラ

  折角日本が珍しく決断をしてIWCを脱退したので、近い内に安くなったクジラを食べられるかなと期待していましたが、どうも、そんなに単純なものではなさそうです。

  国内でも、おかしな動物愛護団体なんてのが裁判をしているようです。単なるお人好しなのかそれとも裏で金が動いている反日売国左翼・在日得意の商売なのかは分かりませんが、行き過ぎた民主主義って本当に面倒くさいようです。  

  何と、「苦痛の多い方法」で殺されている、その漁法が違法だと訴えているそうです。

  産 経 WESTよ り     2019.5.17     

  追 い込み漁は「違法」と主張 動物愛護団体が口頭弁論

 和歌山県太地(たいじ)町で行われているイルカやクジラの追い込み漁をめぐり、動物愛護団体代表らが、イルカなどの小 型鯨類が「苦痛の多い方法」で殺されているのは動物愛護法に違反するなどとして、県に漁の許可取り消しを求めた訴訟の第 1回口頭弁論が17日、和歌山地裁(中山誠一裁判長)であった。県側は「適法な訴えとは考えていない」として、争う姿勢 をみせた。

 原告の動物愛護団体代表、矢吹蓮さん(45)は「追い込み漁の許可を受けているのは13人だが実際に漁をしているのは 20人以上で、違法行為が繰り返されている」と主張した。

 原告側は太地町の追い込み漁は、不必要にイルカを傷つけ、鯨類の捕獲枠も守っておらず違法だと訴えている。一方、これ まで県は追い込み漁について、「科学的な資源量調査に基づき、資源保護上問題のない範囲で許可を行っている」との見解を 示している。

  この人達は、牛や豚などのには何の感情もわかないのでしょうか。クジラだけが特別な動物だと言うのでしょうか。
  こういう善意を全面に出してくるやり方は、やはり、反日売国左翼・在日共と同じですね。やはり、裏で繋がっているのでしょうか。

  いずれにしても、安いクジラを食べることが出来るなんて期待は外れかも。


★IWC脱退「評価」7割 

2019年04月22日 | クジラ

  外務省が唯一得点を稼いだと言えるIWC脱退を自分の手柄のように発表しているようです。ついでに安倍さんや河野さんの外交も自分の手柄だと思っているのでしょうか。

  ところが、折角の自慢も、WTO敗訴で帳消しのようです。と言うか、やはり外務省は一日も早く解体すべきでしょう。何といっても、日本より他国の為に仕事をしていると言っても間違いないのですから。

  産経ニュースより    2019.4.17

  IWC脱退「評価」7割 外務省世論調査 9割が東アジア「厳しく」

 外務省は17日、平成30年度の外交に関する国内世論調査の結果を発表した。商業捕鯨再開を目指し、クジラ資源の管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する政府の決定について「評価できる」と「どちらかといえば評価できる」の合計が67・7%に上り、7割近くが肯定的であることが分かった。

 「東アジア地域を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しているか」との問いに対しては、「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した人が合計86・7%(29年度も86・7%)と9割近くに達した。外務省は「北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の透明性を欠いた軍事力の強化」などが影響しているとみている。

 安倍晋三首相や河野太郎外相が「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」として積極的に海外を訪問していることについては、「評価できる」「どちらかといえば評価できる」の合計が75・6%(29年度79・1%)で、「どちらかといえば評価できない」「評価できない」の合計19・8%(同16・6%)を大きく上回った。

 また、6月に大阪市で開催する20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で議論する課題の中で関心のある分野を複数聞いたところ、最多は「海洋プラスチックごみ問題」で49・3%だった。「気候変動・エネルギー」(48・1)%、「世界経済・貿易」(42・4%)と続いた。

 調査は3月21~24日に、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施した。対象は全国の都道府県の18歳以上の男女1000人。

