朝鮮通信使が実現する背景に対馬領主の宗義智の偽装国印、偽装国書が大いに役立つのであるが、日本、朝鮮の外交問題を国の利益ではなく、対馬と釜山の人々の交流ある暮らしこそが、最も重要だと考えた領主の賢明さであったと思う。対馬にとっては、九州よりも朝鮮半島が近いために、昔から生活物資交換が行われ、新たな文化も生まれていた。国の意識を越えて、お互いに相手を必要とし、彼らには、国境というものがなかった。民衆たちは、実利的な幸せを望み、国家の正義とは無関心であった。混乱の戦国時代には、多くの素晴らしい領主がいたことをもっと学ばねばならない。偽りを言い続けてきた理財局、近畿財務局、財務省、政府、総理は、どこまで逃げとおすのか、国民を幸せに導くことを描いた行動なのかを基に真摯に答えて欲しい。
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