6日㈯、16時からオスキーニにて、綾部市PTA連絡協議会(会長:中島祐子吉美小PTA会長)の役員意見交換会に出席。
これまで連Pでは小中PTA会長が集まる会議は年に二回(一学期と三学期)しか行われていなかったが、昨年度の2月の最後の会議で「会長同士の交流がもっと必要ではないか」と意見を出し、今年は第一回目の会長会に合わせて、会費制の意見交換会(懇親会)が行われることになった。
昨年の会議では「一度、連Pの行事を休止して、今後それを継続するか、止めるのか考える一年にしたらどうか?」と意見を述べ、他の会長さん方とも「そうしよう」と合意できた。私含めて3名の会長が次年度も会長になることになっていたこともあり、そういう時でないと検討できないからという意味があった。
※2024年2月22日付blog「着物議会、PTA連絡協議会の事業見直し」
それを次年度にどう申し送るのかがその時に問題となり、「次年度会長は誰なんですか?」と聞いたが「分からない」という答えだった。「どの学校のPTA会長が連P会長になるかくらい決まっているのでは?」と聞いたが、「それも分からない」という答えだった。
仕方なく、それなら庶務(会長の学校の教頭先生)から次年度の庶務の先生にしっかり引き継いでおいてください、ということで昨年度の会長会は終わったが、その引き継ぎが全くなされていないのではないか?と思うくらい、それに何も触れられずに例年通りの委員会活動や事業が進められていくので「一体、引き継ぎはどうなっているのか?」と質問した。
結果は「きちんと引き継ぎがされていなかった」ということで、「そんなことでは会議でいくら意見を出しても意味がない」と怒った。
PTA活動も時代と共に変えていかないといけないと思う。過去からの事業を何も考えずにそのまま続けるのではなく、見直しをしていく必要があると思っているが、会議で意見を言ってもそれが流される組織では未来が全くない。
今日は本来はグループに分かれて意見交換する予定になっていたが、昨年度からの課題を問題提起したことで、他の会長からもいろんな意見や感想が出て、全体で様々な意見交換ができた。
会議の結論としては、庶務の先生が本部役員や市教委と相談して、今後、どういう形で「連P改革」を検討していくのかを各会長に提案してもらうことになった。
懇親会には庶務の先生と市教委の社会教育主事に加えて小林治教育長にも参加していただいたが、連Pのアドバイザーの先生は参加されず、残念に感じた。
懇親会で、ある小学校のPTA会長から良い提案もあったのだが、それを共有してもらえなかったからだ。想いを共有できずにPTAの役員に何かをアドバイスできるのか?と思う。
やるならやる、やらないならやらないとハッキリせずに、意味や意義が不明確なままでダラダラ続けていると組織の風土が悪くなり、いずれ「不必要論」が出てきてしまう。
PTAが今後も継続でき、有効な活動体として機能し続けられるようにしないといけない。学校や市教委は、PTAについていろいろと言われている今こそ、真剣に考えて取り組むべきだ。私は今年でPTA役員をやるのは最後だと思うので、より良いPTAになるようにと思って、「悪者」になっても意見を言わなければいけないと思った。
PTA役員は一年ごとに交代し、「こうした方が良い」と思う頃には次の人に引き継ぐことになる。それゆえ、担当の学校の先生がある程度、主体的に方針を出してもらわない限り、何も変わらない。
懇親会にはほとんどのPTA会長さん達が参加され、一部の方とは二次会、三次会にも行って様々な意見交流を深めることができて良かった。