定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

イタリアドロミテスキー9)スキー7日目

2015-03-31 06:26:15 | スキー

3月18日、スキー7日目

    

 この日はコルチナダンベットのみで滑る別の班12名と合流して、大型専用バスで2時間ほど揺られて、コルバラの近くに到着。セラロンダ順周り(時計回り)コースをスタートです。ホテルからも見えるクリスタッロが眼前に近づいてきました。

    

    

  2日目に逆回りコースを経験していますので、似たような風景が目にとまります。が、ほとんど別のコースを一周することになり、間違えない様に案内板が色別に表示されていました。

     

 お天気にも恵まれて、360度の眺望です。アラッパ、セラ山群、サッソルンゴ、デラクローチェ、オーストリア山塊も見えていました。写真の岩山はサッソルンゴ( 3181m)。

   

                         

    眺望の良いレストランでランチタイム。ここのメニューでお見せしたいのが、この草鞋のようなミラノ風トンカツです。肉を薄くなるまでたたいて揚げたものらしく、その大きさにびっくりでした。デザートのフルーツポンチもたっぷりと・・・・

      

   外に出るとにぎやかな音楽が聞こえてきました。生バンドの演奏が行われており、思わず体が動いてしまいます。

     

     

     

    

    力をつけて、午後からまた滑走です。どこまでも岩山が続き、この日も25kmほど滑りました。

 

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イタリアドロミテスキー8) スキー6日目

2015-03-30 06:55:09 | スキー

3月17日、スキー第6日目。 

   

  私達のホテル「トリエステ」は三つ星のホテルですが、市街の中心からもそれほど遠くなく、食事の内容など、まあまあのホテルでした。朝、スキーの準備をしてから出発です。ファローリア&クリスタッロへ市内循環バスで行きました。御天気もまずまずの晴れ日です。

   

   

    

  ゴンドラに乗って、最初にファローリアゲレンデからスタート。後にトファーナが見えていました。さらにリフトで上ると名峰ソクラベスが現れ、その下にスキー場のゲレンデが広がっていました。昨日の雪がまだ残っていて、標高が高いためかゲレンデも良いコンディションで、快適に滑りました。

   

  愛媛県から参加のAさんは、とても賑やかで、心配りのある方で、周囲で笑いが絶えません。

   

  お昼頃、映画「クリストハンガー」の撮影場所になった「クリスタッロ」へ移動。映画の中ではロッキー山脈となっているらしい。)ここはイタリアのアルペンの英雄アルベルト・トンバが少年時代に練習したと言われる「トンバコース」が急斜面に見えています。

              

  田村さんの指示で、皆で思い切ってこの急斜面を滑り下りました。滑り終えてほっと見上げているところです。誰も転ばずに良く滑ったこと!

    

 少し早目にホテルに戻って、皆でショッピングの下見に街まで散策しました。

           

   少し歩くと大きな教会が見えてきました。

   

   ワインと果物の専門店です。

   

  その近くでベンチに座っているご婦人方。ショッピングに毛皮を着て出かけるなんて、さすがにイタリアです!ほっそりとした洒落たデザインのスキーウエアーが、目にとまりますが、なかなか日本人の体に合いそうにありません。

   

  大きなストアーまで案内され、ここで飲み物やお土産などを買いました。

   その後は山小屋ソンフォルガにバスで行き、フェローが提供したイタリアン料理を頂きました。

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イタリアドロミテスキー7) スキー5日目

2015-03-29 07:40:41 | スキー

3月16日、スキー5日目。今日は折り返し日で、ファッサのホテルから次のコルチナダンペッツォのホテルまで移動します。朝起きると何と雪が積もっていました。思いがけない雪に期待が弾みます。

 しかしドロミテ最高峰のマルモラーダへバスで向かう予定が、峠がクローズされていて、廻り道をしてチべッタで滑走することになりました。バスに荷物を置いたまま、この日もスキー滑走です。

   

 標高が低いので今朝の雪がゲレンデにも積もっていいコンディションに、皆、張り切っています。(田村さんの写真より)

   

  田村さんに「皆さん!オフピステの深雪を挑戦される方はどうぞ!」と言われて、まず夫がスタートし、続いて私と広島のSさんが滑りこみました。パウダーとはいかないまでもいい感触の深雪を久しぶりに感じながら、飛ぶように滑り降りると、見ていた皆から「さすが二セコ組だ。今までの滑り方とは人が違ったみたい!」と御世辞で褒められて嬉しくなりました。