  WTO敗訴には、自民党が騒いでいるようですが、どうせこれもアリバイ工作じゃないでしょうか。これも遺憾砲で終わるのじゃないでしょうか。
  兎に角、常に覚悟を持って本気で日本の為に働くなんて気概は持ち合わせていない人達のあつまりですから実績は伴いません。何とも情けない限りです。

  産経ニュースより    2019.4.17

  WTO敗訴、自民会合で政府批判「負けてはならぬ戦い」

 自民党は17日、水産・外交両部会・水産総合調査会合同会議を開き、韓国による福島県など8県産の水産物の輸入禁止措置などをめぐる世界貿易機関(WTO)上級委員会の報告書について議論した。出席議員らからは、日本側の事実上の「敗訴」となる判断となったことに「完全に外交の敗北だ」などと政府の責任を厳しく追及する意見が相次いだ。

 会議には外務省、水産庁など関係省庁の幹部や漁業関係者が出席した。全国漁業協同組合連合会の岸宏会長は、上級委の判断について「敗訴以外の何ものでもない」と述べた上で「漁業者に大きな、大きな失望感を与えており、わが国の水産物の信頼を損なう恐れもある」と風評被害への懸念を表明した。

 宮城県の漁業組合幹部も「ホヤは春から夏にかけて収穫される。シーズンが始まるという矢先にこのニュースを聞いて本当にがっかりしている。漁業者はこれからどうしていけばよいのか動揺している」と訴えた。

 衆院宮城6区選出の小野寺五典前防衛相は「政府の責任は大変重い。漁業者に対してしっかりと補償をしていかなければならない」と述べ、漁業者の救済対策を講じる必要性に言及した。

 党水産総合調査会長の浜田靖一元防衛相は「この戦いは負けてはならない戦いであったはずだ。結果を出せずに言い訳を聞いてもしようがない。前向きなことを政府としてちゃんと出してください」と述べ、このテーマで会合を重ねる考えを示した。

  どうして、国交断絶に踏み切る出来ないのか。それだけで、覚悟の程が分かると言うものです。韓国との問題は、それだけで終わるのですから。それが出来ないのは単に本気じゃないということでしょう。悔しかったらやってみろ。絶対に出来ないでしょう。何といっても、日本がどうなろうと自分さえ良ければの人達の集合でしかないのですからそんな覚悟があるはずない。


★クジラの骨を使って造られた橋

2019年02月24日 | クジラ

  クジラの全てを利用する素晴らしい日本の文化ですが、何と、骨で橋を造っているお寺があるのだそうです。
 これは面白そうです。読売が書いてくれています。 

  何で、橋を造ったのかには、太地との繋がりがあるようです。


 読売新聞より     2019/02/18

 
 国内で唯一、クジラの骨を使って造られた瑞光寺(大阪市東淀川区)の「雪鯨橋」の欄干が5月に付け替えられることになった。明治以降、改元のたびに改修してきた経緯があり、5月からの新元号に合わせる。さらに7月に商業捕鯨も再開されることもあり、寺は「クジラへの祈りをささげるとともに、日本の捕鯨文化を後世に伝えていきたい」としている。

 雪鯨橋は長さ約6メートル、幅約3メートルで、市の有形民俗文化財。欄干の手すり部分にはイワシクジラの下あごの骨一対、側面には扇形の肩甲骨3頭分が使われている。

 江戸中期の1756年、当時の住職が捕鯨の盛んな和歌山県太地町に立ち寄った際、豊漁を祈願したお礼としてクジラの骨を寄進され、供養のために橋を架けたとされる。

 明治以降は大正、昭和と時代ごとに欄干が付け替えられ、6代目となる現在の「平成の橋」は2006年に完成。しかし欄干に触る参拝者が増えて風化が加速し、骨がささくれ立つようになった。

 今年は改元と7月からの商業捕鯨再開もあり、遠山明文住職(69)が「今年以外に付け替えのタイミングはない」と太地町に骨の提供を打診したところ、町側も「クジラを通じて紡がれた縁。できる限り協力していきたい」と応じた。調査捕鯨で捕獲されたイワシクジラの骨を利用する。

