14日㈪、朝から京都へ。12時半から議員団会議、14時45分から予算特別委員会の小委員会、15時から予算特別委員会の全体会に出席した。
夜は綾部に戻り、誕生日会に招かれて出席。
15日㈫、久しぶりに電車で京都へ。特急は自由席がなくなり全席指定となったが、しばらくの間、ネットで切符を買えば、綾部駅~京都駅の間の特急券は500円になるようだ。(これまでの自由席特急券は990円)しかし、ネットの利用がしにくい高齢者には不便で高くなるので、JR西日本は「敬老精神」を持ってほしいと思う。
12時半から議員団会議、13時15分から本会議で追加補正予算が上程され、全員協議会、予算特別委員会、再び本会議にて、令和4年度一般会計予算などの全ての議案を可決し、2月議会は閉会した。
今議会では議員提案により、「府内産木材の利用等の促進に関する条例」が可決された。これにより、京都府の公共建築物の建設にあたっては府内産木材の利用が義務づけられるなど、府内産木材の利用促進と林業産業の振興、それによる森林整備の促進のための具体的な施策や数値目標を議会から知事に求めていくことが明確になる。
私は2期目の後半から自民党府議団で農林水産部会長を務め、3期目に入った2019年5月に京都府議会森林・林業活性化議連の会長も務めることになった。
その頃、国で森林環境譲与税の導入を受けて、全国的に地元産木材の利用促進を進める動きが加速化していたため、京都府木材組合連合会の協力を得て、自民党府議団で2019年7月1日に元林野庁長官である全国木材組合連合会の島田泰助副会長を招いて「木材利用促進条例について」をテーマに勉強会を開催した。ブログ四方源太郎日記(2019年7月1日付)「国産材・府内産材の利用促進に向けて」
その後、各地域ごとに各地の森林組合の連合組織である京都府森林組合連合会の役員の皆さんとの勉強会や視察研修を行い、府内産木材の利用促進のための議員提案条例制定の必要性への理解を深めてきた。※写真は北部府議での林業視察研修の様子/ブログ四方源太郎日記(2019年9月2日付)「府森連のストックヤードを北部自民府議で視察」
舞鶴市の林ベニヤ産業でも視察、社長らとの意見交換を行った。ブログ四方源太郎日記(2019年9月11日付)「林ベニヤ産業へ、北部自民府議で視察」
本当は2020年度から府議会で条例制定に向けて動きたかったが、コロナによって動きが取れずに1年遅れたものの自民党府議団の団長、代表幹事に他会派との調整を進めていただいた結果、田中英夫議長の下で、2021年2月の府議会の政策調整会議に議題として上げてもらうことになった。
2021年5月から、私は自民党府議団を代表して政策調整会議の委員を再び務めることになり、19回の会議を経て、「府内産木材の利用等の促進に関する条例」が制定された。ご協力いただいた多くの皆様に感謝すると共に、今後、実効性ある条例となるようさらに努力します。