  圧雪バーンも少し雪がのっていて、皆歓声を挙げて滑りました。

  (田村さんの写真から引用)

        

             

                  

                         

    お昼は皆の一番の希望のイタリアンピッツアを、本格的な窯焼きで12人でシェアーして5枚を平らげました。御値段もとても安くて一人8ユーロ。驚きです。

    

             

     

  このレストランはとても雰囲気のあるところで、壁のあちこちに素敵な飾りがしてありました。

     

   お腹いっぱいになってレストランを後にし、午後も十分滑って待っていたバスと荷物とともにコルチナダンペッツオに入り、フェロー指定の宿「ホテルトリエステ」に到着しました。

     

                    

    先日までのホテルと同様、ここでも食後、必ずデザートを10種類くらいの中から選ぶことができます。この日は、私は美味しいティラミス、夫は甘酸っぱい果物が載ったタルトです。

    今日も食事のことばかり書いてしまいました・・・・・

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イタリアドロミテスキー6)スキー4日目

2015-03-28 06:37:44 | スキー

3月15日、スキー4日目。

 この日はカレッツァエリアへフェローの専用車で15分かかって到着しました。

   

   リフトに乗って上に上がります。イタリアのリフトは6人乗りも多く、また、クッションが柔らかくて座り心地がいいので、素敵です。

   

   

  ここにも広いグルーミングされたバーンが広がっていました。日曜日とあって家族で来ている人が多い感じです。

   

   まず、名峰ラテマールをバックに皆で記念撮影(ガイドの田村さんのブログから拝借)。上部は意外に人が少なく、広いバーンを気持ちよく滑りました。

    

  お昼は田村さんんお薦めのレストランでランチタイム、大勢のイタリア人がいる中で賑やかなTさんの掛け声で、皆で乾杯!レストラン中が盛り上がってしまいました。

   

                               

  お薦めの海老やカラス貝入りのシーフードスパゲッティがとても美味しくて、人気がありました。

     

            

   午後は長いJバー(お尻にロープを挟む)にも挑戦して上ったり滑走したりで、楽しく滑りました。

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イタリアドロミテスキー5)スキー3日目

2015-03-27 06:50:14 | スキー

 3月14日、スキー第3日目のこの日は、南側のトレバりエリアに行きました。

   

  リフト乗り場に着くと、大勢の人と車が集まっていて何やらとても賑やかです。あちこちにイベント用のテントが張ってあります。どうやらあるスキーメーカ主催のスキーフェスティバルが開催されているようでした。

   

  幅広スキーやテレマークスキーなどたくさんの新製品が並んでいます。ワインも飲めるらしいと誰かが言っていましたが、先を急いでいるのでリフトに乗りこみます。

   

   上のスキー場に到着すると、かわいらしいイタリアの子供たちに出会いました。春休みなのか小学生までの小さな子供たちがたくさん滑っています。

   

   ここはファミリースキー場の感じでした。

               

  少し雲が湧いていましたが、いいお天気になりそうです。

     

  イタリアのスキー場は降雪機もあちこちに備えられて、雪が降らなくてもゲレンデの整備は世界の中でも抜群のようです。

     

                      

    ランチタイムのこの日は野菜スープと軽くサラダにしましたが、大きなお皿に山盛りで、二人では食べきれませんでした。

   

  午後も2時間ほど滑って下山すると、イベント会場はまだたくさんの人で賑わっていました。さっそくケーキと生ハムと地元の赤ワインをいただきましたが、その美味しいこと!ワインがボトル1本で8ユーロととても安く、6本購入した人もいました。

   テントの中に夫が待っていたものと同じZACのスキーが展示されており、担当者は日本人の客が同じものを使っていたと大喜びで、社長に報告すると言って一緒に記念撮影しました。

   

   会場で札幌国際スキー場へ行ってきたという女性が現れ、私達はニセコから来ましたと、話をすると、ニセコはいい雪だと、とても喜んでいました。

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イタリアドロミテスキー4)セラロンダ逆回り(その2)

2015-03-26 07:28:35 | スキー

  セラロンダを半分以上回って、ランチタイムになりました。

  

                          

  イタリアに来た以上、やはりスパゲッティを注文。ミンチの団子入りのスープはイタリア独特のもののようでしたが、私にはパン粉が多すぎるような感じでした・・・・

   

              

   暖かな日差しでまっ青な空の下、サッソンガー?を眼前にして、皆、気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました。

    

    

    昼食後、残りの1/3ほどを滑走します。黄色のウエアーのフェローのガイド、田村さんは、
大きな声で適切にガイドし、各人の技術を見ながらアドバイスして下さり、適任者でした。

    

    

    

  長い滑走を終えて15時半頃、やっと麓に下山しました。走行距離25kmほど。多少疲れましたが、皆、満足げでした!