 寺は橋の存在を知らない若者にも関心を持ってもらうため、費用の一部をクラウドファンディングで募る予定という。遠山住職は「殺生は仏教で戒められているが、人が食べて生きていくには避けられないのも事実。クジラを悼み、供養を続けたい」と話している。


 参考:瑞 光寺・雪鯨橋(ずいこうじ・せつげいきょう)

  2017-09-03 瑞 光寺には世界唯一の鯨の骨で出来た橋、雪鯨橋(せつげいきょう)こと『くじら橋』があるぞ!

  こうやって骨を橋に利用するなんてのはやはり日本ならではの思いつきなのでしょう。捕鯨に反対するリベラリスト達には分からない文化でしょう。
  この当たりも、日本の広報不足でしょう。政府・外務省・農水省などは、そうした日本の文化を世界に広めることにより捕鯨を理解してもらう活動なんて考えた事もないのでしょう。
  これも、日本の歴史を知らないことによる国家観や歴史観の無さが原因と言えば言い過ぎでしょうか。


★イルカ追い込み漁を止めるよう提訴、動物愛護団体

2019年02月19日 | クジラ

  折角IWCからの脱退を決断した日本に、反日売国左翼・在日共が冷水をかぶせるようなおかしな裁判を起こすようです。
  動物愛護団体なんて、相変わらず怪しげなのが蠢いているんですね。牛・豚・羊・鶏などは可哀想じゃないのでしょうか。
  豚コレラで多くの豚が殺処分されていることには何にも感じないのでしょうか。おかしな人達です。

   産経 WESTよ り   2019.2.14

  イルカ追い込み漁を止めるよう提訴、動物愛護団体 和歌山地裁

 和歌山県太地(たいじ)町で行われている追い込み漁をめぐり、動物愛護団体代表が、クジラやイルカが「苦痛の多い方法」で 殺害されているのは動物愛護法に違反しているなどとして、和歌山県知事や県を相手に、漁の許可取り消しを求める訴えを和歌山 地裁に起こしたことが14日、分かった。

 日本が国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を決め、1月下旬にロンドンの市民団体が「日本の商業捕鯨に反対するため、東京 五輪をボイコットせよ」と呼びかける抗議デモを実施。反捕鯨運動が高まりを見せる中、今回の動きもすでに英国やオーストラリ アの主要メディアが報じており、注目を浴びそうだ。

 提訴したのは、長野県に本拠地を置く動物愛護団体「ライフ・インベスティゲーション・エージェンシー」の代表者。9日に受 理されたという。太地町の住民1人が原告として加わっているほか、オーストラリアのイルカ保護団体「アクション・フォー・ド ルフィンズ」が訴訟を支援している。

 団体は14日午前、東京の日本外国特派員協会で記者会見し、「多くの日本人はイルカを魚と認識し、イルカには動物愛護法が 適用されないと勘違いしている。この訴訟ではイルカは魚類ではなくほ乳類であることを明確にします」と話した。

 太地町の追い込み漁をめぐっては、2010年、批判的に描いた作品「ザ・コーヴ」が米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞 を受賞。以来、世界各地からシー・シェパードなどの反捕鯨団体の活動家が現地を訪れるようになり、漁師らへの圧力を続けてい る。

 オーストラリアの団体は平成26年にも、団体メンバーが太地町の「町立くじらの博物館」で捕鯨に反対する外国人であること を理由に入館を断られたとして、和歌山地裁に提訴。28年に町側に11万円の支払いを命じる判決が出ている。

  それにしても、行き過ぎた民主主義、善意を売り物にするポリティカルコレクトネスにリベラリストと鬱陶しいのが湧き過ぎです。これも、裏で金が動いているのでしょうか。本当に生き難い世の中になってしまっていると言えば言い過ぎでしょうか。


