現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

松蔭高校和太鼓部の公演に尺八

2018-01-21 22:15:00 | 虚無僧日記

松蔭高校 和太鼓部、3年連続全国大会出場、昨年は準優勝。

今年も東海地区大会で優勝し、全国大会出場決定の実力。

本日 名古屋市文化振興協会主催で中村文化小劇場(350席)で公演。

客席は超満員、立ち見も。さらに入りきれない人がロビーに数十名ほど。

太鼓の中に「尺八も入れたい」とのことで 昨年5月から私が指導して8カ月、

6人中、男子は1名のみ、あと5人は女子。

本日初お披露目。太鼓を叩き、笛を吹き、舞台上を飛び回っての

激しい動きのすぐ後で、尺八。10回ほどの練習でここまでやる。

その能力の高さには驚き。

松蔭高校和太鼓部では地元の○○神社に伝えられてきた神楽を復元し、

それに さまざまな演出を加えて ショーとして見せられるものにまで

仕上げてきた。ところが 地元の神楽保存会からは、「本来のものとは違う」と

クレームが来て、○○神楽の名を冠することはできなくなったとか。

その○○神楽など私は 地元にいて見たことも聞いたこともない。

伝統と伝承。古いままでは廃れるばかり。こうして若者達によって息を吹き返し、

そしてその名が広まる。それでいいではないかと思う。

結局「松蔭流神楽」としてあちこちにに招待され、名古屋では有名になっています。

〇〇神楽の方は、もう笛も太鼓も伝承者がいなくなり、廃れたとのことです。