9月23日の4時に起きて、関東から来られた登山仲間6人は、我が家を4時半に出発し、比羅夫コースから登ると言って車で出かけて行きました。
羊蹄山には避難小屋があるため、午後から登る人達も多いのですが、水や食料を全部持ち込まなければならないため、ほとんどの人達が早朝に出発します。気になるのはお天気で、数日前までは晴れマークがあったのですが、当日の予報では、曇りで15時から雨と雷の予報になっていたのです。
私は最近体力が落ちているし、夕食のバーベキューの準備をするため、留守番でした。
後から聞いたのですが、先日の台風の通過で、半月湖周辺は倒木が多くて、1合目までは倒木を何本もまたいだり、倒木を避けてジャングル状態の藪の中を登ったりしなければならず、元のルートに戻るのが大変だったようでした。登山口の駐車場までも車で行くことが出来なかったそうです。
5時間ほどで9合目まで登ったそうですが、強風で視界も悪いため、ここで登山を中止して下りたようでした。このコースは下りもかなり急斜面が多いため、結構疲れます。皆は倶知安温泉に入って疲れを癒してから、戻ってきました。
寒さを覚悟して皆上着を着込んで、「北海道らしいバーベキューだ!」と、ホタテ、牛ステーキ、鶏手羽先、カボチャ、ジンギスカン、玉葱、イカ、トウモロコシなどを食べ、ほとんど完食しました。蒸かしたジャガイモをアルミ箔に包んでもう一度温めて、塩・バターにイカの塩辛をつけたのも好評でした。
最後に炭火で焼いた秋刀魚の塩焼きを食べる頃には、雨と雷がゴロゴロとなって、さすがに寒くなりました。家の中に入っても話が続き、八洲秀章が好きなSさんを中心に「山の煙」や「あざみの歌」などの歌まで始まって、和やかなひと時でした。
翌日、朝食を食べた後、ガイドのKさんが「山葡萄」を採りたいというので、咋年採った場所に行ってみましたが、葡萄の葉は紅葉しているものの、今年はほとんど山葡萄がぶら下がっていません(ーー;)。
どうやら今年は6月ごろに雨が続いて、実がほとんど付かなかったようでした・・・
それでも皆で10房ほど見つけて、満足できたようで、果実酒に氷砂糖と一緒に漬け込む人や、砂糖をまぶしてチンしてジャム状のものを食べてみると言って持ち帰っていました。
いつもの花園牧場から羊蹄山が見えていましたが、残念ながら山頂は雲がかかっていました・・・・ 夕方の飛行機の時間までゆっくりできると言うので、この後は車で「神仙沼」に向かいました。