★東京・品川で「おクジラさま」上映会開催

2019年02月13日 | クジラ

  西欧の シー・シェパードなどの捕鯨反対の日本の文化を蔑ろにした自分勝手な活動に腹が立ってしかたがありませんでした。

  ところが、奇しくも、八木監督と佐々木監督という女性が一人で作成された映像がはっぴょうされました。

  八木監督 2015年9月10日、第448回の「★ビハインド・ザ・コーヴ

  佐々木監督 2017年8月30日、第1168回の「★おクジラさま

  男が口だけで何の行動もしない体たらくの時に、こうやって女性が一人で製作された映画が世に出ることになったのも、日本の情け無い男への警鐘じゃないでしょうか。
  やはり、日本は女性が動かないと何も出来無いのかもしれません。

  そんな佐々木監督の映画がIWC 脱退もあってでしょうか上映されるそうです。

  産経ニュースより     2019.2.6 19

  IWC 脱退問題を深掘り 東京・品川で「おクジラさま」上映会開催

 日本の国際捕鯨委員会(IWC)脱退に国際的な批判が集まる中、捕鯨論争を扱ったドキュメンタリー作品の上映会が今月21 日夜、東京都品川区の区立総合区民会館「きゅりあん」で開催される。米ニューヨーク在住の佐々木芽生監督が制作した「おクジ ラさま ふたつの正義の物語」。当日はIWC日本政府代表の森下丈二・東京海洋大学教授を招待し、脱退の背景などをテーマに した講演会も行われる。

 米国でも話題呼ぶ

 「おクジラさま」は一昨年に公開。400年前に始まった古式捕鯨の伝統が今も息づく和歌山県太地町を舞台に、反捕鯨団体 シー・シェパードの活動家との衝突や国際社会での捕鯨論争の実態を描く。昨年には米国でも劇場公開されて大きな話題を呼ん だ。

 上映会を前に都内でインタビューに応じた佐々木監督はこれまで2回、IWC総会を取材した経験から「捕鯨支持国、反対国の 対立が深まり、どうしようもない機能不全に陥っている。この国際会議が存続している自体が不思議だ」との印象を語る。多様性 を受け入れること、異文化に寛容になることが、複雑にからまった糸を解きほぐす鍵になるとの見解を示した。

 太地町で行われている捕鯨については、2010年に米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を獲得した「ザ・コーヴ」公開 後、大きな批判が沸き上がった。「おクジラさま」は「ザ・コーヴ」では描かれなかった、捕鯨を暮らしの糧にする漁師の姿や思 いが映し出される。米国で自身の作品を公開した際、反捕鯨の意見を抱く若者の観客も太地町に同情的だったという。

 捕鯨問題は情報戦

 佐々木監督は「捕鯨問題は情報戦の一面がある。米国では圧倒的に日本側の情報がないために、シー・シェパードのような団体 が出す情報に世論が動かされている」と指摘。IWC総会でも日本政府代表団は海外メディアの取材を拒否するような実態もあっ たといい、「きっちりと説明責任を果たしてこなかった結果が双方の溝を深くしている」とも語った。

 今回、上映後に行われる森下氏の講演会で、さらにこの問題を深く掘り下げる。佐々木監督は「科学者でもあり、政府代表でも あった森下さんは英語にも堪能で直接、反捕鯨国との交渉をやっていた。真相を聞ける良いチャンスであり、ぜひ参加してほし い」と呼びかけている。

 上映会は21日午後6時45分から午後9時まで。チケット代は一般が2千円。学生は1500円。詳しくはサイト (https://peatix.com/event/600181)、または主催者のユナイテッドピープル(090・ 8833・6669)まで

  何度も書いてきましたが、折角女性お二人が、こんな素晴らしい映画を作ってくれたのを有効に利用して世界に発信しようという気概の無い政府・外務省・農水省・文化省などは、日本の名誉の為に仕事をする気が無いのでしょうか。

