25日㈯、11時から綾部天満宮の初天神を参拝。今年は雪のない初天神で、風が冷たかったものの例年よりずいぶん暖かった。
祭典後は事務所に戻って、午後は「げんたろう新聞」の制作や書類整理など。
だんだん天候が悪くなり、夕方には雨も降ってきた。明日は正暦寺の不動明王大祭なので何とか雨は止んでほしい。ノウマクサアマンダ バザラダン センダン マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン。
■今年の世相
トランプ大統領の就任によって、日米関係がどうなるのか?と盛んに言われている。
トランプ大統領の就任式には、選挙中から応援していたイーロン・マスクだけでなく、グーグルのスンダー・ピチャイ、アマゾン・コムのジェフ・ベゾス、メタのマーク・ザッカーバーグなどの「IT長者」が顔を揃え、ソフトバンクの孫正義も78兆円という巨額投資をトランプ大統領に申し出た。「GIGAスクール構想」で抱いていた懸念の通り、日本のお金はアメリカを強くして日本との差をつけるために「上納」されるようだ。
これが再びの「パックス・アメリカーナ」につながるのだろか。そこには明るい未来ではなく、何か危ういものを感じるのは私だけだろうか。
日本の政治も安定しないが、今は誰がやっても安定しないのではないかと思う。いっこうに内閣支持率は上がらないが、数年後に振り返った時に「あの時は石破政権で良かった」という政権であるような気がしている。「ディレイ生中継」のような。
2022年7月8日に安倍元総理が奈良駅前で暗殺された。私はこの暗殺によって、日本の戦後政治が一区切りしたと考えている。
表の自民党と裏の統一教会(勝共連合)がご破算となり、次なる「道具」が用意されつつある。石丸新党が「再生の道」という奇妙な名前と組織で立ち上がったが、意味深なものも感じている。韓国でも、尹大統領を取り巻く事件は奇妙だ。
フジテレビも戦後政治の一つの「道具」だったのだろう。テレビや新聞は必要だが、情報は正しいとは限らない。ほぼ100%、「制作された情報」であるので、それをわきまえて嗅ぎ分ける力が必要だ。
政治にとって、今年は何かが起こるような気がずっとしている。
「組織」ではなく、「人」が重視されなければいけない。物理的なものや過去のものに惑わされているのは良くない。精神的なところにこそ、真理がある。「これまで」でも「これから」でもなく、「今」をよく観る必要がある。
石破風に言うと今年は「1を聴いても10なぞ観えない」。
今をしっかり観て、瞬時に対応しなければならない。新年から腰が定まらない気持ちに覆われている。