7月15日、朝起きると良く晴れており、これではどこか行かないと・・・と、急遽、チセヌプリ(1135m)に登ってみることになりました。朝食後9時20分に車で家を出て、山越えをしながら五色温泉を経て、ニセコパノラマラインを岩内方面に向けて上って行きました。
途中からチセヌプリの山容が見えてきました。チセヌプリはアイヌ語で「家の様な山」を表し、頂上が屋根形になっています。
緑が深まった景色の中にニセコパノラマラインが通っており、今日は海の日の休日とあって、自転車はおートバイで上ってくる人達が多いようでした、ニセコと岩内を結ぶコルに駐車場があり、すぐそばにチセヌプリ北口登山口があります。
両サイドを熊笹で覆われた山道を登っていくと、次第に岩がゴロゴロしたルートに変わり、時々よじ登ったりしてかなり険しい上りが続きます。帰りはとても大変だわ!と、思いながらひたすら上りが続きました。
時々高山植物に癒されながら、50分ほどで山頂に到着。案内書では約1時間と書いてありましたので、少し早目に着きました。山頂はかなり平たく広がっていました。
取りあえず、記念写真を撮影。残念ながら次第に雲が広がって、眺望は良くありません。
目の前にアンヌプリが見えますが、そのすぐ後ろに羊蹄山がうっすらと見えているだけです。このチセヌプリには3年前の3月に、夫と二人でスキーにシールをつけて、初めて登ったところです。シールをつけているものの急斜面のため、ジグザグに上り、やっとの思いで山頂までたどり着き、スキーで滑降したことを、思いだしました。
このチセヌプリは山スキーの若者達には人気の山で、雪山シーズンには沢山の人達が上っているようです。
山頂からは2つの沼(チセ沼)が見えていましたが、ルートがはっきりしないで、熊笹の中を漕ぎながら行かなければならないようで、諦めました。
下り始めた頃、少しアンヌプリの頂上近くが見え始めましたが、やはり羊蹄山はうっすらと見えるだけです。岩肌が白いのはイワオヌプリです。ゴロゴロした岩の山道を40分ほどで一気に駐車場まで下りてきました。