北朝鮮のミサイル発射が毎日、報道されている。
ミサイルが日本領空に入れば、イージス艦がまず狙い、それが失敗すればPAC3という兵器で破砕するらしいが、それも失敗すればどんな惨事になるのだろう。イージス艦が失敗したものをPAC3が成功させられるのだろうか?
日本が人工衛星の実験をして、失敗で自らの領土外に落としてしまえば、どんな恐ろしいことになるのか?
それを北朝鮮がやろうとしている。日本の領空に入った時点で、戦争を仕掛けられたとも言えるのではないか。
国民を満足に食べさせられずに、何の目的で人工衛星が要るのか?ミサイル発射は軍事目的に決まっている。
なぜ、北朝鮮の“お遊び”に、日本が多額の税金を使わなければならないのかと思う。
日本に“人工衛星”を撃ち落とさせておいて、「日本が我が国の人工衛星を撃ち落とした」と言いがかりをつけ、宣戦布告してくるのではないかと心配だ。
日本海側に大量の難民と兵士が混じって押し寄せてきた時の対策は講じてあるのだろうか?
こんな時に、民主党の鳩山幹事長は「『補正予算審議を民主党が引き延ばすのなら解散に打って出る』と総理が言うのなら、解散してほしいので審議を引き延ばしましょうか?ふふふ」と笑っていた。
G20の金融サミットでも大規模な経済対策が合意され、NY株価も少し持ち直し、日本の株価も上昇傾向だ。
政府と自民党は景気対策の“三段ロケット”を飛ばし、最終のロケットが21年度補正予算となる。
定額給付金も4月中旬に支払いが本格化すると確実に消費を刺激してくる。「前倒しで、もう使った」という声もよく聞く。
高速道路のETC一律1000円化もGW前には首都圏、阪神圏のシステムが整い、それを待って田舎に帰省する方、地方に観光に出かける方も増えるだろう。人が動くとお金も動く。
2年間の限定ではあるが、自民党の政策セミナーでは、福井国土交通部会長が「2年たったら終わり…というのは、国民の皆さんに定着し、そうはいかないのではないでしょうか…」と私見を述べておられた。
民主党のように、「ダメだ。意味がない」と連呼していたら、2年で終わるだろう。民主党は「完全無料化」を謳っているが、その財源やそれによる渋滞対策は抽象的なものでしか示されていない。
今、重要なことは、どうして日本の経済、世界経済を復活させるかだ。
日本の国民の生命と財産、国土をどのようにして守るかだ。
政権奪取のみに汲々として、代表にもの申せず、政府の足を引っ張ることに専念していることは情けない。