中秋の名月の前日の月(十四夜、待宵の月)を今朝の2時前に、写真に撮った。空には、星はあまり見えなかったが、木星が輝いていた。地球の周りを27日で公転し、一回転(自転)する月の魔力に近い不可思議さに魅了されながら、ひんやりした深夜にたたずんでいた。不思議でしようがない月の成り立ち、そして、地球に今日の生命をもたらしたともいえる月の謎についても考えていた。しかし、そのほとんどは、宇宙、物理化学の法則、決まりから成り立っている。地球誕生直後に、小惑星が地球に衝突、地球が破壊され、飛散した破片で、また地球が再興された。その他の破片が集まり月を形つくった。いわゆるジャイアントインパクト。その時に、受けた衝撃で地球の自転軸も23度傾き、今日の四季を生み出した。地球と月は、お互いの引力が働き、潮の満ち引き、形状や回転に扁平化が起こっている。また、共通の重心のもとに、周りをまわっている親子の関係。いつも地球に同じ表面を向ける月の裏側は、隕石が衝突のクレーター。もし、月が隕石の盾にならなかったら、現在の地球にはならなかっただろうと空想が広がる。そうなんです、わからないところがあるから、興味好奇心が高まるのであると思いながら、勝手気ままの時間が終わった。