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イタリアドロミテスキー3)スキー2日目、セラロンダ逆回り(その1)

2015-03-25 09:54:05 | スキー

3月13日第2日目。

 快晴の良いお天気に恵まれて、この日は逆セラロンダ(時計逆回り)に挑戦する日です。セラロンダというのはセラ山群を中心に約25kmを滑走するのですが、後半にも、もう一度時計周りに回る予定になっています。

  

  玄関口のカンピッテッロからまずロープウエイを2回乗り継いで登っていくと、

   

  セラ山群の3つの峰サッソルンゴが目の前に聳えていました。これから長い距離を滑走するので皆緊張していました。女性群優先でガイドの後に私が滑り、その後ろにY夫人が続きます。雪質は良く圧雪されているので固めですが、まあまあのコンディションです。

   次々に見える岩峰と広いゲレンデをお楽しみください。

   

    

    

    あちこちにこのような案内板が立っており、逆セラと順セラを間違えない様に表示されていました。

    

    

       

    

    

   イタリアの新しいロープウエイはさすがにカラフルです。

    

   そして、持ち込んだスキーの板を差し込む穴があいていたり、中心にはめ込んだりできるようになっていました。

   半分近く滑走してコルバラの街に到着。オレンジ色のゴンドラで一気に上がると、目の前に名峰サッソンガーが聳えていました。

    

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3月末の大雪

2015-03-25 09:48:58 | 別荘周辺

 イタリアから帰国した時は、かなり雪解けが進んでおり、日当たりの良い花壇では水仙の芽が出始めていましたが、その後ずっと雪がちらつき、今朝は3月末には珍しい大雪となってしまいました。

   

   

  ベランダのアカゲラもヨットも凍りついてしまい、寒そうです。

   

   

   階段にも階段下にも長靴が埋まってしまうほど雪が積もり、50cmほどの積雪です。

   夫は帰国後まだ体調が元に戻らず、ゴロゴロしており、写真整理も進んでいません。年だな~と、ぼやいています・・・・本来ならスキー場へ行きたいところですが・・・

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イタリアドロミテスキー2)スキー1日目

2015-03-24 20:12:38 | スキー

 3月12日。今日からイタリアスーパードロミテスキーが始まりました。今回のフェロースキーツアーの参加者は、九州から北海道まで50歳後半から70歳代までの11名で、女性は私とY夫人の2名だけでした。

   

 ホテルから眺めた景色で、朝陽が山を染めて良く晴れたスキー日和になりました。

   

 スキー第1日目はヴィーゴディファッサで足慣らしです。9日間のスキーパスを購入(シニア券で300ユーロほど)し、ゴンドラに乗って上に上がっていきます。

   

  コルチナダンペットをはじめとして14ものスキーエリアを擁するスーパードロミテは、コース総延長距離1220km、リフト・ゴンドラ数460基の世界最大級のスキーエリアです。

  広々としたスキーエリアとどこまでも続く岩峰の景観を見せてくれ、どの山も鋭く切りたって風雨に強いドロマイト(苦灰石)で出来ており、2009年には世界自然遺産に認定されています。期待と不安を持ってスキー開始です。

   

   ゴンドラを下りると岩峰が連なっていました。左後方に見えるのが最高峰のマルモラーダ(3342m)です。

   

  似たような岩峰が続き、説明されてもなかなか覚えられません。

   

   スキー場は広々としてどこも綿密に圧雪されており、深雪はありませんが気持ちよく滑ることが出来ます。

   

  カナッツェエリアを滑って一旦山を下り、かわいらしい列車バスで移動です。

   

   

   午前中十分滑って、

                

  眺めの良いレストランでランチタイムです。牛のすね肉と厚みのあるハムステーキ。ちょっとボリュームがありました。イタリアはスイスと違って安くて美味しいのが期待されます。

    

  昼食後の撮影タイム

    

    

    

  午後はブッファーレエリアを滑走しましたが、どこを見ても独特な岩峰が続きます。

    

    最後はこのコースを滑って終了。20kmほど滑走しました。

    

