現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「汚職・腐敗番付」日本は18位

2013-12-03 20:38:50 | 社会問題
北朝鮮、3年連続ワースト=日本は清潔度18位に後退―世界汚職番付(時事通信) - goo ニュース


世界各国の汚職や腐敗を監視するNGO「トランスペアレンシー・
インターナショナル」(本部ベルリン)が、2013年の
「汚職番付」を発表した。それによると、

177カ国のうち、最も腐敗している「清潔度最下位」は、
「北朝鮮」と「アフガニスタン」「ソマリア」の3カ国。

1位は「ニュージーランド」と「デンマーク」。
ニュージーランドは8年連続1位。
3位は「フィンランド」と「スウェーデン」。
「ノルウェー」と「シンガポール」が 5位。
北欧各国が上位を占める。

そして、日本は、昨年から順位を一つ落として18位。

続いてアメリカ19位。韓国は46位、中国は80位。

ロシアは127位。ロシアは警察官が公然と“袖の下”を
要求してくるからノォ。

ウ~む、日本は微妙な位置。オリンピック招致のプレゼンで
「清潔な国」を公言したからには、せめて10位以内には
はいりたや。政治家への賄賂や談合など 厳しく監視されて
いると思うが、「徳洲会事件」などをみると、まだまだかいな。



 

楽器の音量調整

2013-12-03 11:52:07 | 虚無僧日記
「アイリッシュ・ハープ」が 今 流行っているそうな。ハープは
持ち運びが大変だが「アイリッシュ・ハープ」は、膝の上にも乗る
ほどの小さい竪琴。12世紀にアイルランドで流行った古楽器で、
音量は小さい。

(社)実践倫理宏正会の新聞「宏風」のコラム欄に「アイリッシュ・
ハープのコンサートを聴きに行ってきたが、伴奏のアコーディオンや
ギターの音が大きく、肝心のハープの音が聞き取れなかった」。

そして、そのことを例に、「脇役(班員)は主役(班長)を引き
立てる役割に徹すべし」というお話が載っていました。

私も若い頃は、尺八をブーブー吹いて 音量を誇示し、糸方に
嫌われた苦い経験があります。今では、古曲なら古管でしっとりと
箏を引き立てるように吹く。これが歳 相応の ゆとりある芸。

さて、12月8日は、「ウィルあいち」の大ホールで「平塚芳朗」氏
と門下の「箏・尺八コンサート」。こちらは大編成で大音量。
マイク無し。とても普通の尺八では太刀打ちできない。

そこで、尺八をあちこち削ったり埋めたり、大改造をして
ようやく完成にこぎつけた。

宮本武蔵が、吉岡一門と対戦する時 「二刀流」を編み出し、
佐々木小次郎と対決する時は、舟の櫂(かい)を削って、
小次郎の長刀より長い木刀を得物にしたように、曲に応じ、
舞台に応じ、メンバーに応じて 尺八を取り替えるのが
私の流儀。



『人生はニャンとかなる』

2013-12-03 11:36:01 | 虚無僧日記
『人生はワンチャンス』に続くヒット『人生はニャンとかなる』という
本を入手した。サブタイトルは「明日に幸福を招く68の方法」
水野敬也・長沼直樹著

前回はワンちゃん。今回は猫バージョン。猫好きにはたまらない。
猫の写真に添えられた一言が面白い。

子猫がマイクに向かって大きく口をあけている写真に添えられた
言葉は「小声なら愚痴、叫べばロック」。これが私の選んだ一点。

そのほか、「つらいときは、試されているとき」「なめられてる
ぐらいがいい」「人生は、ニャン度でもやり直せる」「別れは、
スタート」「一度サボるとくせになる」「終わったことは洗い流そう」
と、人生を気楽に生きるヒントがにゃんとも沢山。励みにも癒しにもなる。


著者の「水野敬也」は 慶応・経済卒。著書には200万部を突破した
「夢をかなえるゾウ」(飛鳥新社)。「人生はワンチャンス!」(共著、文響社)。
「雨の日も、晴れ男」(文春文庫)他。

「水野敬也」のブログも見てみた。ブログのタイトルは『ウケる日記』。
でも「ニャンだか、本のイメージとはニャーワン」。




「高円宮妃」のプレゼンが絶賛

2013-12-03 09:48:16 | 地球人類の問題
「滝川クリステル」の「おもてなし」がオリンピック東京招致の
決定打と騒がれているようですが、どうしてどうして「高円宮妃」の
スピーチは圧巻でした。ネットから私同様の意見を集めてみました。
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始まりから終わりまで一点のよどみなく
流れるような仏語と英語のバランス

姿勢、眼差し、東洋の微笑
上品な服装と、控えめなアクセサリー
明解な単語、間とリズム、抑制の効いたアクセント
負けが許されないこの局面でこの余裕
語られる言葉は、オリンピック精神の本質にせまる
 
右胸に輝く、日本列島を模ったブローチ。
そのブローチに日本を代表し、一人立ち向かう「責任の重さ」を知り、
妃殿下の「覚悟」を見る。

真剣勝負で、刀の替わりに、空前絶後の「エレガンス」を
抜いてみせた。誰も傷をつけずに

オリンピックがやって来ることの歓びと、それ以上に
「日本人で生きることの意味と価値」を高らしめる。

「凛」とした大人の日本女性だけが持つ知性、優しさ、
慎み深さ、強さが加わって、誠実さ、真剣さ、説得力が
生まれる

付け焼刃の演技では決して出てこない本物の輝き、
世界トップレベルの「エレガンス」がそこにあった

最後の言葉 ”Merci” の響きに
「オーラ」は放たれ、IOCの魂に触れる

これぞ最高の日本人スピーチ!
感謝で始まり、感謝で終わる。

完璧を超えて、圧倒、圧巻!

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このコメントに涙が出ました。
昭和39年の「東京オリンピック」を知っている私としては、
「二度目」には もう関心は無かったのですが、「高円宮妃」の
スピーチに感動し、オリンピックに期待をかけるようになりました。
7年後、生きてるかな?