現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

サウジアラビアのTV番組「改善」

2013-05-06 13:34:47 | 地球人類の問題
サウジアラビアのTV番組『改善』

戦後の驚異的発展を遂げた日本に学ぼうと、
サウジアラビアのTVが日本を取材。

TVキャスターが見た「驚くべきニッポン」とは。
小学校で生徒たちが靴を脱いだらきちんと下駄箱に
入れていること。日本では子供もやっていることが、
サウジでは、モスクにはいる大人たちでも、脱ぎっぱなし。

そして教室の掃除。清掃員を雇わず、子供達が
授業が終わると、自分達の教室をきれいに掃除して
帰る。それも楽しそうに掃除をしている。

アンビリバボー(信じられない)。この映像を
教育大臣のファィサル王子に見せて、サウジでも、
小学校で掃除を子供たちにさせてみた。すると、
「家庭での態度も良くなった」と評判は上々。
今年、サウジで掃除を導入する小学校は 640校に
増えたという。

この他、公演にゴミが落ちていない。子供が落として
散らばったお菓子も、夫婦できれいに拾って、袋に
入れて持ち帰ったシーンなど「信じられない!」の
連発。

こんなシーンは日本でももう珍しくなったかと
思っていたが、まだまだ日本は捨てたもんじゃない。
こういう番組こそ、もっと流してもらいたい。

一方中国のTVでは、中国人のマナーの悪さ、
地下鉄の中でピーナッツを食べ、皮をボロボロに
床に撒き散らし、それだけでない、ななななかんと、
地下鉄の車両やホームで、子供に大小便をさせる
映像が次々と。いやはや日本でよかった。

コスプレと虚無僧

2013-05-06 12:37:27 | 虚無僧日記
「コスプレ(cosplay)」って、和製英語だが、今や世界で
通用する単語だそうだ。

領土問題で悩ましいロシアと中国でも、日本のアニメは
大人気で、その主人公に扮した「コスプレ大会」が盛んに
行われているとか。

私も数年前、モスクワに行った時、セーラームーンに扮した
女の子が寄ってきてサインを求められた。日本語が上手なので
聞くと「アニメで覚えた」という。

今や、イベント会場でなくとも、人の集まるところで、
コスプレを見かけるようになった。

みな手作りとのこと。虚無僧の私を見て「それ(天蓋、偈箱)も
自分で作ったんですか~?」と質問された。(「偈箱」だけが
手作り。昔の虚無僧は着物と帯、足袋以外、天蓋、偈箱に
尺八までも手作りだった
犬山でも、アニメの画像そのもの、人形かと思うほど、
完璧なコスプレに出会って、びっくり。最近の女の子の顔は、
目が大きく、富みにアニメの顔に近づいてきた。


中国で「アニメ・フェスタ」

名古屋大須「コスプレ大会」


5/5 名古屋城古武道大会

2013-05-06 09:11:05 | 虚無僧日記
毎年5月5日は名古屋城で「古武道大会」。
今年も開会式での「奉納吟」に尺八伴奏を
務めさせていただきました。

100mほど離れた広場では、「信長、秀吉、
家康、前田利家」他「戦国武将隊」の演技。
そちらには黒山のひとだかりですが、まこと
本物の「古武道」を見にきてくれる方は
少のうございます。

「ザンネンです!どうして“本物”には 人は
集まらなく“偽物の演技”に人は集まるのですか」。
(きみまろ)

「本物は もう“消費期限・賞味期限切れ”です。
新しい価値を生み出していかなければ、飽きられ、
見向きもされなくなる」ということです。

ロシアやポーランド、アメリカでも日本の武道は
盛んです。彼等には“新鮮”なようです。


午後は「大須」へ。ここは「浅草」と「巣鴨」と
「秋葉原」を合わせて「5で割った」ような
ところです。こうした商店街としては、奇跡の
復活を遂げたところとして、注目されています。

しかし、虚無僧の似合う町だったのですが、近年は
若者の町となり、虚無僧も居場所がなくなりつつ
あります。

虚無僧が新しく変身しなければ、ますます隅に
追いやられる。“変身願望”の虚無僧です。

5/4 「山内達哉と愉快な仲間達」ライブ

2013-05-06 08:42:10 | 虚無僧日記
5/4 犬山から帰り、着替えて天白へ。

ライブハウス「SunnySide」で 「山内達哉と
愉快な仲間達」
のライブに行ってきました。

ヴァイオリンの「山内達哉」氏のバックで、私の愛弟子
「大河内淳矢」君が尺八で出演しました。彼ににとっては
名古屋で初めての公演です。

彼は18歳で尺八を初め、半年後には『春の海』を
吹いたという天才。

桐朋音大の邦楽科でに進み、NHK邦楽技能者
育成会も出て、プロ活動をしています。

もう我々旧世代とは、尺八の音質もテクニックも
異なり、新しいサウンドで、よくここまで進歩したものと
ただただ感心します。

彼等若い世代がもっともっと活躍できる場があったらと
師匠として忸怩たる思いです。