    夕食前に皆が集まって自己紹介をしました。一部仕事をしている人もいましたが、ほとんど定年退職をしていて、個性がある人たちのようです。驚いたことにフェロースキーツアーに全員が参加したことがあり、20回以上参加して世界中を滑った人達もいました。

   

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イタリアドロミテスキー1)出発からイタリア到着まで

2015-03-23 20:24:39 | スキー

 しばらくブログをお休みしていましたが、再開致します。

 3月10日から22日までフェロートラベルのイタリアドロミテスキーツアーに参加して昨夕戻ってきました。このドロミテスキーツアーは実は4年前に計画を立てていたのですが、出発前夜の3月11日にあの東北大震災となり、止むなく中止になった経緯があり、九州のY夫妻と一緒に今回再度のツアー参加になったのです。

 3月10日:成田前泊のためツアー前日に出発

 3月11日:イタリアドロミテ地域のヴィーゴディファッサ到着

 3月12日~15日:ヴィーゴディファッサ周辺

 3月16日:コルチナに移動してスキーツアー

 3月21日~22日:イタリアを出発して帰国
というスケジュールでした。スキー9日間はお天気に恵まれ連続20km-25km滑走の結構ハードなスキーツアーでしたが、最初から最後までハプニングありで、たくさんの写真を紹介しながら報告したいと思います。

 10日朝8時半ごろお天気を考慮して少し早めに家を出て車で新千歳空港に向かいました。その日の天気は道東は大雪でニセコ周辺は風が強いものの、雪はほとんど降っていませんでした。ところが美国の近くまで行くと道路整理の人にいきなり停止を命ぜられ、この先に雪解けで車が埋まって動けないところがあるので、引き返してほしいという。え?空港へは行けないの?と聞くと、札幌廻りですね・・・という答えに一瞬戸惑ってしまいました。

 しかし、もう一人の人が美国から廻り込んで5号線に出るルートがあるからそこに入ればいいですよと言われて、ほっとして少し遠回りをして、何とか予約していた空港周辺の駐車場まで到着。空港へ到着した頃から重い雪になり、激しく降り始めました。

 早々にチェックインして中へ入ると、午前中出発予定の飛行機がほとんど飛んでなくて、キャンセル状態になっています。滑走路が2つ共に閉鎖をして除雪をしているが、間にあっていないようでした。

   

 予定の成田行きの飛行機の出発時間は13:55でしたが、16時まで待っても出発の表示が出ず、結局キャンセルとなりました。羽田までは待機している飛行機があるので出発できるかもしれないと言われて予約を取り直して荷物を預け直しましたが、結局羽田行きを含めすべての便がキャンセルとなり、カウンターの前は切符の買い戻しと翌日の便への変更手続きの長~い列が出来ており、預けたスキーと重いスーツケースを引き取って、その列に並びました。

 更に2時間ほど待ってやっと、明日の成田便の予約が取れました。しかし、出発が9時50分で成田での乗り換えの時間が1時間20分しかないので、ルフトハンザ便に乗れるかどうか心配。幸いにANAとルフトハンザは同じ系列の飛行機会社なので、荷物はそのままするスルー出来ると聞き、一安心。悪天候なども考慮して成田前泊にするつもりが新千歳空港周辺で前泊となり、ホテルを探すのも容易ではありません。

 幸いにフェロートラベルの東京支店の担当者がいろいろと手配をして下さり、何とかホテルグランテラス千葉(以前の日航ホテル)に泊まることができました。長い一日でした・・・・

 翌日9時50分発の成田行きに乗るべく空港に着きましたが、除雪が間に合っておらず、やっと30分遅れで出発、機長のアナウンスでは成田10時到着予定だとか・・・これではルフトハンザ航空の10時20分発に乗れそうにありません・・・乗務員に相談して前の方の座席に交換してもらい、成田で急ぎ乗り継ぎカウンターに向かって歩き出すと、ルフトハンザ航空の女性が出迎えて下さり、6人ほどでカウンターまで走り走る!やっとの思いで成田を出発出来ました。

   

   

   

  飛行機から雪をかぶった山々がくっきりと見えていました。

  フランクフルト空港で乗り換えてベニス空港へ到着したのが17:55.

              

   到着時、ちょうど夕日が落ちるところで、やっと着くことが出来たという安堵感になりました。

   そこへフェローの担当者が出迎えて下さり、専用車で3時間半ほどかかってやっと宿泊のヴィーゴ・デ・ファッサのホテルに到着しました。

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