第2103回、第2177回などで取り上げてきた二極化は益々顕著になってきているのは負け組みに属する私としては毎日の生活の中でひしひしと感じています。なんとかして生き残らなければならないとは思いますが、正直難しいでしょうね。
日本でさえこんな状況ですからアメリカはもっと悲惨な状態だろうと思います。そんなアメリカの凄まじい格差についての記事がありました。
18日読売新聞コラム「緩話急題」より
グローバル化への懐疑論 超格差社会アメリカ
・・・略
アメリカは日本と比べ物にならない超格差社会だ。そのうえ「勝ち組」と「負け組」の差は一段と広がりつつある。
ある試算では、企業トップの年収は1976年、平均的な労働者の年収の36倍だった。それが93年には131倍、2005年には369倍に急増した。
05年には最も豊な上位1%の層に国民全体の所得の21%が集中した。税務当局の統計がある過去20年で最高の数字だ。一方、下位50%の層が得たのは全体の13%にすぎない。
日本も、ここまでは酷くなくても近い状態まで来ているのかもしれません。マネーゲームで濡れ手に粟の人たちと派遣・下請け・パートの人たちとの格差は開くばかりでしょう。
その上日本は人間より企業を大事にする風潮がありますから眼に見えない格差はもっとあるのかもしれません。もしかしたらアメリカと変わらないところまで来ている可能性もありそうです。
それにしてもどうしてこんなことになってしまったのか。政治が悪いと言えばそれまでですが、やはり我々国民もバカだったんでしょうね。
それでも未だに選ばれてくる政治家は国民や国の未来には興味の無さそうな人たちばかりです。一体この国を何処へ連れて行くつもりなんでしょうか。
自分たちにも付けは来ると思いますが!
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