現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

真如苑と朝起き会

2007-07-25 07:23:07 | 心の問題
真如苑と朝起き会、学びは共通する。「他人の悪を云わず」
「人を責めない」「不幸な出来事もあるがままに受け入れて、
明るく生きる自立の道を見つける」そういう会だが、
インターネットを見ると誹謗中傷記事も多い。それらの声に
反論しないのも両者の共通点。

茶筒を上から見て「丸い玉だ」という人、真横から見て「いや
四角い箱だ」と言い張る人。どちらも中身を見ようとしていない。
私は、いいとこ取りで「虚無僧とは」に取り組んでいる。

虚無僧も、「怖そう!」と見る人もいれば、「修行僧」と見て
手を合わせてくださる方もいる。無関心を装う人、さげすんで
ツバをかけていく人もいる。何事もあるがままに受け入れ、
腹を立てない修行なのだ。

実は私は短気で、キレル性格なのだ。会社勤めをしていても
三年に一度は上司に物を投げつけて喧嘩し、出世を棒に振った。
妻にも子どもにもDVで捨てられた。そういう性格だからこそ、
真如苑で仏の心を学び、毎朝の洗顔、つまり、朝起き会で、
昨日の反省と今日の誓いが必要なのである。虚無僧修行は
その実践。最近ようやく心優しく、穏やかな日々を過ごせる
ようになった。感謝である。