ヤクルトの〇〇さんが、久しぶりに
訪ねてきてくれた。「そろそろ来るかな」と思っていたところ。
まさに 「やぁくると(ヤクルト)思った」だ。
彼女は、いつも満面の笑みをたたえて お客に真剣に接する。
明るく元気な声で「牧原さんお元気でしたか。しばらくお会いして
なかったので、お顔を見にきました」と、ニコニコ笑顔で云われると、
有り金全部はたいて 買ってあげようとしてしまう私。その私に
「全部(お金を)使っちゃダメですよ」と、品物を少なめに置いていく。
その心根がすばらしい。
「いつもニコニコ、その笑顔は、営業用? 家でも 24時間そうやって
笑ってるの?」などと、失礼な質問をしてしまった。
「はぁい」と目を細めて笑う。「お姑さん、お舅さんとも、こんな調子で、
なんでも話ししますよ。心の中に貯めてるのは、お互い、イヤですからね」と。
なんでも率直に口にして云えば、夫婦けんかも、子供とのいさかいなども
ないという。「何でも云う」とはいっても 遠慮もなくズケズケ云うのではなく、
こうしてニコニコ笑顔で云えば、角も立たないのだろう。
世の中に そんな円満家庭があるとは。 そんな彼女に心救われる思い。
私にとって天使のような彼女だ。