昨年から、あたためてきた南山城三十三所めぐり in 京田辺 の講義とウォーキングを開催。43名の参加。なぜ、南山城三十三所、京田辺の観音様、釈迦と弥勒仏の間に、現世利益で世の中を救う観音様、廃寺になった後、継承された寺院、ご本尊や什物、こんなことに思いを入れながら、午前の講義は終了。久しぶりに参加した厳さんと近くのレストランで昼食を交わしながら近況を交換した。午後は、予定通り、念仏寺、恵日寺跡、正福寺、法雲寺さんへ。法雲寺、檀家総代さんのIさんが待ち構えていただき、35年ぶりに帰った十一面観音立像を目の前にして、丁寧な説明と興味深いお話にみんなうっとりでした。当本堂で木造の観音様を迎え入れ、保管することの難しさを、生々しく伝えていただき、仏像を大事に守っていくことやそのありがたさの思いを強くした。
後は、もう夢中で、あらゆる角度から、写真を撮らせていただいた。
これほど、ま近くでじっくりと鑑賞できたのは、生まれて初めてである。観音様のお顔は、まさにあらゆる角度から見て、いろんな表情をされていることがわかった。また、それは、自分自身の心の持ち方や感情でそう見えるのかもしれない。