リタイアー後は、自分の思いのまま、ゆったりしたストレスも少ない暮らしが待っている一方、その時間が多くなると何か物足らさを感じることが高まってくる。そのうち自らやろうとする気持ちも失せてしまうことも少なくない。人間は自分を形成している多数の細胞を常に活動させることが大切であり、特に手先や頭脳は動かしておきたく思う。ここ数年、パソコンは苦手で使わないという人を見ると、盛んにシニアこそ、パソコンを少しずつ使用しながら、自分の人生を高めるようにと勧めている。人は、他の人との接触が大切で、そのためのコミュニケーションを図るには、メール交換、世の中の新鮮な情報を得るには、インターネットは手軽なものである。それらを経て、リアルなコミュニケーションがより高まる。問題は、パソコン使用を学ぶことであるが、気軽に、営利でない市民活動部隊がそういう教室をつくりをやればと思っている。私などは、率先してその教室の立ち上げに関与したく思っている。