京田辺市と京都府大共同の歴史資料調査報告会があった。市民の歴史ファンが沢山集まり、佐牙神社の祭り、江津村の検地帳の話を聞いた。配布資料にレジメ項目、プロジェクターに骨子を表示し、調査内容を語る講師、調査内容を分析し、そこからわかったことを伝える講師、なるほどと思わせる内容はあったものの、幾つかが不足している。その後、郷土史や市誌編纂者関係者も含めてのパネルディスカッション。残念ながら、各人が自己の取組み内容の紹介で、相互討議にはならず、また、参加者からの質問の受付対応がよくなく、予定時間を大幅にオーバーしてから、実施するが、回答にずれがあり不明確で、参加者から怒号が飛んだ。その間、司会役は、あらかじめの予定をこなそうとするから、ますます、参加者から非難の声。事務局である教育委員会も何もフォローしない、折角の報告会がお粗末に終わった。それにしても、最初あいさつに立った、教育長は、自分の話が終われば、いつものようにさっさと会場を後にしたが、全く分かってないことに失望した。市民がボランティアで参加して調査に加わっているのであるから、じっくりと報告を聞き、自らも討議の中に入って行くことが、行政の担当長としての責務。新しい体制で臨む市政に相変わらず、またまた期待ができそうもないと感じたのは、出席者の多くではなかろうか。