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★共和党内に巣くうネオコン残党、ディープステーツがぬっと顔を出した

2024年12月12日 | アメリカ

 トランプさんの側近指名が進んでいるようですが、共和党内部にも敵はいるようです。ディープステーツもいるようです。
  やはり、アメリカも一筋縄ではいかないようです。

  宮崎さんが、取り上げてくれています。さて、トランプさんの思い通りの指名が出来るのでしょうか。まだまだ、一波乱がありそうですね。何とか、頑張って貰いたいものです。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和六年(2024年)12月10日(火曜日)
  通巻第8544号  <前日発行>

 共和党内に巣くうネオコン残党、ディープステーツがぬっと顔を出した
  ヘグセス国防長官指名を遮るRINO(名前だけ共和党)

 トランプ次期大統領は筋金入りの国防タカ派、元州兵でもあったピート・ヘグゼス(退役少佐)を国防長官に指名した。ヘグゼスはグアンタナモ基地、イラク、アフガニスタン戦争に従軍し、勲章を貰っている。

 ヘグセスはハーバード大學修士課程を終え、二冊の著作もある。『アレーナにて』と『アメリカ精神への戦い』で、とくに後者はアメリカの学校教育の荒廃を 嘆き、教育現場ではセックスやジェンダーを教えるのではなく、人格、人徳形成を教えるべきであってPTAは立ち上げレと鼓舞している。

 その後、ヘグセスは「フォックス・アンド・フレンズ・ウィークエンド」の司会者を務めていた。全身に愛国者を象徴する入れ墨は若気の至りか。ヘグセウスの背広の裏地は星条旗。
トランプは指名理由を「彼が米軍の指揮を執れば、軍隊は再び偉大になり、アメリカは決して後退しない」と推奨の辞を述べた。

 ところが、指名直後から過去の性的不品行や飲み過ぎがやり玉に挙がって、上院の指名承認が危ぶまれている。ヘグゼスは不法行為を否定し、反対に回りそうな共和党上院議員のオフィスを説明に廻った。

 とくに指名に反対にまわりそうなのが、アイオワ州選出のジョニ・アーンスト上院議員(女性)である。ついでリンジー・グラハム上院議員が反対に回りそう。
 ジョニはアイオア州立大学卒、軍隊に入り、退役中佐。イラクへも従軍した経歴があるが、軍内でセクハラアを受けたことなどでトランプの言う『トランス ジェンダーを軍から追い出す』という発言に猛反発している。彼女は中絶反対、オバマケケア反対など九割方はトランプ支持だが、エネルギー開発と軍の性差別 では軍隊経験者として反対の立場なのである。

 上院で共和党は53議席と多数派であるとはいえ、4人のRINO(ライノ

 

=名前だけ共和党)が潜伏するとされ、国防長官の指名をめぐっては票が読みない状態にある。

 共和党支持者のなかには「トランプ次期大統領の指名に反対するということは、トランプの政策に反対することであり、そのためには政治的な代償を払うこと になる。一部の上院議員が大統領の指名を失敗させ、大統領の立場を弱め、政治的にダメージを与えようとしているが我々はそんなことを許すつもりはない」と 息巻く。

  「アメリカには、戦うことの意味を知り、自由の代償を理解している国防長官が必要だ。ピート・ヘグゼスは愛国者であり、勲章を受けた退役軍人であり、アメリカの安全を守るためなら手段を選ばない戦士だ」とトランプ陣営の支持者らはネットに投稿を繰り返している。
 共和党内に巣くうネオコン残党、ディープステーツがぬっと顔を出した。


  身内の上院議員選出もありそうなのだそうです。

     令和六年(2024年)12月10日(火曜日)弐  通巻第8545号  

 ララ・トランプ、フロリダ州選出上院議員に照準か?
  マルコ・ルビオ上院議員の国務長官指名で空席になる

 ララ・トランプって誰?
 トランプ次期大統領の次男エリックの妻であり、共和党全国共同委員長。トランプ選挙を勝利に導いた立役者の一人。ララは政治の世界とは無縁のところで育ち、愛犬家としても知れているが、演説がうまいことをトランプ大統領が知って、選挙要員に誘った。
彼女はフォックステレビのプロデュサーをつとめていたが、同局を退職し、2016年から選挙に馳せ参じた。

 全米各地のトランプ集会を廻って巧妙で機知に富んだ演説で資金を集め、トランプファミリーの中で長女イバンカの地位を代替した。
前期トランプ政権で上級顧問だったクシュナー&イバンカ夫妻は、大統領とは距離を置いている。メラニア夫人はトランプ選挙には殆ど登場しなかった。

 JD・バンスを副大統領に推したのは長男のドナルド・トランプ・ジュニアだが、次男は選挙よりビジネスに関心が深く、その分、ララが活躍する

 ララは12月前半に共和党全国共同委員長の座を辞した。おりからマルコ・ルビオ上院議員が次期国務長官に指名され、承認が確実されているため、フロリダ州選出の上院議員ポストが空席となる。

 フロリダ州の規定では、補欠選挙は行われず、州知事が上院議員を指名する。現在のフロリダ州知事は予備選でトランプに挑んだデサンティスである。
もし、ヘグセスが国防長官の指名を上院で承認されない場合、かれが次期国防長官に最有力視されている。

  さて、どうなることか。兎に角、何があっても世界を変えてくれることを期待します。その可能性があるのはもしかしたらトランプさんが最後だったりして。



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