聖徳太子が仏教を受け入れたことをねずさんが教えてくれましたが、それは中身というより大調和という大きな考えがあったようです。それこそが日本の精神のようです。
何時ものように全文をリンク元で読んで下さい。それにしても、日本は本当に素晴しい国ですね。シラス国を造り上げたのも必然だったのかも。
ねずさんの学ぼう日本 2023/02/27
敬神の詔と大調和の精神
・・略
どんなことでもそうですけれど、すべてのことの成り立ちには、その理由と歴史があります。
日本における大調和の精神というものも、はじめからあったわけではなくて、時代ごとに様々な経験をしながら、そのなかで必死に調和の道を模索し続けた結果が現代に至っているものです。
とりわけ信仰上の対立となると深刻で、まさにいまでもそのために戦争が起きています。
さらにこの「信仰上の対立」に、「有力者の経済的得喪」が絡んでくると、事態は更に深刻で、国際外交であれば戦争に至るし、国内問題であればほぼ間違いなく内乱になります。
そして、乱や戦争が起きれば、都度、犠牲になるのは一般庶民の若者たちです。
元海軍航空隊松本裕昌氏は、次の言葉を著書の『我が予科練の記』で述べられています。
我々は、今後決して、
権力者の野望を満たすために、
若者のエネルギーを、命を、
奪ってはならないし、
また奪われてはならない。…中略
仏教に帰依し、信心することも大切です。
同時に幽通乾坤のための祭祀も大切です。
前者は信仰であり、後者は生活習慣です。
対立する必要はないのです。
こうして我が国は、神道と仏教を見事に大調和させていきました。
後年の歴史において、我が国ではこの詔の後、仏教宗派同士の衝突は起きていますが、神社間の争いはおろか、神社とお寺の対立や闘争は、ひとつも起きていません。
このようにして、我が国は大調和の精神を熟成してきた歴史を持つのです。
やはり、こんな大調和を成し遂げるのは日本だからのようです。世界にそれを求めるのは無理なのかも。
人類の未来は甘くなさそうでそう。
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