団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★「偉大なアメリカ再現」「アメリカを健康に」「モンロー主義よ、もう一度」

2024年12月25日 | アメリカ

 

偉大なアメリカ再現、アメリカの健康は成るでしょうか。これは、モンロー主義の復活だそうです。
  詰まりは、グローバリズムの終りです。所詮、人類は世界中がまとまることは不可能なのかも。ナショナリズムこそ人類の限界なのかも。

  宮崎さんが、取り上げてくれています。いよいよトランプさんの出番です。上手くやってくれることを期待するしかないでしょう。もし、トランプさんが失敗すると人類の未来はないのかも。  

  「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和六年(2024年)12月23日(月曜日)弐
  通巻第8564号   

 MAGAからMAHAへ、そしてMAMDGAへ
  「偉大なアメリカ再現」「アメリカを健康に」「モンロー主義よ、もう一度」

 世界の海上交通の約5%はパナマ運河を通過する。毎月約1,000隻の船舶が貿易のために航行し、その通過料金でパナマという国家を維持している。
 中国は、この運河の出入り口の港五つの内、ふたつを抑えた。太平洋のバルボア港とカリブ海のクリストバル港である。

 トランプ次期大統領はモンロー主義を復活させる準備を整えているかもしれない。トランプはパナマ運河「奪還」を仄めかしたとも取れる発言を繰り出した。自身のネット「はトゥルース・ソーシャル」に12月21日、
「ジミー・カーター大統領が愚かにもパナマ運河を1ドルで手放した」。
「パナマだけが管理すべきものであり、中国や他の誰のためでもない」
 と書き込んだのだ。

 「パナマ運河は、米国経済と国家安全保障にとって極めて重要な役割を担っているため、米国にとって極めて重要な国家資産とみなされている。安全なパナマ運 河は、米国の商業活動、大西洋から太平洋までの海軍の迅速な展開に不可欠であり、米国の港までの輸送時間を大幅に短縮する」とトランプ大統領は述べた。

 ついで、運河を米国船が通行する際に課せられる高額な料金についても触れ、「米国がパナマに与えてきた並外れた寛大さを考えると、パナマが課している料金はばかげている。我が国に対するこの完全な『ぼったくり』は直ちにやめるべきだ」

 十年前、中国はベネズエラからの安価な石油の通り道としてパナマ以外にもニカラグアに運河を造成するといいだした。実際に工事を始めたが、資本がつづかず沙汰止みになった。ニカラグアでは住民の環境破壊抗議行動が活発化した。

  或る批評家は、このトランプ発言を捉えて、「MAGAからMAHAへ、そしてMAMDGAへ」と喩えた。「偉大なアメリカ再現」からRKJの「アメリカを再び偉大な健康国に」そして、「アメリカに偉大なモンロー主義を復活しよう」と言っていることになる。

 何故、いま「モンロー主義」が復活なのか?
1823年にモンロー大統領が議会演説で表明した内容は「アメリカ合衆国がヨーロッパ諸国に対して、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸間の相互不干渉」だった。単に「孤立主義」と解釈するのは間違いである。

  世界平和と統一は人類の理想かも知れませんが、所詮、人類はその器ではないのかも。かと言って、諦めるのも悔しいですね。
  さて、人類は、どこへ行くのか。


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