2日㈭、夜に綾部高校PTAの第1回役員選考委員会に出席した。
本部役員と学級委員学年代表に集まっていただき、選考方法について意見を出し合った後、推薦する候補を挙げてお願いしていくことになった。
PTA役員は幼稚園、小学校、高校とやってきたが、役員でもやらなければ、なかなか学校へ足を運ぶ機会がなく、先生方の顔と名前が一致することも少ない。役員をやることで学校との距離が縮まるので、個人的には良い経験をさせてもらっていると思う。
小学校PTAで初めて役員(監査)をしたのは中学1年生の涼子が小学1年の時で、朝の挨拶運動に立っている僕の姿を見て、涼子は驚いていた。そして、教室にランドセルを置くと渡り廊下の柱のところまで出てきて、柱の陰からこっちをずっと見ていた。挨拶運動が終わって、涼子に声をかけに行くと「なんでおるん?」と嬉しそうに尋ねてきたのをよく覚えている。
今は学校まで車に乗せても、一言も発さずにドアをバンと強く閉める涼子を見送りながら、「反抗期が過ぎたら、あの頃の涼子に戻ってほしいな」と願っている。
選考委員会の後、消防団時代の後輩でもある役員の小林伸治くんを誘って、やきとり大吉に行った。
先日、たまたま初めて立ち寄って話を聞いていたら、店主は香川県出身の38才で大吉の亀岡店で修業した後、3年前に綾部で独立したそうで、厨房機器は自らが購入したこともあり、綾部店を成功させたいと頑張っているとのこと。
チェーン店なので冷凍の焼き鳥が本部から送られてきて、それを焼いているもんだとばかり思っていたら、そうではないそうだ。綾部と福知山の鶏肉店から仕入れた鶏肉を店で串に刺しているとのこと。メニューは全国共通で品数と値段は揃える必要があるようだが、オリジナルメニューは独自に考えてもいいようだ。
綾部は「地元感」が強い店が多く、転勤で外から来た人が入りにくいと先日、指摘を受けていたので、こういう店にも頑張ってほしいなと思い、この1週間で2度目の訪問をした。周りのお客さんも全く知らない人ばかりで、小林くんとは「消防の旅行に行って、都会で居酒屋に入っとるみたいやな」と話しながら、焼き鳥を食べた。やっぱりPTAはこんな感じでやらないとなと思った。