団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

大学教育に関するひとりごと

2017年03月01日 | 文科省・教育改正

  青山さんが、2月20日、第 597回の「日本式教育の問題点、思考力を制限する模範解答」で、日本の教育の問題点を教えてくれました。
  
  この問題点は、改良されるどころか、戦後どんどん劣化しているのじゃないでしょうか。大学は完全に営利目的で、教育なんて頭から考えたこともないでしょう。

  これは、昭和41年に、将来の役にたつために勉強をするつもりで大学に入って、驚いたのが、何の魅力もない講義でした。それも、出席を採るのは語学位で、他は、出席しようがしまいが罰もないことに驚かされた時と変わってないようです。
  と言うことで、最初の講義に出て教授の顔を一度だけ見て、試験だけ受けて終わりという講義が殆どでした。つまり、大学は勉強なんて殆どしなくても卒業できることでした。
  中には、そんな環境でも大教室の前の方に座って勉強している立派な人もいました。教授が、この何時も前に座って勉強している人達との差は大きいと言ってましたが、それに気がついたのは社会人になってからでした。
  最初から何の勉強をするという目的もなく入った凡人の私は、しなくても良いとなると直ぐに楽な方に流されました。
  
  何の為に大学に入ったのだろうかと疑問も感じましたが、結局は、親のお金で、一生に一度の暇をもらったと割りきりました。その割り切りの結果が、今の負け組だと言っても間違いないようです。無駄な4年間でしたが、それも私の人生でしょう。所詮、その程度の人間だったということだと自分を納得させています。今更後悔しても遅すぎます。

  そんな必要もないいい加減な大学を沢山造り、生徒がいないから国の金で外国人をつれてくるなんてことをやっているとんでもない日本の現状を、何時ものねずさんが、詳しく書いてくれています。

  ねずさんと学ぶシラス国の物語よ り   2017年02月21日

  大 学教育に関するひとりごと

  若年人口の減少は、ずいぶんと以前から言われていることです。
団塊の世代が学生だった頃、1学年の生徒数は220万人ありました。
団塊ジュニアと言われる、いまの40代前半の時代も、1学年の人口は約200万人です。
ところがいまの小学校低学年は、1学年100万人強です。
およそ半分に減少しています。

 我が国では、団塊の世代が大学入試の際に、あまりに過当競争になるということから、全国に公立私立合わせて500校の大学が誕生 しました。
大学の数が増えて、生徒数が半分になったわけですから、高校生がほぼ全員大学進学をするという時代にあっても、大学は生徒数が足 らず、運営が厳しいものとなります。

 このため各大学が、特に平成以降、行ってきたことが、
1 学費の値上げ
2 文科省への助成金申請
3 外国人留学生の大量受け入れ
の3つです。(他にもありますが、話を単純化するために省きます)

 学費は、いまでは、国立大学で初年度納入金が約80万円、私立では文系で120万円、理系150万円、医科歯科系500万円が 相場です。
現在の日本の個人所得状況は、昭和40年代後半とさほど変わりがない状況にあるといわれていますが、当時の学費と比べると、この 額はおよそ4倍に跳ね上がっています。
所得が横ばいなのに、学費が4倍なのです。

 しかも学生たちの生活は、昭和40年代なら、下宿があたりまえ。
個室なら、四畳半一間なら贅沢な方、三畳一間に共同便所か、6畳一間に2〜3人が暮らすのがあたりまえ。
トイレは共同便所で、風呂は銭湯があたりまえでした。
けれど昨今では、風呂付き、トイレ付きで、1DK〜2DKのマンション暮らしが常識です。
当然、その分、家賃負担も高くついています。

 日本人の大学生は、この不景気の中にあって親元からの仕送も途絶えがちですから、相当数の学生が大学で勉強するよりも、日々のバ イトに精を出さざるをえないという状況にあります。
学問のための大学生活なのか、バイト暮らしのための大学生活なのか、現実によくわからなくなってしまっているのが現状ということ ができます。

 アルバイトするだけの時間敵余裕もなく、まじめに勉強に打ち込もうとする大学生の場合、これは特に理系に多いのですが、大学生活 を維持するために、結局奨学金に頼らざるを得ず、このため、社会人になった時点ですでに数百万円の奨学金借金を背負い、このため 就職後、数年を経ずして自己破産に至る学生も増えているといわれています。

一方、大学の生徒数を補うために迎え入れられている外国人学生の場合、学費、家賃、生活費とも、国庫からの支援金があり、このた め、たとえば東京の場合ですと、ベイ・エリアや六本木などに建っている超高級高層マンションの居住者の多くが、支那韓国からの大 学生たちであったりします。
いったい日本は、何をやっているのかといいたくなります。…以下略

  何時ものように、リンク元で全文を読んでください。本当に、日本は何をやっているんだと悲しくなります。ここまで劣化してしまった日本の再生なんて本当に出来るのでしょうか。



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