沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

80万語

2009-03-15 | 映画・テレビ・本・英語
3ヶ月前に50万語でしたが、コツコツと18冊読んで、今日80万語を越えました。
読んだ本をWEB登録すると、累積の語数を計算してくれる仕組み。
これまでに90冊。月に10万語くらいのペースです。

Emil and the Detectives(エミールと探偵たち)
原作はドイツの話なんですね。
母と二人暮らしのエミールは、理容業の母が少しずつ蓄えた大切なお金を、ベルリンに住む祖母のところまで一人で列車に乗り届けに行きます。ところが、列車内でスリに全財産を盗まれてしまう。警察に頼めない事情があります。
知らない街で、無一文。重たいスーツケースと花束を持ったエミール君は、犯人を追いかけますが、一体どうやってお金を取り戻すことができるのでしょうか。
ペーパーバックでは、エミール君の人物像が明確になります。探偵物と思っていましたが、田舎育ちのエミールとベルリンの都会っことの友情。子供の頃、日本語で読み、Graded Readersで展開を楽しみ、ペーパーバックで登場人物を味わう。3回楽しめますね。

The dearest boy in all the world(最もかわいい男の子)
交通事故で父親を失った7歳の男の子が、考えた末に取った行動とは。
いつも、物事を深く考える男の子。男の子の考えに、病気の姉や母親は驚かされます。
不思議なことに、ページがない本です。その代わり、カタツムリが…。
オランダの作家、イラストも、テッド・ファン・リースハウト。

Find the White Horse(白馬を探せ)
怠惰な犬のLubberは隣家の引越しトラックに運ばれてしまい、犬の収容所で引き取り手も現れずに安楽死される羽目に。
収容所に棲みつき多くの犬が処分されるのを見ていた猫のSquintumは、Lubberを助けようと思い立つ。そして遠く離れたLubberの飼い主の双子のおばあさんの家を目指す苦難の旅に出る。
目印は山に描かれた白い馬(英国の石灰岩の丘陵地帯に画かれた地上絵で hill figureと呼ばれる)。 犬、猫、レース鳩の立場から、人間を描く物語。

Lassie Come-Home(ラッシー家路)
英国からアメリカへ移住したエリック・ナイトの原作。
出身地である英国ヨークシャーの村が舞台。
ラッシーというコリーは、美しさ、毎日16時になると飼主の少年を学校に迎えに行く正確さ、他の貧しい家のようにはお金と引き換えに犬を手放さないことで有名だった。
父が失業し、ついに金持ちの地主に売り渡すが、ラッシーは16時が近づくと本能で脱走し学校まで戻ってきてしまう。
その繰り返しにとうとう400マイル離れたスコットランドまで連れて行かれるが、ラッシーは再び脱走し荒野を南下し始める。生きるための大変な旅が始まる。少年がラッシーを必要としているのではなく、ラッシーが家族を求めている。犬のひたむきな本能に、家族愛に惹かれる作品。
1940年に単行本が発刊され、1943年に映画化されたが、数ヵ月後に作者は第二次世界大戦で逝去した。

English Fairy Tales(英国童話集)
英国に伝わる童話・昔話の短編集。ジャックと豆の木、三匹のこぶた、親指トム、シンデレラ姫の原作?など31編が出てくる。古語も使われてます。
巨人、魔女、残酷な話だとか、これって単に泥棒じゃないの!童話かな、結末もなんで?とか感じるところがありますが、それもまた当時の英国の様子を反映させるものとして魅力です。

Charlie and the Chocolate Factory (チャーリーとチョコレート工場)
こういう展開になるとは…。
目次からストーリーをある程度は予測したのですが、それ以上で、なかなか面白いと思います。
後で知ったのですが、映画化されたロアルド・ダールの有名な作品でした。