定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

紅葉の滝

2024-06-20 06:21:24 | 登山

 白樺山から登山口の新見峠まで戻ってきた後、車を蘭越方面に走らせて、数年前に行ったことがある「紅葉の滝」に下りてみることにしました。

 

 紅葉の滝への降り口は道路の右手にある指標に沿って、約10分程となっています。ところが、春の季節に滝まで下りる人は少ないのか?細い道が藪で覆われていて、ルートが分かりにくくなっていました。

 途中、「タニウツギ」や

 「ムラサキヤシオ」と思われるツツジの花を見ながらひたすら下りて行くと、河原に出ました。

 滝からの水の流れはかなり激しく、山伝いに4,5分歩くと「紅葉の滝」です。

 滝の高さはあまりありませんが、かなりの水量で流れ落ちていました。スローで撮影しました。

 滝つぼ周辺の様子ですが、水が透明で綺麗でした。

 紅葉の滝から戻りながら渓流を撮影。夏はきっと涼しいことでしょう。

 登り路に「フギレノオオバキスミレ?」と思われる小さな黄色い花が咲いていました。この日は2か所も歩いたので、少々疲れました( 一一)。

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白樺山登山3)ミヤマアズマギク

2024-06-19 06:00:34 | 登山

 白樺山の登山道が次第に開けてきましたが、付近一帯は靄がかかっており何も見えませんでした。

 登り下りがありますが、歩きやすい山道です。が、山野草が途切れてしまいました。そこへ

 会いたかった「ミヤマアズマギク」が! ミヤコワスレに似ている花ですが、薄い紫からピンクがかった色まで様々です。

 登るにしたがってアズマギクの「密生地帯」になっており、次々に「アズマギク」の7人姉妹や大家族が・・・・強風が吹いていましたが、背が低いので撮影中、あまり揺れませんでした。

  

 バックに山が見えなくて入りません( 一一)。しかし、たくさんの「ミヤマアズマギク」に出会えて感激でした(^_-)-☆。

 

 山頂近くになって濃い紫色の「ミヤマオダマキソウ」が・・・

 山頂の直下に目国内岳とシャクナゲ岳の道標がありましたが、私達にはこれ以上先に進む元気がありません( 一一)。

     

 山頂は大きな岩がゴロゴロしていました。視界は全くなく、帽子が飛ばされそう。以前白樺山に登ったのは7年ほど前です。



 山頂から下りかけたところで、やっと雲が晴れて「目国内岳」が見えてきました。

2年ぶりの登山でしたが、なんとか無事に登山口まで戻ることが出来ました。朝の散歩の効果が出たのかもしれません・・・「ミヤマアズマギク」の群落が一番印象に残りました。

 

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白樺山登山2)シラネアオイ、ハクサンチドリなど・・

2024-06-18 07:16:19 | 登山

 麓のクマよけの警笛音が次第に聞こえなくなった頃に、登山道の両脇にはたくさんの山野草が目を楽しませてくれました。



 一番逢いたかった「シラネアオイ」は、薄紫色の花を咲かせて、薄い花弁をひらひらとさせていました。

    

 ところが、もう時期が遅くなってしまったのか?「シラネアオイロード」には出会えませんでした。2年前に「シャクナゲ岳」に登った時には、山頂近くまで「シラネアオイロード」が続いていましたが・・・

 

 藤色の「チシマフウロ」があちこちに咲いていました。


 

「ハクサンチドリ」は、濃い赤紫色から薄い紫色の花が咲いて、綺麗でした。

5合目くらいまで上ると足元に「アカモノ」の可愛い花が・・・

「エゾカンゾウ」はまだ蕾がしっかりと閉じていました。夏になると咲いてくれるでしょう。

珍しい「ヤマホタルブクロ」のようです。

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白樺山登山1)新見峠の警笛音

2024-06-17 06:39:59 | 登山

 6月15日の天気予報は晴れ後曇り。16日以降は曇りや雨の日となっていましたので、「この日しかない!」と判断して、夫と二人でニセコ連山の一部の「白樺山(959m)に登ることにしました。

