サラリーマン40年の経験を持つ筆者が通勤電車内で考案したクイズを出題し、チャットGPTの解答を分析する。では、次の問題。
満員電車に乗る際の注意事項として、最も適当なものは以下の通りです。
最も適当な注意事項: ②痴漢
満員電車では、他の乗客との接触が避けられないため、痴漢行為が発生する可能性があります。自身の安全と尊厳を守るために、痴漢に対する警戒心を持ち、被害が発生した場合は速やかに駅員や周囲の人に相談するなど、適切な対応が求められます。
なお、その他の選択肢については、満員電車に乗る際の注意事項としては適切ではありません。
①スリ: スリ行為は犯罪行為であり、注意が必要ですが、満員電車での発生率は必ずしも高くはありません。それに対して、痴漢は満員電車での発生が比較的多い問題です。
③ヘッドフォンの音漏れ: ヘッドフォンの音漏れは周囲の人に迷惑をかける可能性がありますが、直接の安全や他人に被害を与えるものではありません。注意事項としては重要ですが、痴漢などの身体的な危険性に比べると優先度は低いです。
④ふけ: ふけは頭皮の問題であり、他人に対する影響や安全上の問題ではありません。注意が必要な点ではありますが、満員電車に限定される注意事項ではありません。
⑤おなら: おならは身体的な自然現象であり、注意事項として特に取り上げる必要はありません。ただし、周囲の人に迷惑をかけないようなマナーを持つことは重要です。
注意事項として最も適切なものは、痴漢に対する警戒心を持つことです。
※ これも納得である。満員電車での発生率、他人への被害度合や安全の観点から、相対的に比較考慮し、最も適当なものを回答してきた。
出題の意図は、満員電車の中で突然生じる様々な出来事からどうやって身を守るか、サラリーマンの経験から自分なりに危険度や対処法を整理していた。
②痴漢 若い頃の筆者の被害。中央線最後部車両は四谷、新宿とも階段が近く時間短縮できるため異常な混雑だった。新宿駅で多数が乗り込み身動きの取れない四谷までの5分間が狙われた。小柄なおっさんが顔と手のひらを当方に向け、電車の揺れに乗じて股間に触れてきた。体をよじるがおっさんの手は離れない。その時は偶然と思ったが後日、二回目があった。合意していないと混雑の車中で体を反転させると、おっさんも同様に背を向けた。その後、ターゲットを探すおっさんを車内で見かけたので、乗車車両を変えた。同性の痴漢は、立証が難しいのかもしれないが、被害者の気持ちを考えてやめて欲しい。
①スリ:最終電車に近い時間帯に酔っ払って座って寝込んでいるときに、終点駅で網棚の鞄を持って行かれそうになったことがある。置引きだ。親切な人が声をかけてくれて目覚め、被害を防いだ。誰もが神経張り詰めている満員電車では少ないのだろう。
③ヘッドフォン:昔はよくあったね。音漏れに気づいていないことが原因なのか、気づいてもらうように睨まれたり、揺れに乗じて肘を当てられ痛い思いをしてた。加害者にならない注意事項だね。
④ふけ:乗り込んだ客に押され目の前に来た男が、クシで整髪しているが肩がふけ男。ふけだらけの肩が顔面に近づいた女学生の悲しげな表情が印象的だったが、深刻な被害ではない。
⑤おなら:突然、回りが緊張するね。呼吸を緊急停止し、顔の近くの空気が入れ替わるのを待つしか無い悲劇の数分間。舌打ちして自分は加害者ではないと偽装するやつもいる。吸い込んでしまった場合もやがて回復するので被害は小さい。
ということで、チャットGPTの情報量に基づいた分析と解答は、40年のサラリーマン経験と照らしても妥当なものと言える。