~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

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内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

一休寺と連理の椿

2013-05-31 18:20:32 | 神社・仏閣・史跡・名勝
 

久しぶりに一休寺の拝観に別々の友人を誘い行ってきました。木曜日で梅雨に突入し雨模様でしたので、訪れる人は少なくその分ゆっくりとした時間が取れご案内をさせていただきました。
閑静な緑に包まれて、方丈で庭園を眺めながら語り合いました。
友人が探している薪神社の『連理の椿』について、いつも情報交換させていただいている副住職に尋ねると、住職様がおいでになり、抹茶をいただきながらお話をうかがうことができました。
これはビックなサプライズでした。
本日出会った友人お二人もすぐに打ち溶けあい一休にちなむ話題を出しながら広い酬恩庵をまたゆっくりと回りました。
やはりこのお寺をうかがうには、ゆっくりと一休みというのが似合いますね。
酬恩庵を出てから、隣にある薪神社の連理の椿を探しましたが、神社内の整備や開拓で木や土山が掘り起こされていましたので、26年前のそれは、なくなってしまったのだということだと思いました。

※一休
京都の大徳寺の高僧、華叟宗曇(かそうそうどん)の弟子。「洞山三頓の棒」という公案(禅問答:人間とは何か?)に対し、「有ろじより 無ろじへ帰る 一休み 雨ふらば降れ 風ふかば吹け」と答えたことから華叟より一休の道号を授かる。なお「有ろじ(有漏路)」とは迷い(煩悩)の世界、「無ろじ(無漏路)」とは悟り(仏)の世界を指す。



平成25年度予算説明会

2013-05-31 09:42:55 | 市・大学行事
市民ねっとの楽学塾5月講座『よくわかる京田辺市の新年度予算』の説明を市の総務部財政課から聞いた。
簡単な事業と予算数値の説明に予想通りの失望感を抱く。説明後、事前提出した質問事項の回答が淡々となされた。
早速いくつかの質問をしてみた。
①施政方針、事業、予算が繋がっていない。
②事業に取組み、どのような具体的な効果があるのかが不明。効果や成果が重要。
③災害情報システムなど、1年前から不備や改善提案をしたが、新システムの効果が不明。
 ※提案事項は、リスクマネジメントの考えを明確にし、どう効果を出すのか事前評価をして取組むべきで、市民の有識者の意見を聞いてほしいとのこと
④未来のための人づくりの施政方針が、臨床心理士の配置、従来からの市民講座実施では、納得できない。
⑤継続事業については、昨年の総括と新たに取組む内容と効果を明確にしたうえで実施するべき。
⑥市長がリーダーシップを取り市民を巻き込んで課題検討や事業推進を図っていただきたい。

 日ごろの思いも含めて訴えたが、殆ど返答がなかった。財務担当が事業の内容・効果も含めて話をできないとの意見も出たが、明らかに間違っている。市民に対する説明会や会議では市の代表者であり、事前準備を整え、何らかの返事はすべきことである。また、他の参加者の質問は、予算額の根拠に関する内容が多く、踏み込んだ質疑がなく残念であった。

今回の質問・提案は、市に一つの刺激を与えたとのコメントがあったが、何をいまさらといいたくなる。行政機関は大小の規模にかかわらず、物事の決め方・プロセス、正しい評価、判断できる考え方を明確にしたうえで論理だてた取組みを行っていただきたい。
やはり、地方行政は、市民巻き込み型の改革を図っていく必要があると思う。

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