小学生の時から虫歯が痛みだすと、家の前の歯医者に通っていたが、当時は削る、抜く、また、神経を抜く時にも麻酔もかけずに、やられたため、すっかり、歯の治療がトラウマになってしまっている。しかし、ここ1年ぐらい、のどの調子が悪く、先日、かかりつけの耳鼻咽喉の先生に、虫歯治療を勧められた。ちょうど良い具合に、友人から評判の良い歯科の紹介があり、一大決心して、近くでない歯医者さんに行ってきました。治療を怠り悪化した歯を見せる恥ずかしさ、神経に触れる痛さ、治療する期間の長さ、待ち時間、そして、歯科医の応対など、心配する限りのものを考えましたが、マア、死ぬことはないと思い、すんなりと歯科に入ると、前の患者さんと談笑する先生の声を聞き、まず、気持ちが緩みました。「どうされましたか?」とニコニコしながら、穏やかに話しかける歯科医に信頼度は、増していきます。レントゲン撮影、画像診断、歯周基本検査、まずは、「噛むことができるようにから始めますよ。」消毒、殺菌、エアをかけて削られているような、そうでないような?、口を濯ぐ時には、歯のかけら部分が流れなかったので、やはり削られていないようである。「はい、今日は、ここまで、また明日、やりましょう。」その間20分間。常に、穏やかに、ニコニコしながら、ゴッドハンドの治療が終わった。実は、友人に聞いたのだが、この先生は私と共通的に話題となるものがあるそうで、少し、余裕ができてからその会話も楽しみたいと思っている。それにしても、治療技術・効きめの高い薬の適用で歯科は大変身したと聞いていたが、そのことは本当であった。しかしながら、45年間も治療をしていない歯は、咽喉以外の部分にどのような影響を及ぼしているのか新たな心配も出てきた。日々健康を図り、保っていきたいものである。
南山城の郷土史について、奥深くより体系的に研究されている方から、自己所有の郷土史料を手に持てないぐらい頂いた。継体天皇、地名由緒一覧、袋中上人絵巻、藤林普山関連、大住隼人、薪騒動、古文書・・。ざっと見てみると、半世紀前から10年前までに発刊された出版物のコピー。虫が食い、汚れがあるが、貴重なものであると思い、じっくり必要なその時に読んでみたく思っている。まずは、格好の太陽のもとで虫干しをした。