  これもやはり、自虐史観でそだって来たエリートさん達には、日本の為と言う考えが無い証拠じゃないでしょうか。
  やはり、時間が掛っても、正しい日本の歴史を教える事をやらねばなりません。日本の再生はそこからしか始まらないでしょう。


★政府、捕鯨国際機関「ナムコ」と協力関係強化

2019年02月08日 | クジラ

  こんな組織があるのならもっと早くに参加する方法もあったのじゃないでしょうか。何と、捕鯨国際機関「ナムコ」なる組織と強力関係を強化するのだそうです。

  IWCから長い間撤退しなかったのは、やはり農水省の天下りなどの思惑があったというのも本当のようです。

  さいしょから、こうした捕鯨酷と一緒に協力する方法もあったのじゃないでしょうか。このところの省庁の不祥事を見せ付けられると、国の為に働いている省庁があるとは思えません。

 毎日新聞より     2019年2月2日

  政府、捕鯨国際機関「ナムコ」と協力関係強化 資源管理アピールへ

 政府は、北大西洋でのクジラの資源管理を行う国際機関「北大西洋海産哺乳動物委員会」(NAMMCO、ナムコ)と、協力関 係を強化する覚書を交わす方針を固めた。日本は6月30日付で国際捕鯨委員会(IWC)を脱退するが、ナムコと連携し、鯨類 の資源管理に引き続き取り組む姿勢を国内外にアピールする。

 ナムコはノルウェー、アイスランド、デンマーク領のグリーンランドとフェロー諸島の4カ国・地域が1992年に設立。北大 西洋で捕鯨を行いながら、科学的な知見に基づいて資源保護に取り組んでいる。

 日本はこれまでもナムコにオブザーバーとして参加してきた。関係筋によると、日本は今月下旬にデンマーク・コペンハーゲン で開かれるナムコの会合に政府代表を派遣。クジラ資源保護に関わる協力強化の覚書を結ぶ見通しだ。

 具体的には、資源量に関する科学的データの交換などを、より密にする。日本政府は近く設定するミンククジラなどの商業捕鯨 の捕獲枠の妥当性について、ナムコの見解を提供してもらうことも検討している。

 反捕鯨国は、日本が必要以上に多くの捕鯨枠を設定するのではないかと懸念している。外務省によると、日本がIWC脱退を通 知した後、反捕鯨国の米国からは「(日本の商業捕鯨再開後の)捕獲枠に非常に関心を持っている」とのメッセージが外交ルート で伝えられてきたという。

 日本は脱退後もIWC科学委員会にオブザーバーとして参加し、捕獲枠は委員会で採択された方式で算定する方針だ。ただ商業 捕鯨再開への批判も根強いことから、ナムコとの協力を強化し、捕獲枠設定の透明性や妥当性をアピールしたい考えだ。【加藤明子】

  折角IWCを脱退したのだから、私じゃなく国の為に捕鯨を真剣に考えて取り組んで貰いたいものです。もう一度くじら牧場を考えるのも良いのじゃないでしょうか。


★『ザ・コーヴ』の町に住む僕 が見た「残虐な漁師」の素顔

2019年02月01日 | クジラ

  タイトルに驚いて、こんな記事は読みたくないと一度は思ったものの、これはやはり読んでおくべきと読みました。
  ある程度想像はしていましたが、やはり記事を読ませる為の脅しのタイトルでした。

  AP通信の記者をしていた外人さんの記事でしたが、なかなか面白い。最後まで一輝に読まされました。それにしても、記者を辞めて太地に移り住んだその行動力にはおどろかされました。

  こういる味方が増えたことは有難いですね。是非、世界に発信して貰いたいものです。

 iRONNAより     2019/01/15

   『ザ・コーヴ』の町に住む僕 が見た「残虐な漁師」の素顔 『ジェイ・アラバスター』

 「いいか、身の危険を感じたらすぐに戻るんだぞ、危険な場所なんだからな」

 それはAP通信の記者として東京で働いていた2010年のことだった。社内で日本の本州南端にある小さな町を取材する記者 を募った際、僕はいつものように、事務所から抜け出て、会社の経費でちょっとした旅行ができると喜んで手を挙げたのだ。

