視察の二日目は、午前中、熊本県にある黒川温泉へ。
温泉街を一つの旅館に見立てて、各旅館は「部屋」、道は「廊下」だという考えで、みんなで協力して統一した良い景観を創り出し、それが年間90万人の入込客につながっているとのことだった。
温泉街を歩いてみたが、お店もたくさんあり、全体が本当に良い雰囲気になっていた。説明の中では以前の写真も見せていただいたが、以前は殺風景な普通の温泉街だったが、ゴロッと変わっているのがよく分かった。
午後には博多から再び新幹線に乗り、18時40分に綾部駅に帰ってきた。
19時半からは、綾部小学校、綾部中学校出身で、ソフトバンクホークスなどでプロ野球選手として活躍した神内靖くんの後援会の解散総会に出席した。
後援会長の大槻進さんが挨拶され、議事などが進められた。約30万円の残金は綾部スポーツ少年団に寄付されることになった。
本人は第二の人生で新しい仕事の研修が九州で始まっており、出席できなかったので、最後はお父さんが御礼を述べられた。
視察帰りではあったが、ぜひ解散総会には出席したいと思っていた。
生粋の綾部っ子で、プロ野球の選手になったのは、唯一、神内くんだけであり、10数年、プロの舞台で活躍してくれた。大人から子どもまで、綾部の応援団は大きな夢を見させてもらうことができた。
第二の人生もしっかりと頑張ってほしい。
綾部の少年野球指導者の皆さんには、第二、第三の神内靖を育てていただき、再び新しい夢が見られることを心から願っています。