朝9時半に、自民党の街宣車を送り出し、『谷垣さだかず農林懇談会』の宣伝に回っていただいた。
10時から、市役所で第2回『綾部市ひきこもり等自立支援会議』が開催され、サポステの受託団体であるフロンティアを代表して、ご挨拶させていただいた。
青少年の健全育成と若年者の就労支援に関わる団体の皆様にお集まりいただき、事例研究も交えて熱心にご討議いただいた。
次の予定があったので、11時に早退して、ホテル綾部に向かった。
谷垣代議士と業界団体の代表者の方々との懇談・要望の場を設けさせていただいた。
この不況をどう乗り切るのか、国政への注文、また、未来に向けた提案など、様々な状況を共有し、なんとか頑張っていこうという前向きな会合となった。
代議士からは、地方自治体への6000億円の臨時交付金のこと、新年度予算の1兆円の予備費のことなどをご説明いただいた。
民主党は不満を煽ることに終始し、現実的な対策を打つための予算執行を遅らせるための審議拒否をしている。
「民主党は子どもがダダをこねるようなことで、本当に政権が担えるのか?」という疑問の声も上がり、「自民党も、もっと自信を持って、ブレずにしっかりやってほしい」という叱咤激励をいただいた。
13時過ぎに出て、代議士も街宣車に乗り込み、市内を少し街宣しながら、小西公会堂に向かった。
小西茶業組合さんが通常総会を開催しておられ、その懇親会の場に少しお邪魔して、ご挨拶させていただいた。
「質問したい」という方が手を挙げられ、「国家公務員の渡りの問題をどう思うか?」と問いかけられた。
それに対しては、「たしかに公務員も悪いが、私は公務員を指導しなければならない政治家がもっと悪いと思っている。でも、なぜ官僚主導になってしまうかというと、数ヶ月で大臣がコロコロ代わるから。3年ぐらい大臣をやれば、昨日今日、政治家になったわけではないから、官僚の言いなりになることはない。自民党が安定政権を構築できていないことが、国民の皆様の政治不信を招く種になっており、本当に申し訳なく思っています」と答えられた。
13時30分から始まっていた「谷垣さだかず農林懇談会」に、15分遅れで慌てて飛び込む。
会場はすごいたくさんの人に集まっていただいていた。
「WTO交渉の問題」「石破農相の減反政策転換発言について」「中山間地農業を北海道や新潟の大規模農業と一律に扱う農政では今後は厳しいのではないか」「自民党も農業保護政策をもっと立てるべきだと考えている」というようなことについて述べられた。
地元農業者の方々からは、「農業に誇りを持って取り組んでいる。自給率のアップを目指す具体的方策をとらないと海外からの食料輸入を止められたら、日本人はどうなるのか?目先の選挙目当ての発言ではなく、しっかりと先を見据えた政策を議論してほしい」「集落の高齢化で営農組合の役員の成り手がない。稼げる農業にしたい」「鳥獣害、特にシカの被害に困っている」「環境税の導入をしてほしい」という様々な要望や提案が上がった。
時間が足りずに、会場との意見交換はもう少ししたかったが、またこういう機会を設けて、皆様の想いを国政にしっかり反映させていただきたいと思っている。
パフォーマンスではなく、こういうことを真面目にやることが、政治においては本当に大切なことだと思う。
「政権交代」は手段に過ぎない。交代した後、どうするのか?来る衆院選では、その議論が行われる政策選挙になってほしいと思っている。
財源の裏づけのない空論を戦わせても、国民にとっては何の意味もない。
農林懇談会終了後、30分ほど、自民党青年政治大学の受講生の皆さんと市長との懇談の場を持った。
自民党府連青年局の役員である京都府・市議会議員の皆様にも数多くお越しいただいた。
「水源の里」視察に来られたのだが、朝から予定が詰まっていたので、ご案内は白猪くんと玉川さんにお願いした。