小平奈緒選手が、スピードスケート女子500mで、金メダル。ものすごい努力で勝ち得たアスリートに大拍手を送りたい。本当に素晴らしかった。3連覇を狙った親しい友人でライバル イサンファに勝ち、「リスペクトとしているよ」と駆け寄り、涙の李の肩を抱いた姿は、世界が見た素晴らしい光景だった。しかし、解説者やインタビュアの「獣のような、獲物を狙うような」の表現に予想どうり、大ブーイングが起こっている。言葉の誤った使い方、乱れが蔓延しており、そのことの善悪がわからない今の世の中を表している。政治家だけでなく、報道関係者も言葉の使い方マナーを今一度学んでほしいものだ。アナウンサーの「獣のような」の問いに「躍動感あふれる」と切り返したところも小平選手が苦労して磨き上げた人間力の輝くものだと思い直し、気持ち良く就寝できた。