初めて全国大学まちづくり政策フォーラムに参加してみた。本年で８回目。例年開催のものこそ、より注目をしなければならない。残念ながら、何人かとの長話で、結局、午前の半分しか聞けなかった。京田辺の現状の課題解決である、過疎、後継、農業、文化財、観光、等の毎年同様のテーマが多い。はっきり言って、取組みの奥深さが感じられない。普賢寺の問題、解決策などは、地元民では何回も、既に論じられている。でも実行できないところの課題解決策を追及していくのをテーマとして挙げるべき。京田辺の課題を街の声一日の母数１４人で判断しているなど、手抜きであるとすぐわかる。ポイント制の企画も二番煎じでどこかの試みを京田辺版にすりかえてみただけである。２泊三日の短時間で、調査分析まとめ発表という、超スピードフォーラムでは、それぐらいのレベルのものしか発信できないかもしれない。勿論事前の調査方向付けはあるものの、やはり感じたのは、イベントの開催が狙いであり、本日の会場溢れんばかりの参加者フォーラムとしては今一つを感じた。参加大学も７。増加もなく、さみしい限りである。現在の京田辺の問題は、力強い市民力・行政力の問題であり、そのベースのやる気のなさである。来年こそは、もっと斬新な市民にとって充実感・満足感を味わえるフォーラムにしてほしい。
