毎年山菜採りの季節になると我が家を訪れている友人2名が、今年も期待に胸を弾ませてやってきました。まず、ヤチブキの花を見つけて歓声をあげていました。今年は気温が低かったために、いつまでも黄色い花を咲かせていたのです。
第一日目はタケノコ狩りです。熊笹の中に足を踏み入れて、背丈ほどの竹藪の中に入り、時々はバシッと弾かれながら少しだけ顔を出した曲がりタケノコを探します。今年は少し細い感じのタケノコが多いようでしたが、2か所の筍林の中から3人で必死になって探しました。
少し硬い部分を切り取って糠を入れたお湯で湯がいてアクを取ります。3人分なので量も多くて大変な作業です。
茹でた後、皮をむいて瓶詰にします。陰圧気味にして蓋をかぶせて密封して保存します。
今年はウドがたくさん採れました。我が家の近くにも、また、熊笹の中でもウドが結構採れました。
最後の日はワラビ採りでした。茹でてストーブの灰をかけてアクを抜きます。だし醤油に1夜つけて食べると美味です。
このところ我が家の食卓には山菜づくしが並びました。筍と蕗、蕨が入った煮物、ウドと若芽の酢味噌和え、茸と、蕨、タケノコ入りの山菜おこわ、焼き筍、ウドの味噌汁、蕗のきんぴら風油炒め、ヤチブキのお浸し、ウド、タラの芽、ギョウジャニンニク、濾し油、筍、アスパラの天ぷら、ギョウジャニンニクの醤油漬け等々・・・・友人達は喜んで食べて下さいました。
友人は他にも蕗やタラの芽などを大きな発泡スチロールの箱に詰めて、クール宅急便で自宅に届け、満足そうな顔で、神奈川県に帰って行きました。
