東村の天然記念物、サキシマスオウノキ(先島蘇芳の木)です。
アオギリ科の湿地性の樹木ですが、樹高18mの大木です。
特徴的なのは、何といっても板根(ばんこん)。波打つように12本あります。
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板根が発達する理由はいろいろ考えられますが、ここの地形・地質が湿地性で岩盤が近くにあることから判断すると、地中深く根が張れないため、大木を支えるために大きな根が必要なこと、地中の空気が摂れないためマングローブの様に気根が必要なこと、かな。
折れ曲がった根を上からのぞいてみると、実生が出ていました。これは育つのが大変です。
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こっちの実生から育った樹木は、まだ若い木ですが、板根がもう出来ていました。
向かって右側に板根がたくさんできています。
左側に傾斜する倒れやすい方向なので、この場合は樹木を支えるためなのかな。
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周囲の風景です。大切に保存したいですね。
アオギリ科の湿地性の樹木ですが、樹高18mの大木です。
特徴的なのは、何といっても板根(ばんこん)。波打つように12本あります。
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板根が発達する理由はいろいろ考えられますが、ここの地形・地質が湿地性で岩盤が近くにあることから判断すると、地中深く根が張れないため、大木を支えるために大きな根が必要なこと、地中の空気が摂れないためマングローブの様に気根が必要なこと、かな。
折れ曲がった根を上からのぞいてみると、実生が出ていました。これは育つのが大変です。
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こっちの実生から育った樹木は、まだ若い木ですが、板根がもう出来ていました。
向かって右側に板根がたくさんできています。
左側に傾斜する倒れやすい方向なので、この場合は樹木を支えるためなのかな。
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周囲の風景です。大切に保存したいですね。