長らく、歯科医院で歯のクリーニングをしていなかったので、気にしておりました。
しかーし、先週、病院の麻酔科受診で通告されました。
「歯医者へ行ってお口のクリーニングを、お願いします。」
これって、「口の臭い 大丈夫ですか?」じゃないです。
歯のぐらつきや口内の汚れが、麻酔の際に気管や肺に入り込むリスクがあるからと。
早速Google mapsで探すと、ずいぶん医院が増えたなあ。最も近いクリニックに電話し、クリーニングを希望したら30分後に予約が取れた。
量販店の二階に、クリニックはあった。
問診票でむし歯とか歯が痛いとかの病状を詳細に聞かれるが、単に「歯のクリーニングをお願いします」と書き、情報提供書を添えて、自分の順番を待った。
「沖縄では歯科医院に行く時間が無かったので」などと言い訳をして、医者に歯を診てもらった。
「むし歯は一本も無く、歯茎も健康ですね。ただし…」
ただし…って、わかってるのに、それをいうのね。
「歯全体に歯石が付いています。
特に上下の前歯の裏側に。
クリーニングすることが必要ですね。」
やっぱり言った。
そうなんですよ。そのためにココに来たのよ。
若い女性歯科衛生士が歯石を除去してくれることになった。ちょっと緊張した。
ガリガリ、シュパシュパ、超音波機や高圧洗浄機で削られ吸引され、研磨され、フロスしてくれた。
終了後、舌を上下の前歯の裏側に当てると、
なんということでしょう、
歯の表面にデコボコが付いていた。
今までツルツルだった歯が、デコボコに。
鍾乳洞の中で鍾乳石が出来上がるように、長年月かけて、歯の表面に少しずつ歯石が付き、歯表面がツルツルになるまで成長していた。
むし歯予防のガードだと思ってた歯石が、きれいに削られたのであった。
「おかげさまで、すっかりきれいになりました。ありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝えました。
歯がきれいになって、なんか嬉しいね。