21世紀になり、世の中の矛盾が加速化し、世界情勢は危機状態に進みながら、そこから抜け出せない社会で我々は生きている。人類は、幸せを求めながら自己をも廃絶にする核を持ち、その使用の在り方も制御できなくなっている。地球温暖化は、自然災害を多発させ、権力者の堂々たる差別発言が横行しても、力に負ける国家政府首長はそれに追随するだけである。倫理道徳が高いこの国も、いつしかその気風が失われ、国内だけ権力を振るう親分に忖度し必死についていくだけである。このような政治経済社会では、決して真の幸せはやってこない。アベノミクスは成果を出せず、オリンピック誘致のために世界に堂々とうそを言い、責任もって拉致問題を解決するといったことも何ら進展はない、このような政権を信じてはいられない。首相在職期間が歴代最長で乾杯する姿を想像すると、遺産はなにかと問いたいものだ。