現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

コロッケ「新春公演・しあわせ地蔵」

2013-12-30 09:59:52 | 虚無僧日記
中日劇場「新春特別公演」は、“ものまね”のコロッケ。
座長公演の10回目となる。中日新聞に宣伝を兼ねて
自身の思いが掲載されていた。

「私自身が続けてきたというより、お客さんに育てて
いただいたからこそ。第一部の芝居は『しあわせ地蔵』。
心優しい一太郎が、実は殿様の御落胤だったというセッテイ。
人として忘れてはいけない思いやりや、長年頑張っていれば
報われるとか、親子の情愛を伝えたい」と

そして「『相手が一番、自分は二番』という劇中のセリフを
実生活でも心がけている」と明かす。

「公演でお客さんのノリが悪いと思うのではなく、伝え
きれなかったと考えれば、次につながる。自分が穏やかになり、
芸を精進する気持ちにつながる。相手を立て、自分が引く、
一太郎で、そんなところを気づいてほしい」と。

(私も同感です)

また、第二部のショーでは『ものまね“楽”語』を初披露する。
古典落語を元に、登場人物の声を 田中邦衛や 淡谷のりこ、
志村けん のものまねで語るというもの。コロッケならではの芸。

前回も観たが、ますます磨きをかけたコロッケの舞台、
ぜひ観たいものである。


1月4日(土)~29日(日)栄・中日劇場
【A席】13,000円 【B席】7,000円


(追記)

「綾小路きみまろ」は「私がここまでになれたのは、
 本日、この会場にお集まりいただいた大勢のお客様方の
“前で”、こうしてしゃべっている“私”の力です」と
言って爆笑を得ていた。「きみまろ」のギャグは どぎつい。
コロッケは、同じ苦労人でも、心優しいものがある。