 出発前に上司に呼ばれた際、二人きりの部屋で、まるで僕を戦地に送り出すかのように言ったのが冒頭の上司の言葉だった。奇 妙な気分だった。僕は東京で働き始めてからもうすぐ10年になろうとしており、それまでに身の危険を感じたことなど一度もな かったからだ。日本は何と言っても世界でも指折り数える治安の良い国である。母国のアメリカとは比べものにならないほど安全 だ。

 かつて僕は憤慨する右翼団体の取材をしたことも何度かあったし、太地の取材から1年後には東日本大震災で津波被害を受けた 地域や、東京電力福島第一原発事故の取材も経験している。けれども過去に誰一人、僕を傷つけようとした日本人などいなかっ た。もし日本で僕が死ぬとしたら他人に傷つけられるよりも、むしろ自分で命を落とす方が確率的には高い、と言っても過言では ないだろう。

 僕が派遣されたのは、和歌山県太地町だった。当時、アカデミー賞候補だったドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ(The Cove)』の舞台となった町である。このときの取材は、この映画が賞を取った時に備え、太地町の生の声を拾って記事にするのが目的だった。

 数日間の予定で現地に滞在することを決め、東京から約8時間離れたその町へ向かう電車の中で、例のドキュメンタリーを観 た。すぐに、上司がなぜ心配したのかを理解した。不気味なBGMとともに流れる冒頭の映像は、日本の小さな漁村の魚市場を映 していた。むろん、すべて奇妙で怪しげなものとして描写されながら…。

 冒頭のシーンには、車のハンドルに身を被せるようにして、マスクと一風変わった帽子を深く被って顔を隠しながら運転するア メリカ人男性の姿があった。

 「大袈裟じゃない。あの漁師たちに見つかれば捕まって、私は殺されかねない」とその男性は真顔で言った。
ジェイ・アラバスター氏(提供写真)
 映画の中で、太地の漁師は「残虐な存在」として描かれていた。隠れてイルカを獲り、入り江(英語ではコーヴ)へと追い込 み、そこで無残にもイルカをし、海は血で真っ赤に染まる。それだけではない。町を訪れる外国人も危険に晒されると強調さ れていた。漁の様子を撮影しようとする映画関係者や活動家たちはどこへ行っても尾行されるので、ホテルの部屋に身を潜め、 カーテン越しにそっと外をうかがい、海岸に人がいなくなったら車に走り乗るという始末である。

 太地に着いた時、僕はその美しさにしばらく言葉を失った。なぜ自分がそこにいるのかさえも忘れたほどだった。深い緑の森に 覆われた山々に囲まれ、江戸時代に古式捕鯨が始まった町はその日、鮮やかなピンクの花で満開の山桜が競うように咲き誇ってい た。人々の住居は、海と山の間の細長い居住区に肩を並べるように密接して並んでおり、一世紀前に職人の手で建てられた木造の 家の間を縫うようにして迷路のような小道が続く。そして海の美しさと言ったら、誰もが心を奪われるほどである。二つの湾の間 を町が取り囲み、海ははっとするほどに透明で、海岸に立てばアワビや昆布に覆われる岩を突つきながら泳ぐフグの様子まで見え た。

 でも僕がここにいる理由は取材である。『ザ・コーヴ』は後に見事アカデミー賞を取り、結局僕は町の人たちの声を拾って記事 を書くことになった。けれども、一番の問題は誰も僕と話したがらない、ということだった。他の小さな町なら、AP通信記者と してのIDカードと名刺を見せれば、大抵の場合、町長との面会や無料ビールの振る舞い、ホテルのアップグレードなどを意味し た。だが、太地では様子が全く違った。

