昨日(第430回) の「ここまでやるか中国」 で中国の習主席が第62話の 「盧溝橋事件の真実」に馬英九総統を式典に参加させたり、あのにっくきホンダ 議員を後押しするとか、抗日や慰安婦の記念碑を建てるとか無茶苦茶なことをさ せているので、余りにもその動きにおかしなものを感じていました。
ところが、青山さんがアンカーで見事に謎解きをしてくれました。
何時ものくっくりさんがテキスト起こしをしてくれています。ありがたいこ とです。
ぼやき くっくりより 7月10日
「ア ンカー」韓国の米軍慰安婦問題・安倍総理豪州訪問・盧溝橋事件式典に習近平出席(ギモズバ!)
…略
岡安譲
「安倍総理に焦る中国。中国は何に焦ってるんでしょうか」
青山繁晴
「はい。この盧溝橋事件っていう、かつて国家主席が行かなかった所にわざわざ行ったっていうのは、中国の焦り、それも、現在の安倍さんに焦ってると、いう ふうに申しましたが、それ、どういうことが、根っこにあるかというと、これです」
村西利恵
「中国の焦りの原因は、中国側は、11月に北京で開催されるAPECに合わせて、日中首脳会談を模索し ている」
青山繁晴
「はい。中国側が、むしろ会談したいと言ってきてる、水面下で。これが大事なポイントなんですが。まずAPECって いうのは、アジア太平洋経済協力会 議、ですね(一同同意)。で、これ中国でやるのは今回初めてなんですよ、11月の北京がですね。で、中国経済は下り坂だ からよけいにこのAPECは、今後 の中国経済の、死命を制するような大事な、単なる会議じゃなくてとても大事な場になるんですが、アジア太平洋地域の経済 のことを話し合うのに、日本の総理 が来なかったりしたら、もうそれだけで失敗ですから」
岡安譲
「そうですね」
青山繁晴
「必ず日本の総理は来なきゃいけない。日本の総理が来てるのに、習近平国家主席や李克強首相と会談しないわけにいかないから、だから逆に、中国は、安倍さ んを引きずり、それまでに引きずり下ろそうとして、この『アンカー』だけでいわば伝えられましたけど(4月30日放送分 を参照)4月の政変を、消費増税と 集団的自衛権に引っ掛けて、自民党の総務会に食い込んでやろうとしたけど、失敗した。そして、もう何と7月になっちゃい ましたから、もう中国も、11月 に、全部諦めたとは言いませんよ? 安倍潰しを。でももう間に合わないだろうから、安倍さんでもいいから、とりあえず日中首脳会談の下準備をそろそろ始めたいってことを水面下で言ってきた ら、安倍さんがいきなり、何をお返ししたかというと、これなんです」
村西利恵
「安倍総理は今月5日の読売新聞のインタビューで、『何ら条件をつけずに行いたい』と発言しています」
青山繁晴
「ええ。これは、だから、ひとつの新聞の単独インタビューだから、言いやすい条件、言いやすい環境にし といて、バーンと言ってるわけです (一同同意)。これずっと中国が言ってきたんですよ、この条件を(一同同意)。たとえば、尖閣諸島の問題は棚上げって言 葉じゃなくてもそれに聞こえるよう にしてくれ、そしたら会談したいとか、あるいは靖國神社にはもう行かないってことを匂わせるだけでも言ってくれないか、 その条件でなら首脳会談をやりたい と、言ってきた過去の経緯があるから、そういうこと一切言わないんだったら、やってあげるって言ってるわけです(一同ざ わ)」
村西利恵
「すごい強気ですよね」
青山繁晴
「で、これも、本当は読売のインタビュー答えただけじゃなくて、実は外交ルートで、水面下で、中国側に これ、ほぼ同じ言葉を伝えてありま す。単に新聞に出たっていう話じゃないんですよ。そうすると、これだけ過去の日本と違って、いわば強気に出られるとです ね、中国側としては、どうしていい か分からないことが出てきますから、さあ究極の手を打ったんです。これは実は、重大な手を打ちました。それは何かという と、ニュースは本当は全部つながっ てる。はい、これです」
村西利恵
「台湾の馬英九総統は、おととい(7日)、『抗日戦争記念館』と『慰安婦歴史展示館』を、来年、台湾に 開設する考えを示しました」
青山繁晴
