団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

中国が「保護主義はよくない」だって

2018年04月23日 | 中国

  中国の習皇帝が、ボーアオで保護主義貿易はよくないと吠えたそうです。冗談でしょうか、それとも本気なのでしょうか。
  と言うか、本気のはずはないでしょうからグローバリズム勢力と組んでアメリカを騙すつもりなのでしょうか。

  何時もの宮崎さんが取り上げてくれています。

  宮崎正弘の国際ニュー ス・ 早読みより   平成30年(2018年)4月11日(水曜日)弐 通巻第5669号 

 「貿易詐 欺師」(ロス商務長官)=中国が「保護主義はよくない」だって
  「規制を更に緩和し、自由貿易体制を推進」と出来もしない空手形を乱発

 中国海南島ボーアオで開催されている「中国版ダボス会議」で4月10日、習近平が演題に立って、出来もしない空手形を声高 に乱発する講演をおこなった。
 とくに自動車産業の合弁規則を緩和し、証券と保険では外国資本の過半出資を容認する。知的財産権の保護と取り締まりの強 化、輸入自動車の関税軽減を公言した。

 市場は習発言を歓迎し、またトランプ大統領も、この中国の姿勢軟化を評価するメッセージをツィッター発信したが、習発言の 中味をよくよく吟味すれば過去に「努力する」と言いつつ、まるで実行しなかった政策を繰り返しである。

 トランプ政権が要求しているのは「公平な貿易」であって、保護主義ではない。
 米国は自由貿易を尊重する国であり、中国のほうが保護貿易の固まりである。WTOに加盟しておきながらも、規則を守らず、 知的財産権を侵害しつづけた。

 だからロス商務長官は言ったのだ。「中国は貿易詐欺師」だと。
 ナバロ通商製造政策局長は、中国を一方的に富ませた政策的失敗はWTOである、として、TPP脱退を進言した中心人物であ り、「中国を経済的に豊かにした結果が、中国の軍国主義大国として米国への挑戦であった」と総括する。

 トランプはTPP脱退、NAFTA見直しを進めてきたため、保護貿易主義と誤解されがちだが、国家の基本は自国の利益尊重 のうえてにたっての國際強調であり、世界のルールを取り決めたのがWTOである。
 まさに中国はこのWTOを自国有利に解釈し活用し、経済を肥大化させた。

 世界のメディアはリベラル左翼は常習犯だから納得できるが、保守系のウォールストリートジャーナルや、フィナンシャルタイ ムズのような自由貿易に立脚するところが、トランプを保護主義と認定し、強く批判しているのは奇妙である。英誌エコノミスト など、トランプ批判の急先鋒である。
 
 トランプは報復関税による中国制裁というカードを切ったにすぎず、これを深刻に受け止めた中国が逆宣伝で「米国が保護主義 に陥れば、世界経済を冷却しかねず、成長が後退する怖れが強い」などと都合の良いつじつま合わせの論理で反対し、米国への報 復関税、輸入制限をちらつかせて応酬する一方で、習近平に自由貿易の重要性の旗を振らせた。つまり中国は、トランプのディー ルの応じたのだ。

  トランプさん以外の大統領ならこの嘘に騙されたのでしょうが、反グローバリストで固めたトランプ政権は、流石にこんな嘘に騙されることはないでしょう。
  と言うか、こんなことに騙されるようでは、トランプさんに中国を叩き潰すことは期待できないでしょう。そんなことは無いと信じたいし、トランプさんが中国を崩壊させないと世界が中国に滅ぼされるtこになるのは間違いないでしょう。
  ここは、何があっても、トランプさんの決断を待つしかなさそうです。

トランプさんお願いします!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