 2週間ほど前に登られたブログ友のYさんによると、登山道はシラネアオイをはじめたくさんの山野草が咲いて迎えてくれますよ!ということで、早いうちに是非登りたいと思っていたのでした。

 

 出発が8時近くになってしまいましたが、五色温泉を目指して車を進めていると、道路脇のあちこちに駐車している車の列がありました。どうやら熊笹の中に入り込んで「根曲がり竹のこ」を採っている人たちのようです。

 五色温泉を過ぎてニセコパノラマラインの神仙沼まで車があちこちに停車しており、さらに白樺山登山口の「新見峠の駐車場」まで車の列がありました。

 我が家から40分ほどで新見峠登山口に到着。ところが驚いたことにあちこちで警笛音がうるさく鳴り響いていたのです。

 

 何事か?と思っていると、「熊よけ」のためらしいことが分かりました。

 

 登山道に入ってもこのようにスピーカーが木にぶら下がっており、「タケノコを採るのに笹やぶの奥まで入り込んでいるのですか?」と、尋ねると、警笛音が聞こえる範囲まで移動するとのことでした。今年は熊の出現が多いので「新兵器」らしい・・・

 登り初めには小さな山野草があちこちに咲いていました。花の名前が間違っているかもしれませんが・・・
 

 「マイズルソウ」

 「ゴゼンタチバナ」

 「ツバメオモト」

 「オオカメノキ」

 

 「イソツツジ」もピンクの花を咲かせていました。

 嬉しいことにまだ桜の花も残っていました。

「ゲジゲジシダ?」

熊笹の中のタケノコも気になって「タケノコ目」になって探しながら歩いていると、目の前にダケカンバの枝がぬっと現れて、ぶつかりそうになりました。アブナイ!アブナイ!

 

 大きな倒木が道に横たわっていました。

 

 

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シャクナゲ岳登山6)山頂まで

2022-06-19 07:45:52 | 登山

 シャクナゲ沼の指標まで戻って、そこでRさんと別れてから二人で山頂まで急登しました。岩がごろごろした登りはかなり大変でした。

それでも振り返ると千島桜が満開で、

ムラサキヤシオツツジが咲き、

オオカメノキが紫陽花の花のように咲き、

 小さなヒメイチゲとハクサンチドリが足元に咲いていました。

 20分ほど歩いてやっとシャクナゲ岳(1073m)山頂へ。湧き出た雲の中から目の前に残雪の目国内岳が現れました。

 

 靄の中に神仙沼や羊蹄山の姿も・・・残雪があり、厳しい山でした。

 下りは長沼で一休みしただけで、1時間余りで一気に神仙沼まで戻りました。数年ぶりの登山でしたので、腿の筋肉痛が・・・

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シャクナゲ岳登山5)シャクナゲ沼

2022-06-18 06:45:48 | 登山

 シャクナゲ沼への下りは岩がごろごろした急坂で大変でしたが、その先の景色に目を奪われてしまいました!

 

  

 それほど大きな沼ではありませんが、ずっと奥へと広がり青空の下、コバルトブルーの沼に映り込んだ景色がとても綺麗でした(^_-)-☆。

ガスが抜けて、沼の一番奥に見えた山は「目国内岳」です。

左側は岩がごろごろしていました。

その上に「シャクナゲ岳」が見えていました。

 嬉しいことに沼の縁にチシマサクラとムラサキヤシオの花が!

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シャクナゲ岳登山4)シラネアオイとムラサキヤシオツツジ

2022-06-17 06:19:46 | 登山

 シラネアオイの群落は、少しずつですがずっと続いて、疲れを忘れさせてくれます。

 

 

 シラネアオイの花の色は登るにつれ、色が濃くなっている気がしました。たくさん載せすぎてしまいましたが・・・

 ムラサキヤイオツツジも目が覚めるような色でした。

  

  

 何とかビーナスの丘までたどり着きました。

 

 

 

 

 山のすそ野に靄が広がり、羊蹄山も見えてきました。まだ雪が残っていたのにはびっくりでした!

