俱知安町には百年の森という公園があり、地域にあった森林づくり活動が行われています。自然のままの姿を保ち、針広混交林でホタル、野鳥が生息して、それぞれの観察の企画が設けられています。
雪が解けた水辺には、水芭蕉の群生が広がっていました。
少し入った丘の上には、福寿草の群落があり、黄金色の花がキラキラと輝いていました。
まだ時期が早いのか?花数は少ないのですが、カタクリやエゾエンゴサクも咲いて春の訪れを告げていました。
俱知安町には百年の森という公園があり、地域にあった森林づくり活動が行われています。自然のままの姿を保ち、針広混交林でホタル、野鳥が生息して、それぞれの観察の企画が設けられています。
雪が解けた水辺には、水芭蕉の群生が広がっていました。
少し入った丘の上には、福寿草の群落があり、黄金色の花がキラキラと輝いていました。
まだ時期が早いのか?花数は少ないのですが、カタクリやエゾエンゴサクも咲いて春の訪れを告げていました。
4月も20日を過ぎると畑や庭の雪はほとんど解けてしまいました。まだ、南側の野菜畑や苺畑、芝桜の畑には1mほどの雪が残っていますが・・・
お天気の日に肥料や糠、完熟たい肥、苦土石灰などを撒き、夫に小さな耕運機で耕してもらいました。気温が低いため、野菜の植え付けや種まきは5月中旬近くになりそうです。
日当たりのよい場所では、春を告げる花達が少しずつ咲き始めました。
黄色いミニ水仙、水仙、ムスカリ、小さめのチューリップが顔を出しています。
ピンクと白のクリスマスローズは、雪に強い花です。いつの間にか花が開いていました。
別の場所ではレンギョウやガザニアが・・・
そして嬉しいことに「カタクリの花」が2輪だけ咲いていました。数年前から咲いていますが、なかなか増える気配がありません.
私達夫婦はN大学の山岳部に所属していました。昨日、OB会のメーリングリストで、「T氏が中央アルプスで遭難?」の連絡に驚いて言葉にならないくらいでした。空木岳に登山後連絡が途絶えたという家族の通報で、捜索が開始され、100mほど滑り降りた地点で発見され、遺体が収容されたとのこと・・・。
Tさん(68歳)は私達よりずっと後輩で一度もお会いしたことがないのですが、定年退職後、あちこちの山でトレーニングを積まれ、3月には春山の鳥取大山で訓練されたという、とても慎重でスタミナのある方でした。その彼が・・・なぜ?
春山登山とはいえ、厳しい山の単独行は相当厳しいものがあったと思われます。心からご冥福をお祈りします。
翌21日も買い物がてら、水田のコハクチョウを撮影しました。
毎年10月過ぎるとシベリアから日本へ、約2週間かけて渡ってきて北海道から九州まで各地に冬鳥として飛来し、3月末になると本州から雪が解けた北海道の水田へ立ち寄り、水草や落ち穂を食べて過ごし、4月末にシベリヤへ繁殖のために帰っていくようです。大海原をどこで休みながら飛んでいるのでしょうか?
ちなみにオオハクチョウは鼻孔の先まで黄色でコハクチョウよりは大きく、コハクチョウは鼻孔の手前まで黄色くなっているそうです。
コハクチョウの姿は羊蹄山を背景にすると写真になります。カメラを構えると、一斉に右の方へ移動していました。
どうやら少し離れた場所の仲間たちに合流しているよう。
良く見ていると飛び立つ前のしぐさが何となくわかってきました。そわそわとした感じです。逆光で広げた羽が透き通って見えていました。
それぞれグループでねぐらに戻っているのでしょう。また、来年会いましょう。
この場所はコハクチョウはいませんが、毎年私達が、田植えが終わった頃水田に映り込んだ羊蹄山を撮影する場所です。溶けかかった水田が美しい景色になっていました。
長崎から帰った直後、妹から美味しいものが届きました。
実家の近くに鯨屋さんがあり、そこからクジラの舌(さえずり)を買ってくれました。滅多に食べられない高級品です。以前にも食べたことはありますが、トロっとして弾力がある柔らかさで、ポン酢にワサビや辛子をつけて美味しくいただきました(^_-)-☆。
これは実家の隣町で作られている「小串トマト」です。長崎県でも有名なトマトで、尖った部分が星のように輝き、甘みがたまりません・・・
ニセコに戻ってから、友人のN夫妻からベビーホタテが山のように届きました。長万部まで取りに行ってくださったもので、友人達にも分けてあげ、早速お味噌汁でいただきました。残りは蒸した後に身を取り出し、黒っぽい内臓を分けてから、冷凍保存しました。味噌マヨでいただくとお酒のおつまみにもなります。
この時、干した「宗八カレイ」もいただき、油でソテーしていただきました。ご飯は実家からもらったタケノコで作った「タケノコご飯」でした。
ニセコでは「根曲がりダケ」しか採れませんので、大きなタケノコをホタテと一緒に炊き込みご飯、煮物、中華風炒め物、ちゃんぽん、皿うどんなどに入れて食べています。
雪が解けると「山菜採り」が楽しみです。
少しずつ陽が落ち始めました。
ねぐらに帰る準備をしているよう・・・
これは別の水田です。イワオヌプリの方角では、西日が水田に映り込んでキラキラと輝いていたのを撮影。
その後友人のN夫妻宅まで行ってみると、たくさんの鳥が舞い上がっていました。「マガン」です。コハクチョウと同じ冬鳥で、そのうちシベリアに戻るのでしょう。
コハクチョウも一斉に飛んで羊蹄山の真上に。夕日を浴びて羽が少し赤く染まっていました。
羊蹄山の左の「尻別山」の方にも帰っていくコハクチョウが居ました。どこのねぐらに帰っているのでしょう?
