バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ビニカバの使用… その前の作業!

2021年10月13日 18時56分31秒 | 仕分け作業(夜勤)
昨夜の私は“屋根なし拠点へ運ばれる荷物”をまとめる担当の一人だった。しかも、今日が雨予報だったので、「あぁ、荷物をビニール袋に入れなければならないのかぁ~ 面倒臭いし、腰が痛くなるし… 嫌だなぁ~」と思っていたのだが、運搬車を丸ごと覆うことができる“大きなビニールカバー”を使ってやることになっていたので「やった~! これはいいや」と喜んだ。ま、それはそれで難点も少々あるけれど、荷物一つ一つをビニール袋に入れていたことを思えばどうってことないのである。

さて、その作業が始まる少し前… つまり、仕分け作業が終盤を迎えた頃、私は正社員に呼ばれて「運搬車に大きなビニールカバーを装着する作業をお願いしたい」と言われ、倉庫の奥の方にある“作業現場”へ行った。そこでは、別の正社員が一人の派遣男性と一緒に作業をしていて、正社員が私に「こんな感じで二人でやって下さい」と言ったので、先週は一人でやっていた私が驚いていると、正社員は「カバーを運搬車の上部へ投げ上げる時に腰を痛めた人がいて…」と答えながら、その場から立ち去ってしまった。

仕方がないので、言われた通りに一台目のカバーを二人で装着… そこへ、一人の派遣女性がやって来て「ここでカバーをつけるように言われました」と言ったので困ってしまった。「もともと一人でできる作業を二人でやってくれと言われて困惑していたのに、三人目を送り込んでくるとは… “二人一組で作業”と言っておきながら、三人目を来させて… 四人目は来ないような気がするなぁ~」と思った私は、派遣二人で一緒に作業をさせながら、私は一人で作業をすることにした。

ある程度の台数をこなした頃、「妙に静かだな」と不安になって通路の先を見てみたら、椅子に座ってドリンクを飲んでいる人の姿が… 「えっ!? マジか…」と驚いているところへ、別の方向から別の派遣女性が現れて「今、10分休憩に入ってますよ」と言ったのである。あ、あぁ… やっぱり… そこでの作業をやめて、多くの人がいるであろう場所へ移動… その時、「トラックへ荷物を渡すための作業を開始します」という正社員… そう、私にカバー装着の作業を命じた正社員の声が聞こえてきたのである。

ず~~~~~~~~~~っと、我々は「倉庫の奥の方は、スピーカーの音声が全く聞こえない」と言っているのに… そういう場所で作業するように命じておきながらの放置プレイ… 私のような人間は喜んでしまうではないか! ハハハ…(オマエはドMか!?) そして、2~3時間も体を動かし続けた後の“意味不明な準備体操”をやって、これまた“無意味なエア体操(実際には誰もやっていない荷物の持ち上げ動作)”をやってから作業開始… 私は派遣二人と一緒に正社員のところへ行って「何も聞こえず、今まで作業していたんですけど…」と報告、「今から10分間の休憩を取って下さい」と言われたけれど… 私はドリンク一杯を一気に飲み干し、作業を開始したのだった。あぁ、快感…(やっぱりオマエは…)