   

 そして、やっと山頂直下にシャクナゲ沼の指標が・・・途中で会った男性に、あと20分程と励まされて沼に下りることにしました。

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シャクナゲ岳登山3)シラネアオイロード

2022-06-16 09:35:56 | 登山

 シャクナゲ岳登山で、思いもかけずたくさんの「シラネアオイ」が咲いていました。白樺山だけでなくこの一帯は「シラネアオイ」の群落地のようです。

     

      

 次々に「シラネアオイ」が咲き続け、まさに「シラネアオイロード」。疲れていたRさんもシラネアオイに釣られて、撮影しながら何とか登っていました。

  

 

 

 何とも美しい赤紫色です。

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シャクナゲ岳登山2)長沼からシャクナゲ岳

2022-06-16 08:47:25 | 登山

 谷地から神仙沼を通り抜けて下り、新見峠に入る道路曲がろうとした時、6台ほどの車が入り口で停車していました。見るとゲートがあり、通行止め。どうやら昨日夕方からいきなり遮断されて、何も表示されていません。上の方にタケノコが沢山採れる場所があり、それで集まっていたようでした。どうやら道道岩内蘭越線は来春まで道路工事の為通行止めらしい。ガーン!!

 仕方なく神仙沼に戻り、長沼を通ってシャクナゲ岳に登ることにしました。新見峠から白樺山へは1時間程度で楽に登れるはずでしたが、シャクナゲ岳はその倍くらいかかります。シラネアオイロードも見れません・・・

 仕方なく神仙沼に戻り、長沼経由でシヤクナゲ岳に登ることに。神仙沼の木道ではムラサキヤシオツツジが出迎えてくれました。長沼で軽く朝食タイムを取りました。

 長沼にはチセヌプリの全容が映り込んでいました。緑の葉が生い茂る長沼のわき道を通り抜けます。

 シャクナゲ岳へのコースは次第に急になってきましたが、エンレイソウや可愛いスミレ(タチツボスミレ?)やエゾイチゲの群落がホッとさせてくれました。

 小さな苺の花

 天ぷらにすると美味しいコゴミ、

 白い小花がたくさんついた「ツルシキミ」

ところが、山登りに慣れていないRさんが、次第に腰痛で足が進まなくなってきました( 一一)。

 

 

 

 

 

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シャクナゲ岳登山1)朝靄と雲海

2022-06-15 06:39:48 | 登山

 6月14日、ニセコ連山の中の白樺山は登山にも手ごろな山で、今の時期は「シラネアオイ」の群落が美しいと聞き、久しぶりの登山をすることにしました。写真友のRさんを誘うと、「1時間ぐらいの登山なら何とかついていきます。」というので、3人で朝5時に出発しました。

 五色温泉方面に山道を車で行くと、道路のあちこちに駐車している車が・・・全部で50台くらいは止まっていたよう。どうやら、根曲がりタケノコ採りの車らしい。

 五色温泉を通り抜けて、ニセコパノラマラインの途中では、眼下に雲海が広がっていました。車を停めて昆布岳などを入れて撮影。こんなに広がった雲海はなかなかできないでしょう。運が良かった。

 谷地まで行くと、駐車場に15台くらいの車が・・谷地は眼下に熊笹が生い茂る広い場所で、根曲がりタケノコが採れる名所ですが、毎年行方不明者が出ているという危険な場所です。

 熊笹を覆うように朝靄が広がり、神秘な感じの景色になっていました。二子山のような形の山は「ニトヌプリ」でしょう。朝靄は次第に薄れてきましたが、この靄の下でタケノコ採りをするのは大変な仕事でしょう。かなり本職でタケノコ採りをしている人も多いそうです。

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