4月20日、俱知安町にもコハクチョウが飛来してきたと聞き、長崎にいる時からまだ残っているだろうか?と、心配していました。コハクチョウの動きがある午後から、撮影開始。
この日の羊蹄山。だいぶ山の襞が濃くなってきたように思います。
羊蹄山を背景に水田にコハクチョウがエサを啄んでいました。数はそれほど多くはありません。
鳴き声が聞こえていましたが、じっと餌を啄んでいるだけです。
そのうちにあちこちで羽ばたきが始まりました。
5,6羽がグループになって羊蹄山の方へ飛んでいきました。そろそろねぐらへ帰る時間なのかもしれません。
白鳥が飛び立った後、水田に羊蹄山の姿が映り込んでいました。
長崎にいる間、ずっと気温が低く北風が吹いて北海道にいるような感じで過ごしていましたが、夫によるとニセコは2℃前後になり、ずいぶん冷え込んだようでした。
カワウが居た川に「シロサギ」が数羽飛んでいました。白い羽根を広げて美しい姿です。
鴨もたくさん泳いで、長閑な風景でした。
今回の帰省の目的は母の一周忌を行うためでしたが、17日に無事終えて19日に新千歳空港へ戻ってきました。ここから快速列車に乗り小樽へ向かっていたところ・・・
小樽駅の一つ前の南小樽駅構内に入ったところで、15時35分に列車が急ブレーキをかけ、急停車しました。「人と接触した可能性があり、調査の為しばらくお待ちください」「人身事故発生」「救急車が到着し救助されて搬送されました」
「只今警察による現場検証が行われています」「この列車は現場検証終了後、警察の許可が下りるまで動くことが出来ません」「やっと許可が下りこれから終発します」
と、1時間20分ほど待たされてやっと小樽駅に向かって動き出しました。函館線は鹿と衝突する事故は度々あり、私も遭遇したことがありますが、たいていは20~30分で動くのですが、相手が人間ともなるとそうもいかないようです。
結局、予定の列車は動かず、小樽で乗り換えて俱知安町へ向かう列車は2時間後になると言われ、ニセコバスを調べると1時間ほどでバスに乗れることが分かりました。小樽―俱知安駅間の料金を精算してもらい、予定より1時間半遅れて俱知安駅前に到着しました( 一一)。
翌日の道新によると、列車事故の原因は60歳代男性の飛び降り自殺だったとのこと。足の骨折で助かったそうでした。どっと疲れてしまいました・・・
パッチワークのつつじを通りすぎると、また高いツツジの壁が続きました。
この辺りはつつじの「ナイアガラ滝」と言われているそうです。
これほど良く手入れされたつつじ園は、見たことがありませんでした。見事!圧巻!でした。ちょうど良い時期に見ることが出来ました(^_-)-☆。
広いつつじ園の中をかなり歩き回り、昼食にありつけたのは3時ごろでした。鯛のあらの煮つけ御膳を美味しくいただきました。
ネモフィラのお花畑を通りすぎると、つつじが平面に広がり、パッチワークのおようでした。
久留米つつじは背の高さは低い低木になっているため、パッチワークになっている感じです。
ほかにも様々なつつじが咲いていました。
これは真っ赤な「石楠花」
小さな小さな花で、「袋なでしこ」とか?花の下側に袋がついていました。
つつじ園を通り裏山の方に上って行くと、目の前にブルーの絨毯が広がっていました。昨年までは芝桜を植えていたらしいのですが、虫にやられてしまって全滅したとかで、今年はネモフィラを植えたのだそうです。
ネモフィラは北米原産の1年草で、爽やかなスカイブルーの愛らしい花です。和名は「瑠璃唐草」で、英名は「Baby Blue Eyes」。一面のブルーの広がりは目が覚めるようでした。
アップで見ると妖精のようなかわいらしい花で、白も一部混じっていました。
少し青空が出ましたので、空をバックに写してみました。
さらに奥の山間部まで歩くと、つつじの中のブルーがとても爽やかな感じです。