~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

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賢い植物の生き方から学ぶ

2012-04-18 09:01:41 | 学ぶこと
今年は、東京の桜が九州・四国よりも開花時期が早かった。

桜は、冬の寒さが厳しいほど、春のあたたかさで一気に開花する。
鹿児島と北海道の桜を2月に東京に持ってきて開花時期の実験をすると、北海道の桜のほうが早く咲くという。

チューリップは、朝、花が開き、夕方、とじる。花弁の内側は温度が上がると伸び、外側は鈍感で伸びないために、そりかえる状態ができ花弁が開く。温度が下がるとその逆症状で花弁が閉じるという。

花は、朝になれば開花、夜になれば閉じるのだが、アサガオは閉化してから、10時間後に開花する。15分の誤差もないと聞く。

定まった時刻に開花する花がある。三時草、午時草(正午)、ひつじ草(14時)、月見草(22時)・・・、これらでつくったのが、本当の花時計。

植物は、動物みたいに動き回れないが、光と二酸化炭素と水で栄養分を作り摂取し、生きている。蜜や香りで、蜂や蝶が交配してくれる。動物と同じことをキッチリと行っているのである。

以上のようなことを甲南大学の田中修教授が、実に優しく楽しく面白く伝えてくれる。
NHKラジオ深夜便で聞いた話である。

このような話の筋道の立て方、お話しの盛り上げ方こそが、今の世の中で、失われているものであり、多くの問題を発生させているのである。

日本語の乱れとともに、もっと国民全体が正しいコミュニケーション、話し方、日本語の使い方を勉強しないといけないと思った。

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