 町役場でも漁協組合でも、あるいは鯨カツを初めて食べた地元のレストランでも、取材を断られた。犬を散歩していた若い女性 は、自己紹介をしようと近づいた僕を見るなり、文字通り走って逃げた。そしてようやく、イルカと一緒に泳ぐプログラムを提供 する人気の複合施設「ドルフィンリゾート」のマネージャーが話すことに同意してくれた。「イルカ以外のことならば」という条 件で。

 原稿の締め切りを間近に控えた僕に、その後も数人の町民がインタビューに応じてくれたが、充実した取材とは程遠かった。な んとか記事を書き上げ、そのやっつけ仕事は翌日には世界中に打電された。ようやく、僕は東京への帰路に着いた。

    日本のイルカ漁の町、『ザ・コーヴ』を受け流す

    2010年3月8日配信
    AP通信記者 ジェイ・アラバスター

     日本の太地町—凄惨なイルカ漁の描写で『ザ・コーヴ』がアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞し、ロサンゼルスの映画祭に集った聴衆が喝采を浴び せた。一方、地球の反対側では、映画に映し出された日本の小さな漁村の町民は注目を嫌い、何世紀も続く伝統をやめる気はない と明言した。


 東京に戻り、いつものルーチン仕事に戻っても、外国人記者を頑として寄せ付けなかった小さな町の、あの美しい海が頭から離 れなかった。まるで容易には男を寄せ付けない「つれない美女」に心を奪われたかのように、僕は太地のことが忘れられなかっ た。

 それから二度目、三度目と太地に戻り取材をした。その都度、会って話をできる人が増えていき、やがてニュースの見出しから 「太地町」の名が消え始めても、僕は町を訪れ続けた。最終的に上司は僕の太地町取材企画をボツにするようになり、僕は自分の 休暇を使って自腹で町に行くようになった。最初の取材から2年半後のある日、僕はついに諦めて仕事を辞め、ボロの中古車に愛 猫を乗せて再び太地へと向かった。築100年の元鯨捕漁師の家に住んだり、町の住人となって気づけばもう3年半が経った。 今、太地とメディアの関係について博士号を取るべく研究をしている。

太地町の恵比寿神社「鯨骨鳥居」の前で踊る獅子舞(提供写真)
 町で暮らすようになって、太地でのイルカ漁はまったく隠れて行われるようなものではないことを知った。知り合いの漁師がい れば、まだ温かい獲れたての肉を分けてくれる。生で食べる新鮮なイルカ肉は極上のテンダーロインのように舌の上で溶けてなく なる。他にも、古い木造の家の扉に鍵をかけずに出かければ、近所のお年寄りがふらりと家に来て、掃除をし、冷蔵庫には新鮮な 魚を置いて行ってくれることも。町民の多くは、かつて成人への儀礼として暴れる鯨の背に乗り、小刀で鯨の「鼻切り」をした勇 猛な鯨捕りの直系の子孫である。太地は強靭な身体能力を誇った真珠取りの男たちの故郷でもあり、その昔、南氷洋捕鯨に携わっ た町民も多い。町にはおそらくアジア最多であろう、剥製のペンギンコレクションがある。

 毎年秋の祭りの時期になれば、町の男衆と一緒に獅子舞を踊り、飲み明かす。太地町に「残虐な漁師たち」を探しに行った僕は その数年後、海の無事を祈る神社で、海上に輝く黄色い月あかりの下、彼らと獅子舞を踊っていた。

 日本政府が国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退する方針を決めた。国際社会から非難の声が上がる中で、太地町のイルカ漁は また、世界的な注目を浴びるかもしれない。

 これから僕が自分の目で見て体験している、太地の町の一年をiRONNAで紹介していきたいと思っている。(日本語訳、垣 沼希依子)

  こういう人が味方についてくれると言いですね。是非英語で発信して貰いたいと思ったら、既に
フェイスブック アラバスター ジェイで発信してくれています。
  何と、あの「おくじらさま」にも出演しているのだそうです。全く知りませんでした。

  これからも太地からの発信を楽しみにさせてもらいます。