「ええ、このニュースね、ショックを受けた方、多いと思うんですよ。かつて日本の統治の下にあった、朝 鮮半島、台湾、いずれもそうなんで すが、朝鮮半島は、その、たとえば韓国のアンフェアな反日のような、激しい反応なのに、台湾はすごく親日ですよね(一同 同意)。で、その親日の台湾のトッ プの馬英九さんが、その、アメリカの下院議員でとんでもない人がいて、えー、マイケル・ホンダっていう人がいて、まあ はっきり言うと、韓国のロビイストか らのお金も含めてですね、非常に韓国側寄りで、反日活動をやってる。その人と会った時に、サンフランシスコで会って、今 後、マイケル・ホンダ議員に協力し ますと、反日に協力しますってことを事実上言ってしまって、それだけじゃなくて、もう具体的に来年、何と抗日戦争とか慰 安婦、歴史展示とか、まるであなた は中国ですか、韓国ですかみたいなことを急にやり出したわけです。これ理解できないと、いう質問も、実はいただいてるん ですが、これは、中国の、残念なが ら工作活動の結果です」
村西利恵
「なるほど…」
青山繁晴
「で、馬英九さんが今までの台湾総統よりも中国寄りだっていうのは、知られてますけど、これ、実は馬英 九さんにとっても、ひょっとしたら 習近平政権にとっても致命傷になりかねない。なぜかというと、こないだの、台湾の学生の動き(今年3月から4月にかけ立 法院を占拠した運動)を覚えてます か。台湾の人たちはちゃんと、自己主張ができ、そして、僕、実際に台湾に行って痛感するのは、もう、中国共産党の支配下 には絶対に入りたくないんですよ。 それからほんとに日本のことを好きな人が若者から高齢者まで多い。そこにこれ持ってこられるとですね、実は、たぶん馬英 九さんはこれで僕はおしまいだと思 いますが、ウラにあるのは中国って台湾の人みんな分かるから、これは大変な問題になってきますね。その上で一番最後にで すね、どうしてそもそも中国・韓国 は、馬英九さんに手を出したり、ここまでやるのかということですが、それはこれです」
村西利恵
「中国や韓国が反日姿勢を強めるのは、日本が“普通の主権国家”になることを恐れているから」
青山繁晴
「はい。これから夏休みのシーズンにもなりますから、ぜひ学生諸君も、あるいは家族旅行で、アジアを回っていただきたいんです。アジアを回れば分かりま す。日本が普通の国になったら困ると思ってるのは、中国と韓国の2カ国、あるいはプラス、北朝鮮、最近変わってきました けど、もう主に中韓だけであって、 他のアジアの国々は、むしろ日本が集団的自衛権も含めて普通の国になったら、中国も、いわば、ちゃんと対応してくれるよ うになるってことを願ってますか ら、それを(CMへのジングル流れ始める)僕は問題提起ですから、ご自分の足でアジアを回ってみて、確かめて下さい」
…以下略
やはり、安倍さんの戦略が効いているんですね。外交は本当に素晴らしい。と言うか、本当は、ズバリと国交断絶まで 行って欲しいのです。
多分、安倍さんも本音はそうなのじゃないでしょうか。しかしながら、自民党内部や産業界に左翼、それにアメリカとそ れを阻止したい敵が多すぎてそう簡 単には行かないのが現実なのでしょう。それだけに、安倍さんのご苦労は大変なものがあるのでしょう。やはり、信じて見守 るしかなさそうです。
それにしてもくっくりさんこれだけのテキスト起こしを毎週やってくれているその労力たるや大変なものでしょうね。私 なんか一行も出来ない自信があります。青山さんもくっくりさんには感謝しているようです。
ローカルのテレビ放送が世界は大げさとしても、日本中に広がるのですからその効果は計り知れないものがありそうで す。
私も、その恩恵を受けているのですから、すこしでも拡散のお役に立てれば良いのですが。
そして、この番組を必ず動画でアップしてくれているのがこちらです。これも番組が終わって直に編集してあげるので しょうが、くっくりさんよりは早くあがているようです。これも、私には無理です。
ということで、他人の努力ばかりを利用させてもらって申し訳ないですが、やはり、一人でも多くの人に日本の本当を 知ってもらって、一日も早く目覚めてもらい日本再生につなげればと思うからです。
我が国のかたちより